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2010年1月22日 (金)

明日香村、ぐるぐる。-2010年奈良旅行・その2-

これまでのあらすじ。 -その1-

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バーイセコ♪ バーイセコ♪



レンタサイクルを借りる時に貰った地図を前カゴの底に敷いて、それを時々確認しながら進んでいく。これから向かう行程は、長くても半日もあれば見終わってしまうコースであるという。問題は、一つの施設にどれだけ時間をかけるか、だな。言わずもがなであるが……。

時刻はいつの間にか、11時を回っている。あまりあくせくはしたくないが決してノンビリもしていられない、というビミョーな状況なのである(汗)。しかしこの借りたママチャリ、



非常に扱いづらい(爆)。


元々サイズが合っていないから、限界まで伸ばしてもサドルが低い&クランク短いので、特にスタート時に力が必要なのだが、どうやっても力を入れられないのである。立ち漕ぎをしても、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ(汗)。考えてみれば、ママチャリというものに乗るのは十数年振り。高校1年生以来だ。僕が扱いなれていない、というのもあるかもしれないが……。

SPDでないのを忘れて、無意識に引き足を使おうとしてスカってしまう事も幾度か(汗)。スピードが出ないのはもどかしくもあるが、道が狭いのでスピードを出すと危ないというのに加えて何より、


空気が痛いくらい冷たい(涙)

ので、むしろゆっくり行かないと耐えられないのアタシ、という感じなのである。


10分程走って到着した最初の目的地は、「甘樫丘展望台」。飛鳥時代、蘇我氏の邸宅があったとされる丘である。ここから、明日香村を一望できるという。レンタサイクルに連動して、キチンと駐輪場も完備。イザ、展望台へ。

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目の前にある山や池は、全て遺跡だといっても過言ではないのです。右上の山が天香具山。

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展望台にある案内図。


あまり飛鳥時代に詳しくない僕でも、万葉集にある

「春過ぎて夏来たるらし白たへの衣干したり天香具山」

という歌くらいは知っている。そこに出てくる地名を実際に目にすると、やはり感じるものもある。しかし……。

「なんか雪、降ってないか?」

積もるようなものではなく実際すぐに止んだのだが、空から白いものが舞い出したので、慌てて次の目的地「飛鳥資料館」に移動。こういう資料館とか博物館は、実は結構好きなのである。順番的にはむしろ、こっちを先にした方が良かったんじゃないだろうかーーなんて口には出しませんが(笑)。

ここでついに発見した!


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せんとくん!


そうなのだ。今年の奈良は、平城京遷都1300年祭という事で盛り上がっている(ハズ)。その割には電車を降りて以降人も少ないし、せんとくんも見かけないし……とその点不満に思っていたのである。しかしここでせんとくんに出会えて、テンションが上がった!(笑)

資料館にいた客は3組程だったのだが、その分じっくりと見学。特別展示でキトラ古墳玄室内部を実物大写真で再現した部屋、というものがあったので、そこは特に時間をかけて見学した。(写真撮影は禁止。HPはコチラ。)

有名な朱雀、青龍、玄武、白虎。千年以上の時を経てきたその存在は、何か圧倒的な威圧感にも似たような神々しさを感じる。まじまじと近くで見てみると、幼稚な言い方で恐縮だが実にカッコイイ。海洋堂あたりが立体化してくれないだろうか……などと、クダラナイ事をつい考えてしまう(笑)。考えてみれば遺跡に行ったとしても玄室までは見られないワケで、こういった資料館の存在は非常にありがたいものなのだ。暖房効いてて、暖かいし(爆)。

しかし、いつまでもぬくぬくしているワケにもいかない。次の目的地は、有名な「石舞台古墳」! そこで昼飯も食べましょう、という事なのだ。さらに目的地に至るまでにもいくつか見所があるというので、寄り道しながら向かう事になる。


すぐ前で「いくつか」と言ったが、実際に地図をみると、「いくつもの」見所がある。全てを追っかけるワケにはいかないので、チョイスしたのは日本最古のお寺。「飛鳥寺」と、その前にある「蘇我入鹿首塚」。そして、大化の改新の舞台となった「伝飛鳥板蓋宮跡」。キチンと道案内がされているので、迷うことは無いーーといいつつ、飛鳥寺まではちょっと迷った(笑)。

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飛鳥寺。住宅地と、畑の中にあります。

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伝飛鳥板蓋宮跡。整備されているのはいいけど、ちょっと趣は無いかな(汗)。


明日香村は基本的には3方を山に囲まれた盆地で、さほどのアップダウンは無いーーと思っていたのだが、やはり多少はある(笑)。文化財保護地区の為に高い建物もコンビニも無く、非常にのどかな雰囲気。ここはやはり、春に来るのが正解なんだろうなぁ……人も増えるだろうけど。

そんなこんなで13時頃、石舞台に到着! 恥ずかしながら今回初めて知ったのだが、本来これは他の古墳同様土中に埋められていたもので、その土が何らかの理由で取り払われて玄室が露になってしまった結果の姿であるのですな。

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有名な石舞台!

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玄室内にも入れます。


石の大きさから判断して、盛られていた土も相当の規模になるだろうし、そこから推測して当時の権力者蘇我馬子の墓ではないかーーという事になっているのだろう。玄室が露になってしまった理由は不明だというが、何となく権力者が恨みを買うのは今も昔も同じなんだなぁ、という印象をもってしまう(笑)。

そして近くにある「夢市茶屋」で、


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ご飯だ!


二人して「飛鳥鍋御膳」を注文。モノが来て鍋の蓋を取ってみると、なんとスープが白い。まさか、豆乳かな?(汗) と思ったが、牛乳なのでセーフ(アレルギーの問題なのです)。

rika的には鍋というよりもとにかく「古代米」が食べたかったのだという。とはいえ、この寒さの中では鍋の暖かさが何よりもありがたかった。

「ごゆっくりしていってくださいね」

とニッコリしてくれるオバちゃんもヨシ(笑)。観光地を回っているせいかもしれないが、ここまであまり関西弁を耳にしていない。オバちゃんもイントネーションに訛りがあるが、コテコテの関西弁という感じではなさそうだ。奈良は京都と近いし、大阪弁よりも柔らかいのかもしれない。……あくまで、個人的な印象であるが(汗)。

「ねぇ、外」

と、お茶をすすっていたrikaの声で窓の外を見た。

「……雪、だね」

「ねぇ……」

かなりの勢いで、再び雪が降り出していたのだ(汗)。


続く……(その3へ)。



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