旅どう。-2008年秋・スイス旅行-

2008年11月19日 (水)

スイス写真集<ツェルマット編>-2008年秋・スイス旅行 EX4-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8- -その9- -その10- -その11- -最終回-  -EX1- -EX2- -EX3-

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スイス写真集、第四弾。最終回です。時系列的には、レポート<その10><その11>になります。

Ticket テーシュ駅にて。チケットの裏表。

P1010645

駅は何だかカンサンとしてます(汗)。

P1010654

ツェルマット駅の朝。陰になった駅と、陽の当たったマッターホルンとの対比が美しい。

P1010665

皆、何処に行くのか知りたいのです(笑)。

P1010663

駅前駐輪場。何も設備が無い割りには、整然と置かれている。

P1010690

列車は山肌に沿って、高度を上げていく。

P1010691

マッターホルンは横にあったり、後ろにあったり……。

P1010698

終点で、お出迎え(笑)。

P1010730 ホテルのテラスにて。贅沢なシチュエーションですなぁ。

P1010741 中央に、ロープウェイが通っているのが分かりますか?

P1010746
「逆さマッターホルン」は、近づくと見えなくなります。

P1010765
駅が見えた!

P1010777

列車が来ない間は、こんな写真も撮れます。自己責任で(汗)。

P1010773

飽きる事の無い、雄大な景色。しかしバランスの悪い写真だ……(汗)。

P1010783
落葉松林とマッターホルン。

P1010794
MTB用の標識も完備。

P1010810
日中のツェルマットは、暑いくらいでした。




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2008年11月18日 (火)

スイス写真集<シャモニー・モンブラン編>-2008年秋・スイス旅行 EX3-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8- -その9- -その10- -その11- -最終回-  -EX1- -EX2-

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スイス写真集、第三弾。時系列的には、レポート<その8><その9>になります。

P1010478 シャモニーのホテルより。部屋から中庭を眺める。朝の天気はどんより……。

P1010485

グリンデルワルド同様、観光地には大抵日本語表記アリ。

P1010498

シャモニーの街を歩く。何故か薬屋がやたらと目に付いた。

P1010510

細い路地の奥には、映画館があった。

P1010507

自転車といえば、ここではMTBです。

P1010504_2

「もう少し楽しそうにできないの?」と言われて、楽しげにスキップしてるワタクシ(爆)。撮影者が大笑いして、ブレブレ……(涙)。

P1010570

「エギュ・ド・ミディ」へのロープウェイ発着場。

P1010526

本編にも書いたが、雲の上は別世界だった。

P1010552

南極基地のような(?)、氷漬けの展望台。

P1010535

「エギュ・ド・ミディ」の針の下にて。

(下の写真)帰りのロープウェイより。雲上の世界から、下界へと降りていく過程を連続撮影(笑)。

0101







































→<ツェルマット編>へ

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2008年11月17日 (月)

スイス写真集<ベルン編>-2008年秋・スイス旅行 EX2-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8- -その9- -その10- -その11- -最終回-  -EX1-

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スイス写真集、第二弾です。時系列的には、レポート<その6><その7>になります。

P1010289ベルン市内に入る。久々の信号機。

P1010310

前を走っているのはトロリーバス。しかし雨が激しい……。

P1010307

薔薇公園。ということで、一応薔薇の写真を(笑)。

P1010331
ベルン旧市街。カーブに沿って、建物も曲がる。

P1010327
クルマ? なのか? ホテル所有のアヤシイ三輪車。

P1010339
大聖堂は工事中……。

P1010350
大聖堂内部。ステンドグラスが美しい。

P1010354
自転車通行禁止!(なのか?)

P1010360
ベルンといえば、カラクリ時計、らしい。しかし仕掛けは……(汗)。

P1010371
正午になると、このクマさん達が出てきます。そして、鐘が鳴る。……それだけ(爆)。建てられた時代を考えると、確かにスゴイのだろうけど。

P1010378

昼食を食べたレストランにて。何故かNISSANマーク(笑)。

→<シャモニー・モンブラン編>へ

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2008年11月14日 (金)

スイス写真集<グリンデルワルド編>-2008年秋・スイス旅行 EX1-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8- -その9- -その10- -その11- -最終回-

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今日は、これまでのスイス旅行の記事で載せられなかった写真を幾つか紹介していこうと思っております。決して手抜きでは無いのです(汗)。

とにかく、撮った写真は二人で約1,000枚(汗)にも及ぶのですが、「残しておいてもいいかな」と思えるのはほんの僅か……orz 中にはブレブレのものもありますが(爆)、楽しんで頂ければ幸いです。

Ca390851_2いきなり便器の写真(爆)。アナの形が面白いかな、と……。

P1010086_2

チューリッヒ空港を出て、高速に乗る。スイスにも、キチンと渋滞があります(笑)。

P1010142

アイガー北壁。撮っている時は、全く分かっていなかった(爆)。

P1010122

サンバーならぬ、「プロフィア」。<農道のポルシェ>は、スイスでも健在。

P1010208

ハイキング中。かつてここが海の底だった事を示す、堆積層。

P1010207

題名:「黄昏れるオンナ」(爆)。

P1010223

一応、エーデルワイスも撮っておく(笑)。

P1010225
アイガー北壁の登頂ルート。日本の名前が付いたものもある。

P1010256
ユングフラウヨッホにて。足下の網の下は……(汗)。

P1010254

氷河の上にはヘリが!

