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2007年10月 3日 (水)

房総ツーリング'07 〜僕らは逝ってしまった〜 その7

フト気が付くと、昨日のblogには写真が一点も無かった。てか2日目になると、ゴールの時以外に殆ど写真は無いのです(爆)。もうしばらく、文字だらけですがご勘弁下さい(汗)。それでは、続きです。

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6-


それでも蓮沼海浜公園近くに一軒の「鰻屋」を発見し、そこで昼食とする事にした。

「鰻重1,000円って、どうよ?」

と、ねずみ氏は壁に貼ってあるメニューを指す。

「とりあえず、スタミナ付けなきゃあなぁ」

この辺りでは鰻の養殖をやっているらしく、幾つか「鰻養殖」という看板を見かけていた。入ってみると、店のおばさんが座敷でくつろいでいたが、無理を言ってそこを空けてもらう(笑)。やはり靴を脱いでくつろぎたい!

「鰻重でいいかねぇ?」

と訊かれて、あ、二つお願いします、などと答えていると、隣の席で食べていたオッチャン達が、

「ここって鰻重以外に何かあるんか? 訊かれた事もないぞォ」

と笑った。常連さんのようだ。

「前にねェ、ラーメン食べたいってお客さんがいて、困っちゃったことがあンのよ」

と、おばさんが僕らに向かって言う。

「おう、そうだなぁ、たまにはラーメンも食べたいネェ」

という常連さん達に対して、

「じゃ、今度カップラーメンでも用意しておくかね」

とやり返して、おばさんは厨房に向かった。待つほどもなく、お茶と突き出しが出てくる。その数、なんと一人3皿! 煮物と漬け物、それにリンゴ(笑)。酸っぱいものがカラダに嬉しい。鰻重も、1,000円にしては量といい味といい、なかなか。ちょっとタレがかかりすぎであったが文句ない文句ない、なのだ。


「ドコまで行くんね?」

お茶のお代わりを頼んだ際に、おばさんが訊いてきた。自転車で犬吠埼まで、と言うと、何かイヤナモノでも見たかのように顔をしかめる(笑)。

「何週か前にもねェ、いたよ。カップルで来てさぁ、これから犬吠埼まで往復してくるっていうヒトが! 何か、最近そういうヒトが多いんかねぇ」

どうやら、チャリダーにとって入りやすい店という事は、確かなようである(笑)。

店ではりねずみ氏は、

「道の駅は過ぎた」

と主張していたのだが、どっこい再スタートしてすぐに、「道の駅オライはすぬま」の表示が現れた。大体ここら辺で、九十九里の丁度中間辺りになる。まだ30kmもある、ととるか、もう30kmも来たととるかは、非常に難しい問題だ(汗)。しかし、今日の行程の半分以上は来ているのだ! その思いを支えにして、逆風に耐える。

しかし鰻重効果にも限界があった。前を行くはりねずみ氏の脚も、かなりキているらしかった。昨日は僕が「休憩かな」と思ったコンビニをスルーする事が普通であったのだが、今日になって段々思いがシンクロしてきたようで、「止まるな」と思った所でねずみ氏も止まるようになってきたのである(笑)。

野手浜のセブンイレブンで休憩してから、萩園に近づくと、先に二本の風車が見えた! おお! あれが半島の先だ! 飯岡手前のセブンイレブンで最後の休憩。ここでは特に何も買わず、体力の回復に努める。

「……ここを、最後の休憩にしたいな」

と、ねずみ氏は言う。

「そろそろ、水断ちをしようかな?」

「それはもしかして……」

「勿論ビールの為だよ、
ビール!

勝手にせい (^_^;


飯岡漁港までの約5kmは、せっかくあるのだから、とサイクリングロードを走ってみることにした。海辺のサイクリングロードというと、湘南海岸のものが思い浮かんでどうも印象がヨロシクナイのであるが、ここのCRは絶品! であった。堤防の上を走っているので砂の堆積が無く、路面状態も上々。人も殆どおらず、段々と近づいてくる刑部岬を眺めながらの快適な走行が楽しめた。

風さえ無ければね……orz

高いだけに、完全な吹きっさらしです(汗)。まぁ、この頃になると多少、風も弱まってはいたのだが。

やっとこさ長い長い九十九里が終わった! ……しかし、飯岡漁港を過ぎて国道に合流すると、いきなり登り坂が始まる。しかし、自分で思っていたよりも脚が回る。これまでねずみ氏が風除けになってくれていたおかげか、脚が残っているようだ。ギアは当然フロントはインナーだが、リアは28Tを使う事なく登り切る。少し離れてしまったねずみ氏は、登り切ったところのコンビニ前で待っていてくれた。

「いやぁ、楽しい!」

ヤツは言った。

「やっぱり多少の坂が無いと、楽しめないなァ」

まぁ、ね。確かにそれはあるかもしれない。脚さえ残っていれば。そして、まだ僕の脚には多少、余力が残っている。……しかしそれは、これから来る最後のアップダウン区間への備えだ。犬吠埼へ向かうには、国道から外れて、旧有料道路を行く事になる。屏風ヶ浦の上を走るこの道は、自転車にとってはもうイヤガラセとしか思えないくらいのアップダウン区間なのだ。クルマで行くならばこの「快適な」道を通って、「地球が丸く見える展望台」を経由してから犬吠埼へ、というルートなのだが……。

「その事だけどサ、」

と、ねずみ氏が言った。

「大外から、回って行かないか?」

曰く、「地球が〜展望台」付近は、確かスゴい坂だった記憶があるらしい。元々出来るだけ海岸線を行く、というのが今回のテーマでもあるし、それを避けて旧有料道路を名洗で下り、外川を経由して海岸線をぐるっと回り、犬吠埼へ行こうというのだ。

「……大賛成です」

僕は言った。

続く。(その8へ)

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