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2007年9月20日 (木)

「旅どう。アーカイブス」始めます。

以前告知した通り、別のHPに掲載していた過去の旅記録を、改めてこちらに掲載していこうと思います。ええ、自己満足です(爆)。

これは2003年、僕がカプチーノを手に入れて、初めて自分のクルマで北海道を一週間旅した記録です。オープンカーで北海道を、思う存分ひた走る! その夢をかなえた瞬間です(笑)。総走行距離は、3,000kmを越えました。

なにぶん古い記録なので、書いてある情報が現在も通用するかどうかは分かりません。あくまで「2003年時点での」という事を御承知の上で読んで頂けると幸いです。

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〜前書き〜

何故かこれまで、北海道と沖縄には縁が無かった。陸続きでないから、という理由が一番もっともらしいが、実際のトコロはよくわからない。      

今回、一週間の遅い夏休みに北海道を選んだのは、まずカプチーノを買った、という事がある。オープンで、広々とした大地を思う存分走り抜ける。オープンカーを所有している者なら、必ず一度は夢見ることだろう。       

そして、一人旅である、ということ。自分の中には、「一人旅はまず。北へ向かわなければならない」という、覚悟にも似た思いがいつの頃からかあった。これまでハッキリと意識したことはなかったのだが、改めて考えてみると私のこれまでの一人旅は全て、「まず、北に向かう」事から始まっているのだ。 

そしてまた、私は北へ向かう。



■1日目(自宅〜大洗)
別に外国に行くわけではない、と何度も口に出して解っていても、何度も荷物を確認してしまうのは、旅慣れていない身の哀しさというものか。

気が付くと、荷物はかなり大量なものになっていて、果たしてカプチーノの小柄な車体に詰め込めるのだろうかと不安になってしまった。助手席の足下に寝袋と銀マット、それとトランクにテントとリュックを詰め込むと、思ったよりはまだスペースがある。オープンにした時の屋根の置き場所を考えると、そうでなくては困るのだが。

朝からどんよりとした曇り空。肌寒いのは着るものをある程度北海道仕様にできるからいいやと思っていたら、その内に雨が降り出し、出発する頃には本降りになってしまった。ニュースによると、台風が近づいてきているのだ。

Yokohama





自宅前にて。雨が降り出す・・・・・・。


しかしまぁ、北海道に影響はないだろう・・・・・・。
そんな甘い考えを持ちながら、12時30分、横浜の自宅を出発。首都高速横羽線、三ツ沢入り口から湾岸線へ。湾岸からC2を経由して・・・・・・と思っていたら、何故か辰巳Jctから9号にのっかってしまった(爆)。しかし慌てず騒がず、9号から6号を経由してC2へ(内心はヒヤヒヤものだった)。

道案内の電光掲示板に注意しながら走っていると、「地震発生 走行注意」という表示がいくつも目に飛び込んでくる。あとで聞いたところによると、13時頃に千葉県沖を震源とする、震度4の地震があったという。台風に地震。この旅行、どうなることやら・・・・・・。


雨は段々と激しくなる。その後は道を間違うことなく常磐道から北関東自動車道へ。水戸大洗ICで高速を降り、大洗フェリーターミナルを目指す。情報を仕入れた旅系HP等の情報から、3〜4時間はかかると見込んでいたのだが、実際には2時間半、14時50分には到着してしまった。飛ばしすぎ?(汗)

すでに数台のクルマが並んでいるものの人影はまばらで、乗船手続きも他のサイトで言われているほど時間もかからずアッサリと終了。16時半の乗船時刻まで、時間を持て余す事となってしまった。

が、実はこのサイトを見てくれていた茨城のカプチーノオーナー、西風さんが見送りに来てくれる、という事になっていたのだ。しかしよく考えてみると、「9月20日の15〜16時に大洗に行きます」というアイマイな事を伝えただけで、お互いに顔も知らず、直接の連絡手段もない(汗)。知っているのは、互いのカプチのみ!(爆)