P1010276
ホテルのテラスには、大抵テーブルセットが置いてある。

→スイス写真集<ベルン編>へ

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2008年11月12日 (水)

六日目:バイバイ、スイス。-2008年秋・スイス旅行 最終回-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8- -その9- -その10- -その11-

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Cimg3091 最後の晩餐を頂いた、レストラン。何故か泊まったのとは違うホテル(笑)。


ついに、最終日がやってきた。約一週間のツアー。連泊が多いので「多少ゆっくりできるかも」と思って選んだのだが、そうでもなかったような気がする(笑)。特に夜。翌日の準備と荷物の整理に追われていた事位しか、あまり記憶に残っていない(爆)。最終日の前の夜もそうだ。昨日のblogにも書いたが、翌朝は5時起きなのだ。

旅の余韻に浸るヒマなんか、ありゃしない(泣)。僕らが旅慣れていない、という事もあるのですがね。


ちなみに、昨日の小銭を消費する闘いについてだが、結果的に僕らは見事に勝利をおさめたーーといっても、かなり運が良かっただけ、というハナシもあるのだが(笑)。夕食時の飲み物を精算する段階で、ほぼ全てのコインを使い切る事に成功! 「ほぼ」と書いたように多少は残ってしまったが、記念として許容できる程度の額であった。



そして最終日の朝。

「ディズニーランドに行く時よりは寝られる!」

というのをココロの励みにして(?)、何とか起床。20分にはスーツケースを部屋の外に出し、30分に部屋を出る。5時50分に駅前集合、という事だったのだが40分にはほぼ全員が揃っており、45分にやってきた女の子二人組がラスト。なんとなくバツが悪そうであった(笑)。

行きと同様、テーシュまでは電車で行き、そこからバスに乗る。残念だが、例の運ちゃんではない(笑)。テーシュを出発したのは、午前6時半というところ。まだ辺りは真っ暗である。チューリッヒまで、ずっとバスで行く事になるのだが、そこには一つ、障害がある。「水曜どうでしょう」でも有名な(?)フルカ峠である。

気象状況によっては通行止めになったり、そもそも大型バスは通行規制がかかっているというハナシも聞いた事があった。が、それ以前に、

峠を越えていて間に合うのか!?

という疑問があったのである。しかし、添乗員さんの説明を聞いてナットク。列車で、トンネルを抜けるというのだ。それも乗り換えて、というワケではない。バスごとそのまま、列車に乗り込む。所謂、「カートレイン」というヤツである。

P1010822 電車がやってくる!


テレビで見た事はあるが、実際に乗るのは初めての経験。運ちゃんはミラーを畳み、ゆっくりと列車の上へ。乗る場所には屋根が無いが、進む内に天蓋付きの貨車に変わった。逆に柱が狭さを強調して、かなり運転は難しいだろうと感じる。さらにキビしい事に、列車はカーブしながら止まっているのだ(驚)。それでも、それなりのスピードで進んでいく運ちゃん。もっと良く前を見たいところだが、残念ながらこの日の席は、丁度バスの中間……orz。

P1010831

こんなカーブを進んでいく(汗)。


列車に乗ったバスは、20分程でトンネルを抜け、再び道路へと復帰する。後はもう、延々と高速道路である。


僕らは爆睡(笑)。


チューリッヒ空港には10時半頃に何とか到着。予想通り、搭乗までドタバタしっぱなしでロクに買い物をする時間は無かった。かなりアッサリした入国審査と違って、出国時には厳格な検査が待ち受けている。ペットボトルの持ち込み禁止は勿論、その他液体物(クリーム系も含む)の持ち込み制限。審査時には上着も脱ぐように言われる。

僕らのグループで荷物を一切預けず、大きなリュックに使い古した登山靴、という登山家スタイルを貫き通していた老夫婦がいたのだが、

靴まで脱がされていた(汗)。

何故かは分からないが……大きなリュックがアヤシげに見えたのだろうか。人によってはベルトを外していたりもしたのだが、とりあえず言われてからでいいや、と思い、上着を脱いだだけで時計もはめたまま、金属探知器ゲートを通過! ……鳴らない。

エっ、いいの? ーーと思う間もなく荷物が流れてくるので取りに行こうと思ったら、問題なければまっすぐ流れてくるはずの荷物が、脇道に逸れていく。

女性検査官がそれを受取り、

「Open?」

と荷物を指す。一体何が引っかかったのだーーと半ば混乱状態に陥るが、とりあえず頷くしかない。それは、お土産のチョコレートを満載したバッグ。ハタと気が付いた。ツェルマットのCOOPでお土産を探していた時に、単なるチョコじゃ面白くない、と

20081111210305 アーミーナイフ型のチョコレートを大量に買ったのだ。


X線によるシルエットでは、ナイフの形としか見えない。しかもそれが大量にあるのだからーーそりゃ、引っかかるな(爆)。

検査官は中身を幾つか取り出し、

「Chocolate?」

と聞いてくる。それに対し、

「souvenir、souvenir」

と繰り返す僕。冷静に後から考えてみればナイフであってもsouvenirなワケで、自分でも思っていた以上に気が動転していたのだろう(汗)。

ちなみにrikaは金属探知器で引っかかり、個室に一名様ご案内されていた(爆)。何故かは分からない……。


些細なドタバタはあったものの、飛行機は無事に飛び立った。行きの飛行機では全く使えなかったエンタテイメントシステムも、今度は無事に使う事ができた(笑)。

P1010842 スイス国旗の尾翼が立ち並ぶ。


行きも帰りも内容は全く変わらなかったので、むしろ帰りに楽しめた方が結果的に良かったのではないか、と思うのであります(笑)。

そして、約10時間のフライトの後……。

日本に着いたのは、早朝7時半!

だから眠いって(汗)。

当然ながらその日は全く、使い物にならなかったワタクシであります……。


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これにて、長かった<スイス旅行記>は終了! とにかく天候に恵まれた、素晴らしい旅行でした。気が付いたら約一ヶ月、旅行記ばかり書いていたのですな……(汗)。読んで頂いた方、ありがとうございました。

しばらくは、「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事が続くと思います(笑)。

→「写真集」へ


<オマケ画像>

P1010820最終日のバス。設備はちょっと悪かった(笑)。

P1010829

イザ、カートレインに乗り込む!


