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2007年10月 1日 (月)

房総ツーリング'07 〜僕らは逝ってしまった〜 その5

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4-


ようやく夕飯にありつけたのは、7時半というところだった。ビールでカンパイ。一口めが
「ウメーッ!」とカタカナで叫ぶのである。

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お前なんか! 喰らってやる!(笑)


最後のコンビニを出発後、あっという間に辺りは暗くなり、完全なナイトランとなった。国道を走っている分にはキャットアイのHL-EL400一つだけ、という心許ない装備でも不便はなかったのだけど、御宿駅前で国道を外れ、街灯の少ない海岸沿いを宿目指して走る際には、さすがにコワかった(汗)。

御宿といえば「月の砂漠」。それが一体ナンナノカ、というところまでは知らなかったが、とりあえずそのキーワードだけは知っていた。この日も月が煌々と海上を照らす。その幻想的な光景を立ち止まって見たかったのは、はりねずみ氏も同じだったらしいのだが、

「まず、宿を探すのが先だ!」

という共通認識の元、横目で眺めるだけに留める(涙)。したがって、写真もないのです……orz

住宅街の中を何度か往復し、やっとこさ今夜の宿を見つける。「民宿 こうじや新宅」。テレビはタダだがエアコンは有料(1時間100円)という、ちょっとナゾな民宿。部屋に鍵もかからない(!)のだが、どうも今夜の客はぼくらだけらしく、貴重品さえ持っていれば別に鍵をかける必要もないのであった。

「あらぁ、早かったねェ!」

と、宿のオバチャンが出迎えてくれる。夕食無しプランで予約していたので、もっと遅くなるかと思っていたらしい。僕らが自転車で来たと知ると、結構ビックリしていた。思っていたより駅から離れていた為、近くで何か食べられるところはないか、と訊くと、近所の中華料理屋に連絡してくれた。


と、いう事で、ハナシは冒頭に戻るのである。ぼくらの他にはヤンキー系のカップルが二人いるだけだったのだが、店のヒトは妙に忙しそうにしている。どうやら出前が入っているらしい。加えて、カップルがとても二人分とは思えないような注文を後から後から追加していく。

とりあえず先行で注文した春巻きと餃子を肴に、ノンビリとビールを飲りながら、今日一日の行程をそれぞれに思い返す。まだ風呂に入るどころか、着替えすらしていない状態(汗)。それでも僕らは充実感で一杯だった。この日、僕が走った距離は今までで最高の166.31km。はりねずみ氏が150kmオーバー(正確には忘れた 汗)。だがしかし、犬吠埼まではまだ90km以上はあるはず。こんなルートを1日で走破しようなんて考えて、実行している人達を、つくづくリスペクトする。

宿に戻って風呂に入ろうとした時、ちょっとした事件が発覚した。ねずみ氏がザックをごそごそ探っていたかと思うと、放心したように言ったのである。

「パンツ忘れた……orz」

今日のねずみ氏は珍しく、下はレーパンだったのだ。

「レーパン履いたときに脱いだの入れようと思って忘れちゃった……」

コンビニに行けばいくらでもあろうが、もうくつろいでしまった今、自転車を見るのもイヤ(?)な状態。とてもじゃないが、行く気になれない。と、いうワケで……、

ノーパン決定!(核爆)

こういった「パンツトラブル」、実は自転車海苔で経験した方は結構多いのでは無かろうか(笑)。コツはやはり初めから替えのパンツを荷物に入れておく事ですな。「脱いだのを入れよう」と思うと、シッパイします(笑)。

風呂でレーパン(僕のはインナーパンツ)を洗い、窓の手すりに干す。どこまで乾くか……。最近土曜日にNHKでやっている海外ドラマ、「SUPER STORM」を観ながら、僕らはアッサリと眠りに落ちていった。


翌朝、起床は7時。布団の中で、全身の状況をアチコチ動かしながらチェックする。昨年ふくらはぎ、モモ、膝、腕、肩、首……。どこも「全然オッケー!(^^) b」という場所なぞ無いが、まぁ走り始めれば何とかなるだろう、という感じ。しかし明らかに違和感を感じる箇所が、一カ所。

ケツ
お尻が腫れている……っ!

サドルに触れていた部分が、クッキリその形に腫れてしまっているのが分かる(コワくて視認はせず 爆)。

「大丈夫大丈夫。すぐに(サドルと)馴染むから」

とは、はりねずみ氏の弁。なんか、去年も同じような事を言われたような……(笑)。

天気は曇り。部屋に居ると風は感じなかったのだが、外に出てみるとそれなりに吹いている。海に向かって。……海に向かって? という事は……北からの風。って、

Spe




向かい風じゃねぇかあぁぁぁっ!




それでも、走らなければ辿り着けないのだ。出発してすぐの御宿海岸で、有名(らしい)な、「月の砂漠像」を見る。サーファーの多さに加えてライフセービングの大会があるようで、砂浜はかなりの賑わい。サラバ、御宿。ちょっと寂れ気味だが、それもまた味わいのある町だったよ。

……続く。(その6へ)

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御宿海岸、「月の砂漠」像。


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