果たしてめぐり会えるのか!? と自身のいい加減さにつくづく呆れながら、唯一の連絡手段であるサイトの掲示板に、大洗到着を書き込む。あまりカプチを離れない方がいいだろうな・・・・・・。と思いつつも、エンジンを止めた車内は非常に暑い。雨も降ったり止んだりで、窓が開けられないのだ。クルマを出たり入ったり、あちこち挙動不審に彷徨っていたが、やはり最終的にはクルマの中にいる事にした。すると、ドアをノックするヒト。
「あの・・・・・・nakajiさんですよね?」

Nishikaze2






西風さんと記念撮影。バックはサイクロン号。


カプチーノってスゲェ! これがカローラとかだったら、決して出会うことはできなかっただろう(笑)。色黒の筋肉質な体付きに、人なつっこそうな笑顔。その人が西風さんだった。聞くと、14時くらいからフェリーターミナルの入り口で待っていてくれたらしいのだが、何故かお互い視界に入らなかったらしい(汗)。ま、とりあえず会えて良かったですなぁ、といいつつ、缶コーヒーで乾杯。

本当に、カプチーノを買って、HPをつくって良かったと思う。西風さんには貴重な時間を使わせてしまって申し訳なかったが、本当に嬉しかった。16時半の乗船時間が近づき、記念写真を撮って西風さんとお別れ。今度会った時は、僕が缶コーヒーおごります(笑)。


17時に乗船完了。前から3番目の乗船だったのだが、つまり降りる時は相当後という事か・・・・・・。考えないようにしよう(汗)。乗船したらまず風呂に、と思っていたのだが、同じ事を考えているヒトは多いらしく、皆タオルを持って展望風呂に向かっているようだったので、少し時間をズラす事にした。

1時間程時間をつぶし(出航は18時半)、風呂に行くと誰もいない。独り占めだ! と思っていたら、ガラっとドアが開いて、子供が二人。しょうがねぇな・・・・・・・。と思ってふと見たら、やたらと髪が長い。って、女の子じゃん! いや、別にいい(?)のだけど。その後からお父さんとおぼしきヒトも入ってきた。この親子とは何故か生活パターンが一致するようで、その後何度も顔をあわす事になるのです。

出航していないから、窓の景色はそういいものではないが、やはり外を眺めながらの入浴は気持ち良し。下を見ると、まだこれから乗船しようかというクルマが並んでいる。思ったよりもバリエーションに富んでいて、RV車が多いのは確かなのだが、180SXやGT−Rというスポーツカー、それに軽も何台かいた。まぁ、カプチが最も似つかわしくないクルマである、という事に異論はないのだが。

Baruna




乗船前。HILUX、X-TRAIL、Cappuccino・・・・・・。


18時半、出航。せっかくだからと甲板に出てみた。すると何故か、「蛍の光」が流れている。なんだか哀しい出航。せっかくの出航なのだから、「宇宙戦艦ヤマト」でもかけて、景気よくいけないものだろうか。しかも出航すると、思ったより船が揺れる。この日私が乗ったのは商船三井フェリー/東日本フェリー共同運行の「ばるな」(13,654t)。大洗〜苫小牧間を運行しているフェリー4隻の中では最も大きな船であるはずなのだが、感覚的には、常に斜めになっているような感覚だ。

台風のせい、という事もあるだろうが、確かにこの揺れでは出航してから風呂というのは厳しいかもしれない。「出航前に風呂に入るべし」というのはネットからの情報なのだが、やはり経験者の情報というものは有り難い。


Oarai




苫小牧から戻ってきた「さんふらわあ みと」。


カップラーメンの夕食を済ませると、もうやるべき事はないのであった。そのまま横になっていると寝てしまいそうになったので、慌てて飛び起き、ロビーに向かう。日記を書くにもテーブルが欲しいし、何よりヒトのいるところへ行きたい(爆)。不思議なもので、他人の視線が嫌だからと二等寝台にしたのだが、一人でそこに寝転がっていると寂しくて仕方がない。窓のすぐそばで眺めは良いはずなのだが、夜ではそれも意味がない。

てなわけで、子供が騒いだりしているのをウルセェと感じながらも、他人の存在に安心感を感じながら日記を書いていたのでありました。まだ北海道は遠いが、初日の夜は更けていく・・・・・・。

To Be Continued......(2日目その1へ)

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