P1010841空港にて。つかの間の休息……。


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2008年11月11日 (火)

五日目:そして、最後の闘いへ。-2008年秋・スイス旅行 その11-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8- -その9- -その10-

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Cimg2990 ゴルナーグラード鉄道と共に。


1時間半程のハイキング、といっても基本的には下り。だが下りの方がキツイ事もある(汗)。この時は幸い膝に来る事は無かったが、それなりに用心して足を進めた。

Cimg3028

テクテク歩きます。


草原が妙に白っぽく見える、と思ったら霜がおりているのだ。だが陽がのぼり、暖かくなってきたので日陰の部分以外は溶け始めてきている。となると当然ーー道もぬかるみ始めるのである。

「ぬかるんでいる所は、道を外れてもいいですからとにかく足下がしっかりした所を進んで下さい」

とは、ガイドさんの言葉。グリンデルワルトの時よりも道が狭いため、30人が一列になって進む。後ろの方になってしまうとガイドさんの説明が全く聞こえないので、常に先頭近くをキープ(笑)。しばらく歩いてーー

P1010743 着いた!

リッフェルゼー湖に映る、『逆さマッターホルン』! 


前のグループが湖畔近くまで行って盛んに写真を撮っていたのだが、ガイドさんが足を止めたのは、湖から少し離れた高台。あまり近づいてしまうと、マッターホルンの頭の部分が欠けてしまうからだとか。


それにしても、昨日からblog内であまり大文字を使っていない(汗)。全てが順調に行きすぎて、全くツッコミ所がないのだ。とはいえ、その時はガイドさんの説明を横耳に、

Cimg3017
こんな写真を撮っていたのだが(爆)。

これも全て、人が少ないからこそ為せるワザである(笑)。


逆さマッターホルンが見られるのはリッフェルゼー湖に限らないそうなのだが、リッフェルゼー湖が最も位置が良く、綺麗に見る事が出来るのだとか。実際、もう一つ湖があったのだが、日陰に位置していて完全凍結状態(汗)。これでは映るはずもない。

途中でガイドさんが足を止めた。

「ああ、今日はユングフラウも良く見えますねぇ!」

と言われてもワカラン(汗)。

どれ? どれ? とほぼ全員で横並びになり、ガイドさんの説明に聞き入る。とはいっても、

「山なんか、とりあえず自分で<これがそうだ>と思っておけば。それで満足なんだよなぁ」

と言いながら笑っていたオッチャンの言葉に、思わず頷いてしまったワタクシであります(爆)。

P1010759 矢印がユングフラウ。言われても分からん(爆)。


ただ、ユングフラウが見えるのであれば、是非見ておきたかった。何故かというと、「エギュ・ド・ミディ」からもユングフラウを確認していたからだ。


まず最初にユングフラウを間近から眺め、それからエギュ・ド・ミディとゴルナーグラードからも眺めて、あの時のコーフンに思いを馳せる。ちなみに、フランスであるエギュ・ド・ミディではユングフラウを違う名前で呼んでいるので、ヤヤコシイのです。追い出そうとする係のアンチャンに聞いて、初めて分かった(笑)。

P1010549 エギュ・ド・ミディから見たユングフラウ。同じ山とは思えませんな……。

リッフェルベルグ駅まで着いた時には、時刻はもう12時になっていた。ここにもホテルがあるのだが、営業はしていない。列車も30分に1本なので、出たばかりなのか周囲は閑散としている。ここで皆、各々好きな場所でお弁当を広げる事に。

中身は、と見ると、それぞれ具の違うお握りが3つと、リンゴが1つに、クッキーが1つ。それにおやつの(?)チョコレートが数枚と、小さなミネラルウォーター(ノンガス)。まさかスイスに来て、おにぎりを食べる事になるとは思わなかった(笑)。海苔が欲しいところだけど、ゼイタクは言えまい。

「昨日、レストランでメニューを見たんだけど……」

と、食べながらフト、rikaが言った。

「『おにぎり弁当25CHF』って日本語で書いてあったのね。それってコレの事かなぁ」

25CHFって……2,500円!?

見た目は質素だが、かなーり高級なランチであったのでした(汗)。写真撮っておけば良かった……orz。

P1010776 食べかけリンゴとマッターホルン(笑)。


食後は二駅先まで列車に乗り、そこから再びハイキングの開始である。ガイドさん曰く、

「今度のはラクですから、ご安心ください」

それは色づいた落葉松林の中を抜けていく、舗装道路を歩くハイキングだった。木漏れ日の中を、ノンビリと歩いていく。ヨーロッパの紅葉は、その殆どが「黄葉」だという。寒さや日照等と密接な関係があるらしく、前に添乗員さんが本を見ながら(爆)色々解説してくれたのだが、半分寝ていたので憶えていない(汗)。

P1010787

木立の中を、ノンビリと。


ツェルマット名物(?)であるネズミ返しがついた高床式の建物が建ち並ぶ地区を抜け、ツェルマットの中心へ戻る。ここから、約3時間のフリータイム! 言い換えると、お土産購入の時間だ(笑)。それと同時に、お財布の中身整理の時間でもある。これが実は、僕らにとっては結構厄介な問題なのであった。

何かというと、日本ではお札以外は日本円に両替することが出来ないのである。さらに、日本円からスイスフランに両替する時は、10CHF札にはしてくれない。100、50、20CHF札のみ。


これまで買い物といったら5CHF、10CHFといった小物ばかりであった僕らはその度に20や50CHF札を出さざるを得ず(つまり500円や1000円の買い物に対し、2000円札や5000円札で支払うというイメージ)、財布の中にはかなりのジャラ銭がコロがっていたのである(汗)。

スイスに来て気が付いたのだが、

コチラの人、かなり計算ニガテ(爆)。

これは国民性なのだろうか? お釣りがなかなかでてこなかったり、出てきたとしてもやたら小銭で出てきたりする事が多いのだ。逆に支払いをお札ではなく、小銭で済ますと、どんなにジャラ銭であってもニコニコして受け取ってくれたりする。

