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2009年10月 6日 (火)

横浜開国博Y150 追悼記念レポ -会場編その3&まとめ-

これまでのあらすじ。-入場まで編- -会場編その1- -会場編その2-


さて、4日に渡って書いてきたレポも、いよいよ最終回である。結構長くなってしまった(汗)。読む方によっては、不快な内容も含まれるかもしれませんので、ご注意くださいm(_ _)m


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お笑いライブの一幕。撮影禁止に気が付かず、撮ってしまった(汗)。


『NISSAN Y150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター』に到着した時の時刻は16時に近かったのだが、人出は午後イチよりも多くなったようで、待ち時間もしっかりと「30分」と書かれている。少し安心して(?)、列に並ぶ。最初に並んだ時は、

「列は4列でお願いします!」

と言われたのだが、この時は特に何も言われず列もグダグダであった(笑)。しかし気がつくと、僕らの後ろにもアッという間に人が並んでいく。これは間違いなく、夕方になるに従って人が増えている。日が落ちれば涼しくなるし、さほど混む訳でもないから時間もかからない。さらに夜間のライトアップイベントも結構あるので、むしろその方が正解だったかもしれない。

まぁ僕らはこの後に別の予定を入れてしまっていたのだが。

30分程並んで、ようやく建物の中へ。しかしまだ、先があった。どうやらシアター内に入れる人数に限りがあるらしく、キチンと~人単位で区切って入場させているようなのだ。それはともかくとして、建物に入った瞬間、

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僕らは慄然としたーーというのは多少(?)大げさな表現だが。


中にチケット売り場あるやんけ!

最初に聞いた時には「はじまりの森にチケット売り場がある」というから、列を離れてワザワザそこまで行ったというのに……。

立ちっぱなしで痛くなってきた脚の痛みが、一気に増したような気がした。見ていると、入った人たちはまずゲート前の何だか妙にガランとしたスペースに通されて、そこにある展示物を見学。何やら宇宙系、海洋系といったわずかな展示物が並んでいるのである。

後で知ったのだが、このガランとしたスペースには実在する船をモチーフにしてダンボールで造られた船が展示されていたらしい。だが何故か会期終了直前の、



9月21日で展示終了(爆)。


もう一週間位、我慢して展示してりゃいいのに……。大桟橋でも似たようなイベントをやっているので、そちらに移ったのかもしれない。


待ち時間を紛わす為(?)、ここで公式キャラクター「たねまるくん」が登場。しかし悪いが新聞で、

『たねまるくん』存続の危機~横浜開国博Y150の公式キャラクターである『たねまるくん』の存続が危ぶまれている。通常このようなキャラクターは会期が終われば使用できなくなってしまうが、昨今は人気が出ると市民の声によって生き残れる事も少なくない。しかし、来場人数が目標を大幅に割り込むY150。果たして市民は『たねまるくん』の存続を望むのだろうかーー。

と、いったような内容の記事を読んでいたワタクシ。


子供達を触れ合うその姿に、どうしても哀れみを感じてしまう(爆)。

頑張れヨ、たねまるくんーー。

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たねまるくんにも、口があったのだ!(笑)


そしてようやく入場したワケなのだが、


展示物を見ずに、シアター入場口に並ぶ人の何と多いことか。

ここは<DREAM SHIP>と銘打って、「宇宙の船」、「海の船」、「アートの船」という異なるテーマの3種の船を設定し、展示を行っていたらしいのだが……上で書いたように、既に「アートの船」は撤退済み(汗)。展示内容もただ置いてあるだけ、という感じでとにかく地味! なのだ。

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宇宙服がブラ下がってたりするのだが……。グリコ?


僕らも再び並んでシアターに入ったのだが……オドロいた事にシアター内に椅子はなく、ただ仕切りの為の鉄柵が並んでいるだけ。柵の上には「腰をかけたり、寄りかかったりしないで下さい」と書かれているのだが、これまで散々立ちっぱで待たされているのだ。するな、という方が無理なハナシである。


で、パンフレット曰く『スーパーハビジョンシアター』(笑)なのであるが……。ここは簡潔に箇条書きで(爆)。

・スクリーンが大きいのはいいのだが、最後部でもスクリーンとの位置が近すぎて画面全体が視界に収まらず、画面の迫力が伝わりづらい。
・通路にまで人を入れるので、頭が邪魔になる。子供が見るのは至難の技ではなかろうか。
・そもそも、映像が何を伝えたいのかがサッパリ伝わってこない。

最後の部分については個人の考え方もある、と言われる方もいるかもしれないが、シアターから出る際にあちらこちらから、

「で、何が言いたかったんだろう? 今の映像」

というようなコトバが聞こえてきたのは事実である。映像が終了すると、次の部屋へと誘導される。床にダンボールで作られた丸いソファ(?)がいくつも置かれた部屋の中心には、メインである電気自動車「PIVO2」が鎮座している。ここは「PIVO LAVO」と名付けられた、

ピボ君が案内役で登場する映像で、地球環境を考えたり、日産自動車が描く「思いやりの未来」を探索しよう!!

という部屋らしい。しかしである。「PIVO2」って、2007年のモーターショーでお目見えしたショーカーなのですよ。


Ca391660 PIVO2。結構人気はあった。


未来を語るのに、過去のモノ持ってきてどうする?


