ミステリーデス……怒濤の○○○ツアー -その6-
これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5-
翌朝の出発時間は午前9時。どちらかというと、遅い時間といえるだろう。6時半に起きて風呂に入り、ゆっくりとバイキングの食事をしてからバスに乗り込む。天気は快晴! すでにミステリーではなくなってしまったミステリーツアー(笑)であったが、バスの座席が日ごとに変わって何処に座るか分からないという、ささやかなミステリーが用意されていた。
部屋の窓から、オホーツク海。
乗ったらすぐ、という感じで予定時刻より5分早く出発。外の温度計が、0.9度を指している。しかし日差しがあるせいか、さほど寒くは感じない。
知床の山々。
「えー、皆さんおはようございます」
メガネ男がマイクを握る。「よくお休みになれましたでしょうか。まずはお世話になりましたホテルの方々にですネ、天皇御一家ばりのご挨拶をお願い致します。顔より下で手を振るのがコツですネ」
ある意味、今回の旅最大のミステリーは添乗員たる、このメガネ男であった。何がというと、
とにかく無表情。
なのである。表情にも口調にも、全く自身の感情というものを表そうとしない。そのくせ、たまにマイクを握った時にはさりげなくひとネタかましたりして、それなりの笑いを誘っていくのだ。良い見方をすると職務に忠実。悪い見方をすると、「オレもう必要な事以外しないけんね」、とそういうタイドに見えなくもない(笑)。どちらかというと後者の香りが漂ってくるが、しかしまぁそれはそれで、文句ないのであった。
本日の行程は、オシンコシンというまるで漬け物のような(笑)名前の滝を経由して屈斜路湖へ向かう。川湯で昼食を食べ、硫黄山と摩周湖をチラ見した後、阿寒湖で一泊! というもの。
正直、オシンコシンの滝は側を通っている国道からも見えるので、一人で行った時にはさして止まってまで見ようとは思わなかった(爆)。ニュースによるとこの時、知床の海岸には大量のサンマが打ち上げられていたはずなのだが、そんな事全く知らないワレワレは、海の方なんて見ようともせず滝ばかり見ていた。実に悔やまれるハナシである。
オシンコシンの滝。大定番(笑)
オシンコシンから屈斜路湖までは、1時間半程かかる。その間、バスガイドさんが大活躍! 今日の座席が結構前だった事もあって、退屈する事もなく屈斜路湖畔に到着! 砂湯である。ここは一昨年に雨の中立ち寄った懐かしい想い出の(?)地。ここでの見所は、何と言ってもその地名が示すように「水辺の砂を掘ると温泉が湧いてくる」というものだが、実はこの季節ならではのものがあるという。また白鳥である。
屈斜路湖風景。
濤沸湖程ではないが、屈斜路湖も越冬地として有名らしい。温泉が湧いているだけ、場所としては格が高いのか(笑)。しかしここの白鳥、
やたら図々しい人懐っこい。
濤沸湖の白鳥はヒトの手から直接はエサをもらおうとしなかったのだが、ここのは遠慮なく首を伸ばしてくる。相棒がパンの耳を買ったので少しもらって手に持っていると、
指ごとクチバシで持っていかれる(汗)。
そのくせ、追いかけると逃げやがる。うーむ。かわいくないぞ、オマエら!
ひとしきり白鳥と戯れた後は(こないだも言ったが、とりあえずしっかりと楽しんでいるのだ 笑)、お待ちかねの昼食! である。実はこの昼食、ツアーに組み込まれてはいるものの、我々には選択の余地があった。話は昨日のバスの中にさかのぼる。メガネ男がマイクを握った。
「えー、皆様、明日の昼食の事についてですネ、お話させて頂きたいと思います。昼食はですネ、別料金となっておりまして、御希望の方には一応二つのコースをご用意させて頂きました」
配られた紙を見ると、基本的にはジンギスカン焼(鍋ではない)なのだが、食材によって値段に差があるのだ。
「えー、もちろんですね、絶対にどちらかを選んで頂く、というワケではございません。現地で自由にお食事をして頂いて結構でございますが、近辺でお食事処はあまりありません。またお時間の事もございますので、申し込んで頂いた方が、安心してご旅行をお楽しみ頂けるト、ワタクシはそう思うのですネ」
うーむ。言葉は丁寧であるが、これってある意味オシツケではないか!?
そう思わないでもなかったが、我々は何の情報も持たない哀れな子羊(?)。渋々……というのはウソで、
「ジンギスカンが食べられるなら、よいではないか!」
と、むしろ喜々として「高いのと安いのを頼んでみよう♪」などと言っていたのである(笑)。
しかしそれとは別に、僕はせっかく北海道に来たからにはぜひ食べておきたいものがあった。ラーメンである。とはいえ、「札幌ラーメン」と「旭川ラーメン」の違いも分からないワタクシ。とりあえず食べられれば満足(爆)なのであります。昼が別料金だというのは聞いていたので、「だったらラーメンだな!」と思っていたのだ。何しろ自由時間が少ないので、昼くらいしか食べるチャンスがないのである。
時間は戻って、バスは昼食場所であるホテルに到着した。「川湯温泉」というれっきとした温泉地であるのだが、かなりひなびている(汗)。こういった雰囲気も悪くはないが……ちょっと、寂しすぎかも。窓から外を見ていると、見つけてしまった。
ホテルの正面にラーメン屋あるじゃん!(怒)
嗚呼ラーメンが去っていく……。
↓ランキング参加中です! よろしければ、クリックをお願いします!
人気blogランキングへ
| 固定リンク
「旅どう。-怒濤の○○○ツアー-」カテゴリの記事
- ミステリーデス……怒濤の○○○ツアー -最終回-(2006.12.13)
- ミステリーデス……怒濤の○○○ツアー -その9-(2006.12.12)
- ミステリーデス……怒濤の○○○ツアー -その8-(2006.12.11)
- ミステリーデス……怒濤の○○○ツアー -その7-(2006.12.08)
- ミステリーデス……怒濤の○○○ツアー -その6-(2006.12.07)









コメント
とても楽しく読ませていただきました。
私も先日知床旅行をしてきましたが、やはりオホーツク海に沈む夕陽はすばらしいですね~。
オシンコシン館で「サーモンチップ」は買いましたか?
実はそこにしか販売していない「限定モノ」らしいですよ。私も購入しましたが、味はかなりイケてました。
・・・しかし、この時期の知床は寒いですねぇ。
今度は夏に行きたいものです。。。
投稿: うぱるぱ | 2006年12月 7日 (木) 18時20分
コメントありがとうございます。サーモンチップ、買いましたよ!(名前をド忘れして、文中にはでてません 笑)
いろいろと情報が入るので、ツアーもいいもんですね。次に行く時は、個人だと思いますが……(笑)。
投稿: K.N | 2006年12月 7日 (木) 18時31分