P1010813

ツェルマットのメインストリート。結構賑わっております。


そんなこんなで残ってしまったジャラ銭。これを如何に使い切るか。さりとて、ムダな買い物は極力避けたい。そしてさらに、夕食時の飲み物代は確保しておかなければならない。

そうでないと、最後の最後で逆転満塁ホームラ〜ン! という事になりかねないのである。オカネを使う機会は、ここが最後と言って良かった。何故ならば、


明日は5時起きで、チューリッヒ空港に向かう事になっていたからだ(滝汗)。


空港到着予定が10時頃。で、フライトが13時予定。自由時間なんて、殆ど無いに違いない。

「では、17時半に駅前に集合してくださいね」

添乗員さんの言葉と共に、僕らは最後の闘いに向かった。

続く……。(最終回へ

<オマケ画像>

Cimg3059 一瞬、帽子を被ったマッターホルン(笑)。

P1010738

中央に見える建物の向こうは、イタリアです。

P1010802

高床式倉庫。何気に現役だったりする……。

P1010659

ツェルマットの街中を走る、電気自動車。不格好だが、1台1,000万円以上するらしい(汗)。

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2008年11月10日 (月)

五日目:三つ目、制覇。-2008年秋・スイス旅行 その10-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8- -その9-

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Cimg2961 ホテルの部屋。散らかっていて、申し訳ないです(汗)。


ホテルの部屋は「108」。スイスではーーヨーロッパ全てなのかもしれないがーー基本的にロビーの有る階を1階とは言わず、「0階」とか「ロビー階」というように表記している。なので「108」の部屋は、日本でいうと2階にあるという事になる。

坂の途中に建てられたホテルの為、テラスに出てみると前には庭があり、部屋番号の通り、まるで1階にいるような感覚。

「場所によってはマッターホルンが見えない部屋の可能性もありますので、その点御了承下さい」

と予め添乗員さんから言われていたのだが、それはもしかしたらここかもしれない、と思える。まぁいずれにしても着いたときはもう真っ暗で、何処に何があるのかサッパリ分からなかったのであるが。

それは、朝6時半に起きた時でも同じであった。まぁグリンデルワルドの時から分かっていた事なので、オドロキはしない。それよりも、

雨が降っていない!

この事の方が余程重要であった。朝食を食べている内に、明るくなってくる。……これは、晴れるんじゃないか? 昨日の天気予報が一体何だったのか、ちょいと気になるトコロではあるが、ともかく晴れるなら大歓迎なのだ。

部屋に戻ってテラスに出てみるとーー。

P1010651 見える! 見えるぞ!

 

朝日に照らされたマッターホルンが!

気分は一気にハイになり、玄関先でお弁当を受け取って、イザ出発! なのである。目標は標高標高3130mの、マッターホルンだけでなく360度アルプスを展望できる場所、「ゴルナーグラード」。ツェルマット駅8時24分の電車に乗る。

P1010656

駅前にて。

駅前で、本日のハイキングガイドさん(40代位の女性)と合流。

「誓って心から申し上げますが、皆さんはホントに運が良いです!」

と、待ち時間の間にガイドさんが力説する。それによると、今年はとにかく天候不良が続いていて、夏のハイシーズンでもまともにハイキングが出来たのは5割程度だったというのだ。例え雨が降っていなくとも、足場がぬかるんでいると中止になってしまうのだという。ムリすれば行けなくもないが、ツアーだと人によって装備が整っていない事が殆どの為、安全の面から中止にしてしまうのだとか。

P1010658_2 ツェルマットのロゴ。カッコイイなぁ。


朝が早いせいか、車内はガラガラ。rika曰く、

「夏はもう満員電車状態で、これから行くゴルナーグラードも、人がぎゅうぎゅうで動けない位だった」

という。その殆どが、日本人だったと(汗)。列車はマッターホルンを眺めながら、ゆっくりと高度を上げていく。ユングフラウヨッホの時には高山病になりかかった僕であるが、エギュ・ド・ミディも経験して体が慣れたのか、殆ど異変は感じない。

途中の駅に止まった時、外を見ていたrikaが歓声を上げた。何事か、と外を見ると、

Cimg2977 あ、犬だ。


セントバーナードである。コレは事前に知っていた。観光用のもので、犬だけを写真に撮るのはタダなのだが、一緒に撮るにはオカネがかかるのだと。しかし展望台でなければ問題がないらしく、飼い主(?)が離れたスキをついて、皆一緒に写真を撮っていた(笑)。


そして、列車はゴルナーグラードへ。ちゃんと改札がある。しかもカード読み取り式! それを抜けると、

P1010699 ドーン! と広がる風景!

 

しかしここで終わりではなく、展望台へは少し歩く必要がある。高台に何やら望遠鏡を備えた建物が建っていたのでそこかと思ったら、何とそれはホテルなのだという。

P1010706

ゴルナーグラード山岳ホテル、外観。

中に入ってみると、凄くキレイでオシャレ。トイレだって勿論水洗。一階は土産売り場で、ここでしか買えないというパッケージのチョコレートが売っている。買わなかったけど(笑)。二階はレストランになっていて、ここで買った暖かい飲み物で外のテラスに出て、マッターホルンを眺めながら優雅な時間を過ごす、という事ができてしまう。

展望台は、そのホテルからもう少し行ったところであった。先に団体がいたのだが僕らが到着してすぐに帰ってしまい、展望台は僕らグループの貸切状態に(笑)。

P1010707 P1010721

アルプスの山々と、氷河。それが目の前に広がる光景の、全て。感動!