資源の有効活用をしている事に間違いは無いが、どこかに違和感を感ぜずにはいられなかった。それが終わると次の部屋では、

コトバパーク
~みんなで「思いやりのコトバ」を書こう!~

明日からできる「思いやり活動」をみんなで、葉っぱの形の紙へ書き込もう。「思いやりのコトバ」を記入したら、 会場内にある大きなバルーンへ入れると、吸い込まれて、バルーンの中を舞い上がるよ。みんなの参加で、「思いやり」がいっぱい詰まった「地球」をつくろう!!


という事なのだが……。なんかグッタリして、そのまま外に出てしまった。


外は日が落ちて涼しい風が吹き、出航し始めた「にっぽん丸」と帆船の「日本丸」が夕焼けを背に見事なコラボレーションを見せている。

Cimg3301
夕焼けが、オイラのココロを慰める……。


……そうだよなぁ。こういう風景、雰囲気こそが横浜なのだ。何もワザワザせせこましいパビリオンに並んでまで入らなくても、十分満足できるのである。

このY150、どうやらお子様方には随分受けが良かったように思う。メインのラ・マシンに乗れるのがお子様限定という事からも、そもそもの対象年齢が低く設定されていたか、もしくは予算的に低くせざるを得なかった、という事はありそうだ。

「大きな建物を造らずどこまで“記憶だけに残るイベント”にできるか」

というのが横浜市の目論見だったという。ある意味かなり記憶に残ったイベントであることに間違いはなさそうだが……もっとうまいやり方があったのではないか、とどうしても思ってしまう。

会場がバラけているのも、問題だろう。いっそのこと地区のブロックをまるごと借り切って通行止めにし、そこでベロタクシーや日産のエコカー等を走らせたほうが、余程未来への取り組みというアピールになったのではないだろうか。


帰り際に歩道橋の上を歩いていると、ラ・マシンが動いているのが目に入った。なるほど、


「高価なチケットを買わなくても外から丸見え」

と文句が出るのもうなづける見えっぷりである(笑)。それを見越してか警備員が配置されていたが、見ることをやめさせようとまではしていなかった。

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おお、動いてる動いてる。

Cimg3303

確かにここまで見えちゃ、まずいだろ……。


ーーこうして、僕らの横浜開国博Y150の見物は終わった。後からニュースなどで聞くと、

「会場周辺にある店舗の売上げは上がったので、Y150が本当に赤字なのかどうかはわからない」

「少なくとも、市民の意識は高まった。開催した意義はあった」

なんていう意見もあるらしい。まぁ、そういう側面もあるかもしれない。だが基本的に全て、



開催する側の論理にすぎない。


開催する側が満足すればOKというなら、入場料など取るべきではなかった。徹底的に無料会場のみで構成すれば良かったのだ。エコもいいし、ムダを無くすのもいいだろう。だがそれを盾にして、「お金を払う側」の事をあまりにも顧みない姿勢はどうかと思う。

『大規模な学園祭』

個人的にはそう形容するのが一番似合ってしまう、そんな博覧会であった。


僕とrikaは帰りの道すがら、

「Y150で一番面白かったのは、何?」

という質問をお互いに投げかけてみた。さあ、せーので言ってみよう。せーの、


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お笑いライブ!


それY150ちゃう、という意見は受け付けません(爆)。


しかし何とも、ダークな意見ばかりの内容になってしまった。すいませんでした……。

<オマケ>

Ca391657 会場内のコンビニで見つけた、「ゆるキャラ」コラボストラップ。
たねまるくんは、まりもっこりの一体何を指しているのか……?(爆)


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旅はどうだしょう。」カテゴリの記事

コメント

Y150は当地から電車で行くには遠いかなぁ~。
カプチーノで行けば駐車場があるのかなぁ~、などと考えているうちに終了でしたか。
でも、nakajiさんの日記を読みまして充分に堪能しました。

投稿: MATSU | 2009年10月 7日 (水) 21時03分

>MATSUさん
Y150は、わざわざ千葉からオカネをかけて行くようなものではなかったです。

横浜見物の「ついでに」程度ですね。Y150は終わっても、それ以外に見所はいろいろあると思いますので、また今度、いらして下さい(笑)。

投稿: nakaji | 2009年10月 8日 (木) 21時00分

私Y150は老人割引の全期間パスを購入して3、4回行きました。あれから時間も経ちましたが、何故かあのBATONをみんなはどう思ったのだろうかと知りたくなり、このブログを探り当てました。そうだよね。やっぱりね。私3編全て見ましたが、良さが解りませんでしたものですから・・・同じような感想に触れた安心(笑)しました。

投稿: Lolo | 2011年4月 3日 (日) 15時04分

>>Loloさん
コメントありがとうございます。

DVDでまとめて見たら、それなりに楽しめる……らしいですよ!?

でもDVDは三回分の入場料より安価な為、買うのに抵抗がありますねぇ(;´Д`A ```

BATONもそうですが、ラ・マシンはどこにいったのでしょう? 謎です。

投稿: nakaji | 2011年4月 4日 (月) 21時44分

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