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2009年3月25日 (水)

ヤロウ三匹、ドタバタスキー旅。-その2-

これまでのあらすじ。-その1-


僕が目覚めたきっかけは、はりねずみ氏のイビキだったのか、それともフロントガラスを叩く、大粒の雨音だったのか(汗)。

同時に、携帯のアラームが鳴り出した。時刻は午前7時半。土日・祝日のゴンドラは7時半から動き出す、とは知っていたのだが、それではいくらなんでも体力が保たない(汗)。出発時間を8時半と仮定して、7時半にアラームをセットしていたのだ。


だがこの大雨(涙)。

この日(20日)の新潟の天気が悪い、という事は事前に情報を得ていた。しかしここは標高が高いので雨ではなく雪になるはず。それならば願ったりかなったりだーーという目論見があったのだ。しかし、雨。

「……オレはまだ起きないぞ」

というはりねずみ氏の言葉に激しく同意し、二度寝を敢行。30分程経ってみると、



雨が上がった!


しかも、部分的には青空まで見えているではないか。というワケで、各自行動を開始。数年振りの車中泊だったが、思ったよりも快適に寝られた、と感じている自分がいる。二人にも訊いてみると、

「うーん、確かにすぐ寝ちゃったねぇ」

「二人だったら寒かったかもしれないね。三人だったから暖房ナシでも、結構暖かかったよ」

と好印象的な言葉。皆、思っていたよりも元気であった(笑)。


いち早く準備を終えたはりねずみ氏がまとめてリフト券を買いに行き、その間に我々も準備を進める。雨が降り止んだタイミングで皆が一斉に出てきたので、チケット売り場からトイレから、どこもかしこも混雑している。特にレンタル用品の受け付けにはあり得ない程の長蛇の列が出来ていた。

昔はレンタルといったら「何処で売ってるんだコレ?」というような聞いた事のないメーカーの粗悪品、というのが定番だったのだが、近頃はかなり質が向上し、新品に近いモノが借りられるらしい。

「レンタル品の方が手入れが行き届いていたりして……」

とはりねずみ氏が言っていたが、それもあながち冗談では無いかもしれない。

僕の使っている板も購入してから既に7、8年が経過し、昨年は買い換えるかどうか迷ったのだが、結局チューンナップするに留めた。板の価格が3、4万として、1シーズンに行けるのはせいぜい1、2回。レンタル代が4,000円だとしても、10回約5年分の金額に相当するワケだ。そう考えるとレンタルの方が得だ、という結論になってしまう。

「ウエアと靴だけは自前で揃えて、板だけレンタルってのが正しいよね」

とA-ZAWA氏。皆で頷きつつも我々は皆、マイ板を持参していた(笑)。やはり今回の並びっぷりを見るにつけ、「借りる手間、返す手間」を考えると、クルマという機動力があるのならば自分の板を持つべし! となってしまいますな。ちなみに今回、僕とはりねずみ氏はスキー、A-ZAWA氏はボードであった。



かぐらはまずいきなり、ゴンドラに乗らなければならない。それだけ標高が高い、という事なのだが……。


着いたら、雨(泣)。

下では降っていなかったのに、何でや!

しかし、ここまで来て負けてはいられない。とにかく一番標高の高いところを目指そう、という事で足慣らしを兼ねて移動を開始。ボーダーのA-ZAWA氏には少しキツイが、ここは頑張って頂くしかない。幾つかのリフトとゴンドラを乗り継ぎ、『かぐら第一高速リフト』に乗り込む。

Ca391176 ゴンドラ内より。天気はどんより……。


長野と違って、新潟のスキー場にはシェード付きリフトが多いのがヨロシイ。特にこの時のような雨模様の時には(汗)。しかし風が強く、シェードが抵抗になって揺れる事揺れる事……。かなりなスローペースで、何とか終点に到着した。本来ならばさらに一本上に行くリフトがあるらしいのだが、閉鎖されていた。


人が少ない間が勝負だ、という事で、この第一高速リフトを中心に何本かアタックをかける。……うーん。あまり斜度が無く、それでいて雪質が良くないものだからあまり気持ち良くない……。斜度のある上級コースもあるにはあるのだが、



非圧雪ゾーンという名の経費節減(爆)


により、行ってみたらヒドイ状況になっていた……orz。 僕程度のウデでは、全く太刀打ちできず。

西武系のスキー場といったら、どうしてもこの『非圧雪ゾーン』がついて回るのである。「自然のままのコース」といえば聞こえはいいのだが、あまりにも数が多いので、上記のようなイメージを持ってしまっているのである(笑)。

多少の不満はあるものの、7時台の大雨を考えれば良くここまで持ち直した、というべきだろう。風は相変わらずだが、雨はいつの間にか止んでいた。リフトも次第に混んできたものの、せいぜい2、3分待ちというところ。


実はリフト券を買う前に、

「こんな天気だから滑るのは午前中だけにして、午後はノンビリ温泉でもつかって早めに帰らないか……」

という非常にオトナな案が、誰からともなく出た瞬間があったのだ。皆、思わずその案に飛びつきそうになったものの、やはり生来のビンボー根性が勝ち(爆)、

「一日券で」

と満場一致をみたのである。そう、僕らがオトナなスキーをするなんて、相武紗季にシリアスな演技を要求する位にムリな事なのだ(笑)。

Ca391177 積雪量は、かなりありますね。


そうこうしている内に昼飯をどうしようか、という話しになった。田代ゲレンデまで移動する、という事も考えたが、面倒なので少し降りた場所にあるレストランを目指す事に。イザ移動、という事になると、ボーダーであるA-ZAWA氏は仕方のない事だが常にワンテンポ遅れてしまう。

スピード狂であるはりねずみ氏には先に行って席を確保してもらう事にして、僕はA-ZAWA氏の準備が終わるまで待っている事にした。リフトを降りたA-ZAWA氏が、左足に固定されたボードを引きずりつつ、ヨロヨロと歩いてくる。その姿を確認して、今度はねずみ氏の行方を確認しようと後ろを振り向いた瞬間、


事件は起こった。


「ああっ!」


A-ZAWA氏の叫びにビックリして振り返ると、そこには半ば呆然として、雪の上に座り込むA-ZAWA氏の姿が。その手に握られていたのは……



靴 底 だった。


続く……。(最終回へ


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