 

360度に広がる山の名前や氷河の名前などを色々教えて貰ったのだが、今となってはすっかり忘れてしまった(汗)。


しかし、とにかく素晴らしい景色だ。天気も良くて、人も少ない。空気は冷たいが、日光は暑いくらいに降り注ぎ、防寒着を兼ねたカッパを脱いでも良いくらいだ。



ガイドさんの言葉ではないが、僕らは本当に、運が良かったのだろう。ユングフラウ、モンブラン、そしてマッターホルン。三つとも晴れており、雲に邪魔される事もなく、その姿を見る事ができたのだから。


しばらくの自由時間の後、再び列車に乗る。今日はハイキングを2回する予定(汗)。その一つはゴルナーグラード駅の一つ先、ローテンボーデン駅で降り、さらに一駅先のリッフェルベルグ駅まで歩くハイキング。運が良ければ、「リッフェルゼー湖」という湖に映る「逆さマッターホルン」を拝む事が出来るのだという。

リッフェルベルグで昼食を取り、そこからまた電車で、今度は二駅先のフィンデルバッハ駅で下車。本日二度目のハイキングで、そのままツェルマットに戻るという計画である。

続く……。(その11へ

<オマケ画像>

Cimg2979 車内にて、大人しい二頭。

P1010695

一応撮っておく(笑)。

P1010708

ホテルのガラスに映る、『逆』マッターホルン(笑)。

Cimg3008 ホテルの窓から、マッターホルンを眺める。


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2008年11月 7日 (金)

四日目:「アルペンテルメ!」 -2008年秋・スイス旅行 その9-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8-

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P1010540 「エギュ・ド・ミディ」にて、愛を叫ぶ(?)。


シャモニーを離れると、次第に天気が回復してきた。昨夜通ってきた道をそのまま戻って再びスイスへと入国する。これからの予定は、このツアーでのある意味ウラの主役とも言える(?)、温泉入浴。この為に、水着を買ったのだ(笑)。

しかし……。

「お入りにならない方は近くのハイキングコースを紹介しますので、現地でお申し出下さい」

という添乗員さんの言葉に、

「あ、絶対に入れってワケじゃないんだ」

と、当たり前の事に気が付いた。それはどうやら僕だけではなかったようで、バスの中に「あなた、どうする?」的なビミョーな空気が漂う。よくありがちな、「あなたが入るんだったら私も……」というヤツである。

「……どうする?」

と、rikaが訊いてきたが、僕の答えは一つしかない。

「入るよ。当然」

何のために、苦労して10月に水着を買ったと思っているのだ。それにスイスまで来て温泉に入れる機会なんて、そうそうあるものではない。入っておかないと、多分後悔するだろう。
ーーという、ある意味ケチクサイ考えの元、僕らは入る事に決めた(笑)。

P1010610 途中の展望台より、マルティニの街を見おろす。


ナポレオンが作った道路であるという真っ直ぐな道を進み、途中から左へと曲がる。スイスの道は、余程の都市と高速道路の出口以外では、ほぼ信号というものが存在しない。歩行者用も、である。歩行者が信号の無い横断歩道の前に立つと、例えどんなにヤンチャな外観をしたクルマであったとしても(笑)、キチンと止まって渡らせてくれる。

信号の無い交差点はほぼ例外なくロータリーになっており、クルマはタイミングを合わせて順番に通過していく。よって時間のロスが少なく、交通量がそこそこ多くても流れは順調。一概に日本に当てはめて考える事はできないのだろうが、こういうのを見てしまうとちょっと、ため息をつきたくなってしまうのであります。

バスが向かっているのは「ロイカーバード」。古くはローマ時代から知られていたという記録が残っている、由緒正しい温泉地なのだという。山道に入ったバスは、豪快にセンターラインをはみ出しながら(笑)、つづら折れの峠道を登っていく。日本で言うと、かなり「秘湯」の雰囲気が漂ってくる。

が。

着いたロイカーバードは、かなり山奥にも関わらず近代的な雰囲気。いかにも「リゾート」である。

そして道に迷う運ちゃん(爆)。


観光客が結構歩いているのでバスを止めて道を訊くのだが、どうにもラチがあかないらしく添乗員さんも参戦。


「アルペンテルメ! アルペンテルメ! アルペンテルメ! アルペンテルメ! アルペンテルメ!」

と五連発! やっぱ強いやこのヒト(笑)。

これが運ちゃんのツボにはまったらしく、しばらく添乗員さんをからかって遊んでいた(爆)。

「アルペンテルメ」というのが温泉という意味なのか、と思ったのだが、どうやら施設の名前だったらしい。ようやっと辿り着いたそれは、驚くほど清潔なビル。ホテルに付属している公共の温泉施設なのだという。手続きをするとICチップ内蔵のリストバンドを渡され、入場は自動改札。着替え場所やロッカー、シャワーにドライヤー(壁固定式)等の設備も完璧に揃っている。

0000 入浴受付&建物内部。


ちなみに水着着用という事からも分かるように、ここは混浴。一旦中に入ってしまうと、男女別に分けられているのはトイレと、何故かシャワーブースのみ。「シャワーブース」と書かれた時点で違和感を感じた方はスルドイ。温泉とは言っているが、

ぶっちゃけ、プールだ。

P1010625 屋内プール(笑)、の様子。


湯船ーーと言っていいのかどうか迷ってしまうがーーは二つ。屋内と屋外(露天、とは言い難いなぁ 笑)。一応硫黄泉との事で期待をしていたのだが、お湯は透明で無臭。但し、塩素の香り強し(爆)。外があるなら行ってみよう、という事でまずは外に。さすがにカメラは持って行けなかったので写真はないのだが、


絶景かな!



周囲を高い崖に囲まれている為見晴らしは良くないのだが、十分非日常な空間。プールサイド(?)にはデッキチェアが置かれており、優雅な雰囲気。この時は結構寒かったので、休んでいる人はいなかったけど(笑)。湯船……ならぬプールにはジャグジーが備えられていて、一定時間毎に泡が出てくる。皆、そこに寝そべって温泉を楽しんでいるようだった。

思ったよりも皆ノリが良く(?)、9割程の人が温泉に入っていたようだ。だが、熱いお湯に慣れた我々日本人には、少々ぬるすぎる。外の空気が冷たいせいでもあるのだろう。最初は外にいた皆も、いつの間にかほぼ全員が屋内に避難してきていた。

多少の違和感を感ぜずにはいられなかったが、とにかく5日振りの入浴! である(スイスに来てからはシャワーのみ)。ゆったりつかる、というワケにはいかなかったが、リラックスしたのは確かであった。


さて、時刻は既に16時近く。いよいよ本日の最終目的地、ツェルマットに向かうのである。「プールの後は眠くなる」の公式にのっとり、すぐに爆睡してしまうんだろうなぁ……と思っていたのだが、ぬるま湯だったのが逆に目を覚まさせたのか、一睡もする事無くツェルマットの玄関口(?)、テーシュに到着。

P1010644 「テーシュ元気で留守がいい」……なんちて(汗)。


ツェルマットはガソリン、ディーゼル等の内燃機関を使用する車両の規制を行っている為、ここからは電車で向かう事になる。……という事で、二日間色々な意味で楽しませてくれた運ちゃんともここでお別れとなる。何人かの女性と一緒に写真を撮り、終始ゴキゲンな運ちゃんであった(笑)。

既に陽は落ちて、窓の外は真っ暗。何も見えない中、10分程で列車はツェルマットに着く。

Cimg2928 来たぞ、ツェルマット! 真っ暗だけど……。

迎えに来ていた電気自動車にスーツケースを積み込み、では我々もーーと思ったら、

「では、行きましょう」

と、添乗員さん。


歩きかよ(汗)。



……まぁ、夜の散歩も悪くはない。駅から10分程歩いた高台に、今日のホテルはあった。ロビーに入ると、何と日本茶のサービス! ホンモノの緑茶である。これは嬉しい。聞くと、かなり日本人向けのサービスをしてくれているホテルだという。ロビーの雰囲気も結構落ち着いた、高級感のある造りになっている。

Cimg2943 ホテルにて、緑茶のサービス。

Cimg2949

レストランの天井。豪華でしょ?(汗)


夕食はホテルのレストランにて、肉料理。ちょっとカタかったが、久しぶりの生野菜(サラダバー!)もあり、かなり満足であった。ちなみに何故、サラダでここまで喜んでいるのか。それはスイスでは

とにかく生野菜が無い。

からである。考えてみれば、スイスに来てから酪農とブドウ畑は見たものの、農家とかを見た記憶が全くない。添乗員さんによると、スイスは野菜の80%を輸入に頼っているのだという。農家がいないワケではないが、ここまで輸入量が多いと価格その他の面で太刀打ちできるものではない。だがそうかといって、国内で農業が全く行われなくなってしまうのも困る。

ーーという事で、スイスは国策として、農家にかなりの額の援助金を与えているのだという。酪農にしても、牛一頭につき幾らだとか、それなりの援助金がでている。それ故、スイスの物価は高いのだと。言われてナットクなのである。

ツェルマットに着いてから、懐かしい懐かしい、と連呼していたrika。調子に乗ってワインを頼んだら、すっかりヨッパライになってしまった。ツェルマットの標高は1605m。それが多少影響したのであろうか(笑)。

夕食を終えて明日の予定が書かれた紙を受取り、そろそろ部屋に戻ろうか、としていたその時、添乗員さんが言った。

「非常に申し上げにくいんですけど、明日は雨の予報がでています」

「……」

「明日の予定ではマッターホルンの展望台に行く事になってるんですけど、非常に標高が高いです。そうなるとですね、もう雨じゃなくて、雪になってる可能性が高いんですね。明日は防寒をしっかりした服装でお願いします」

えーーっと、


とりあえず、寝よう(爆)。


明日は明日の風が吹く、だ。


続く……。(その10へ


<オマケ画像>

Cimg2908 「アルペンテルメ」外観。山中に似合わぬ、近代的な建物(汗)。

Cimg2944

夕食時。「リベラ」というのはスイスでは一般的なソフトドリンク。味は……まぁ、マズくはないッス(笑)。

Cimg2940

ツェルマットのホテル。四つ星!

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2008年11月 5日 (水)

四日目:『エギュ・ド・ミディ』 -2008年秋・スイス旅行 その8-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6- -その7-

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P1010471 本日の朝食。クロワッサンが美味しい!


「エギュ・ド・ミディ」へのロープウェイは、
止まっていた。


天気は曇り。雨が降っていないだけ、マシと思わねばなるまい。本来であれば9時から運行するはずのロープウェイは、ピクリとも動いていない。

まさか、また点検中なのか!?

建て替え中との事で、コンクリムキダシの素っ気ない乗り場が一層不安をかき立てる。しかし戻ってきた添乗員さんによると、展望台の除雪作業の為に運行を停止しており、10時から運行開始予定だという。時刻は、8時45分(汗)。

このまま待っていても仕方がない、という事で、本来は展望台見学の後に予定されていたシャモニーの街中散歩を先に行う事にした。しかし繰り返すが、まだ9時にもなっていないのである。

店、開いてないよ(爆)。


P1010491 曇天なせいもあるだろうが……寂しい(汗)。

P1010500

モンブランを指す、初登頂した二人の銅像。

とにかく人気が少ない。余談だが、つい先日三菱<デリカD5>の特別仕様車で『シャモニー』というのが発売された。僕はあまり知らなかったのだが、結構前から冬の特別仕様車の名前として使われていたのだという。

言うまでもないが、その由来がここフランスはシャモニー。スキーリゾートとして冬をメインに賑わっている……らしいのだが、秋はシーズンオフで、巨大なホテルがあっても完全休業していたりするのである。

1時間程の自由時間の後、再びロープウェイ乗り場へ集合。


が。


「除雪作業が遅れてまして、10時半に伸びました」


うあぁ、と皆からため息が漏れる。しかしここから見ると、山は雲に覆われて何も見えない。上がったとして、果たしてモンブランは見えるのだろうか?(汗)まぁ、ロープウェイが動くだけでもヨシとしなければなるまい。

後から聞いた話だと、添乗員さんはこの時かなりテンパっていたという(笑)。ロープウェイが運休だった時の為に当然、代替プランが用意されていたらしいのだが、何とその代替プランの方が既に

「シーズンオフでお休みです」

とNG出されてしまっていたというのだ。ていうか、そんなのもっと事前に確認しておくんじゃないのか、と言いたくなってしまうのだが、忘れてはいけないこのツアーは「モニターツアー」なのである。つまり、旅行会社も初めて行うツアー。色々と試行錯誤中なのだ(滝汗)。


とにかく遅れまくったものの、ロープウェイが動いて一番ホッとしたのは添乗員さんだったに違いない(笑)。標高3842メートルまで、標高差2800メートルを一気に登る。最初窓の外が曇っていたのだが、標高が上がるにつれてクリアになっていく。

P1010520 コレに乗っていきます。


一度乗り継ぎをしてさらに高度を上げていくが、外は雲の世界。殆ど視界が無い。が、

P1010531

突然、光が差した。

ロープウェイの中が、歓声に包まれる。何故か拍手も(笑)。3000メートル以上の世界は、僕らが思っているよりもずっと高かった。そこは、雲上の世界だったのだ。

高山病防止の為、はやる気持ちを抑えながらいよいよ展望台へと繋がる狭いエレベータに乗り込む。扉が開いた先にはーー。

P1010547

モンブランだ!(右の丸い雪山)

これでユングフラウとモンブランの2山をゲット! 

「エギュ・ド・ミディ」という名前は「正午の時計の針」という意味を持つらしいのだが、その名の通り、針のような塔が展望台に建っている。観測塔か何かなのだろうか。

P1010528

下から見上げる、「エギュ・ド・ミディ」展望台。


しかし昨夜は吹雪だったという事で、その塔にこびりついた氷が風に吹かれて時々落下してくる。雪のようなものなら問題ないのだが、中にはちょっとした氷塊もあった。

P1010539

この氷塊が落ちてくる……。


なるべく塔には近づかないようにして写真を撮っていたのだが数分後、係員がやってきて展望台は完全に閉鎖されてしまった。やはり危険だと判断されたのだろう。その後再び開放されたのかどうかは分からないが、もしそのまま閉鎖されてしまったのだとすると、かなりラッキーだった事になる。同じツアーの中でも、展望台に行かない内に閉鎖になってしまった人もいた位、開放されていたのは僅かな時間だったのだ。

それでも皆、かなり満足したようだった。とにかく下界は曇っていたのに展望台は晴れていた、というサプライズが喜びを倍にしてくれたのだろうーーとか言ってみる(笑)。

街中見物は先に済ませてしまったので、そのまま昼食となる。予定表では「日本食をご賞味下さい」とあったのだが、メニューはというと、「鮭定食」だという。

てか昨日の昼食も鱒だったけど?

……まぁ、言っても始まらない(苦笑)。一応、ちゃんと日本人が経営しており、店員も日本人が多いという。とりあえず吉野家の「焼魚定食」を思い浮かべ、「それ位であれば……」と誠にシツレイな考えの元、お店に移動。

その店の名は、「さつき」。結構お客さんが入っている。料亭で出てくるような「和食」ではなく、家で食べるようなお総菜メインの「日本食」。雰囲気的にも気楽な感じだ。
で、モンダイの「鮭定食」はーー。

P1010578 コレだ!

……いたってフツー(笑)。しかし、ここはフランス。普通に食べられる事自体が驚くべき事なのだろうなぁ。とにかく御飯がタイ米とかではなく、ちゃんとしたお米だったのが嬉しかった。量的には少し、物足りなかったけど。

食べ終わってからはトイレタイム。ここの店のトイレには、ちゃんとウォシュレットが装備されている! この事実にかなり感動(爆)。ツアー参加者の8割は女性なので、一旦トイレタイムとなると、20分はかかってしまう。用を足してしまうと特にする事がないので、とりあえず店の外に出た。

P1010581

「さつき」外観。

すると、一足先に外に出ていた同じツアーのオジサンが手招きをする。ちょっと見て御覧よ、というので見ると、それは店頭に置かれているメニューだった。目は自然に、さっき食べた「鮭定食」を探してしまう(笑)。……あった。

「鮭定食 23ユーロ」

1ユーロは……130円位? とすると……。

約3,000円!?

 

実は、かなり高級な昼食だったのでありました(笑)。


続く……。(その9へ

<オマケ画像>

P1010474

メルキュールホテル外観。スキーリゾートホテルです。

P1010534

「エギュ・ド・ミディ」内エレベータ。標高3842mの証明(笑)。

P1010579

「さつき」Tシャツ。売っているらしい(笑)。

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2008年11月 1日 (土)

三日目:フランス入国! -2008年秋・スイス旅行 その7-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6-

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P1010407 ワインを作っている家には、こういうディスプレイがある事が多い……らしい。



ラヴォー地区のハイキングを終えて、僕らが次ぎに降り立った街は「マルティニ」。ここから「モンブラン特急」に乗り、国境を越えてフランス、シャモニーを目指すーーと思っていたのだが、よく聞くと列車で行くのは国境手前の街までなのだという。

ラヴォーでの試飲会については、サケが飲めないワタクシに何ら語る資格はないのである(汗)。
しかし、その後のハイキングについては……結構、ヒドい事になってしまった。なにせ、

土砂降りの中を強行(汗)。


添乗員さんの名誉のために言い添えておくと、決行を決断した時には雨は小康状態だったのである。しかし、段々畑の中を歩いている内に土砂降りに……orz いい加減、傘を出したりしまったりするのが面倒になってきたので、モンベルのレインジャケットを着てフードを被る。新品だけあって、撥水性能は申し分無い。が、ザックカバーを持ってこなかったのは失敗だった。

P1010418ワインが詰まった樽。明日でブドウの摘み取りは終わりとの事。 

P1010433

レマン湖を眺める。道路より右側にあるのは、全てブドウ畑。

そんな、「仕事」的なハイキングを終えてマルティニに着いた我々。しかし運ちゃんの腕が良かったのか何なのか、乗る列車の時間まで1時間程余裕があるという。

余談だが、どうも運ちゃんには本来の予定がうまく伝わっていないようで、バスを降りようとするたびに添乗員さんと一悶着を繰り広げる。どうやら「どこで待っていればいいのか」的な事を訊いているようなのだが、おかげで、降りたくともなかなか降りられない(笑)。


スイスは鉄道の発達している国で、時間にもかなり正確であるという。観光としての列車で「スイス3大特急」というのがパンフレットなどにも旅の目玉として取り上げられている。「氷河特急」「ベルニナ特急」「パノラマ特急」というのがソレだ。

……ここで、違和感を感じたヒトは正しい。そう、今回我々が乗り込む「モンブラン特急」は、上記の「スイス3大特急」には入っていないのである(爆)。実際、参加者の中でも

「ネットで検索して見たんですけど、殆どヒットしなかったんですよね……」

と呟くヒトが居た位である。僕が事前に買ったスイスのガイドブックにも、記載が見当たらなかった。というか、これから向かうシャモニー自体がフランスなので、スイスのガイドブックに名前程度しか載っていないのである。したがって、そこに至るこのモンブラン特急も、殆ど記載が無かったのだ。

P1010450 マルティニにて、モンブラン特急。

添乗員さんからの説明もあまり無く、殆ど前知識の無い状態の参加者を乗せて、18時10分発の列車はマルティニを離れた。「特急」と呼ぶのが恥ずかしくなるような速度で、列車はゆっくりと山を登っていく。

後で知ったのだが、この「モンブラン特急」が走る路線の正式名称は「SNCFフランス国鉄コル・デ・モンテ線」。つまりフランスの国鉄なのだ。それがスイス国境でスイスの私鉄「マルティニ・シャトラール鉄道」に接続しており、国際的な相互乗り入れをして行き来をしているのである。

列車はどんどん高度を上げ、深い峡谷を見下ろしながら谷に沿って走っていく。しかしこの国では、

「何故わざわざそんな所に住む?」

と悩みたくなってしまうような場所にまで家が建ち、しかもキチンと電気が通っている。ケーブルカーやロープウェイ、といったら日本では観光地のモノなのであるが、コチラでは「生活の手段」。日常の一部なのである。日本でも人里離れた山奥に集落を見かけて、

「何処にでも人は住んで居るんだなぁ」

などと感慨に耽った事もあるが、スイスではそれに輪をかけて、切り立った崖っぷち等のヘンテコリンな場所に家があるのも珍しくないのだ。

P1010458 深い峡谷を行く……。


1時間程列車に揺られた後、国境手前の駅で降りる。乗っていればそのままシャモニーへも行けるらしいのだが、一応国境を越える為バスでまとまっていた方が良い、という判断があったのだろう。実際、出発してからしばらくして国境を越えたのだが、添乗員さんは止められるかもしれない、と心配していたそうだ。

雨は相変わらず降り続けていく。走るに従い、標高が下がってきたのか霧が出てきた(列車は霧の上を走っていたのだ)。どうにも視界がきかない中を、バスはひたすらシャモニーへと向かう。

 

ホテルに到着したのは、19時をまわっていた。ホテルの名前は「メルキュール・シャモニー ・レ・ボッソン」。国道脇にある、モーテルのような立地にあるホテルだが、随分キレイで新しい。訊くと、数年前に火事に遭いーーその時は別のホテルだったらしいがーー建て直したのだそうな(汗)。

P1010466 モダン(?)なロビー。


移動しづめと雨のおかげで、皆の顔にも疲労の色が濃い。しかも、時間が時間である。

 

お腹空いてるんだよ(涙)。


鍵の受け渡しなどをしている内に、時刻は19時45分に。

「お食事は、20時からという事で! 食堂にお集まり下さい!」

ああ、という安堵ともため息ともとれるような声が漏れた。このホテルに泊まるのは、今日の1泊のみ。明日の予定はモンブランを望む展望台、「エギュ・ド・ミディ」の観光。つまり、

朝は早い(汗)。

だから夕食はさっさと食べて、部屋でゆっくりしたい。とはいっても20時からとなると、部屋に入って荷物を置いたらすぐ集合、という事になる。誰が悪い、というワケでもないのだが、こういうのがツアーの悪いトコロだよなぁ。


それでも、皆キチンと時間通りに集まり、夕食の開始。今日のメニューはチキン料理。本格的フランス料理とまではいかないが、それでも結構上品な味のスープから始まる。

「アラ、美味しい」

同じテーブルに座ったオバさまも思わず声を上げる。

「さすが、フランスねぇ」

Cimg2797 イザ、食事開始!

そう、ここはフランスなのだ。ーーという事で、薄々イヤな予感はしていたのだが、それが的中してしまった。何かというと、


料理が出てくるのが遅い!


夕食には2時間かける、というお国柄である。料理はスープ、メインの鶏料理、デザートの3品しかないのだが、

食べ終えたのが21時45分(汗)。

それでも、添乗員さんがマキを入れてくれた結果である。そうでなければマジに2時間以上、かかっていたに違いない(爆)。さらにその後にも、一つのイベントが待っている。ドリンクの支払いである。基本的に、飲み物は別会計。開始時に注文し、食後に現金で支払うというのがパターン。現金、そしてここは、フランス。そう、スイスフランが使えないというワナ(汗)。

事前のrikaの読みが、まさに的中したのである。ユーロを持っていて良かった。……まぁ、別にカード払いも可能であったのだけど(笑)。


最終的に部屋に戻ったのは、22時過ぎであった(汗)。……明日は、晴れるだろうか。ロビーにあった天気予報では、晴れのような事が書いてあったのだが。でもまぁ、今はどうでもいいや。お休みなさい……。


続く。(その8へ


<オマケ画像>

P1010421 試飲中……。白を1杯、赤を2杯。半分なのは、僕のグラス(爆)。

P1010465

闇が迫る中、一路シャモニーへ!

P1010479 ホテルの部屋。まぁこんなもん、かな(謎)。


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