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2010年1月25日 (月)

明日香から奈良へ。-2010年奈良旅行・その3-

これまでのあらすじ。 -その1- -その2-

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サイクリングは続く!


例え雪だろうが雹だろうが、僕らに与えられた交通手段はレンタサイクルのみで、先に進むしかないのである。いや、実はこの石舞台古墳にもレンタサイクルステーションがあって200円出せば乗り捨てができ、後は村内循環のバスで巡るーーという事もやろうと思えばできたはず。

しかし僕らはそんなプランは一切考えず、とにかく自転車で進むことを選んだ。別にエラくも何ともないが(爆)。


一時期はサングラスが雨粒で見えなくなってしまう位に降っていた雪だが、幸い10分も進むと止んでくれた。次の目的地は高松塚古墳! そこには高松塚壁画館という資料館もあるという。しかし、ただ真っ直ぐに行くだけでは終わらない。途中にまだまだ見所はあるのだ。という事で寄ったのが、


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亀石。


詳しくはコチラを(笑)。てっきり北海道は根室の車石のように、人気の無い野っ原にぽつんとあるのだろうと思っていたら、民家と民家の間にあった(笑)。……ぽつん、という感じは間違ってはいなかったが。

天武・持統天皇陵を過ぎてそこからさらに5分も走れば、高松塚古墳である。道を挟んで反対側に「国営飛鳥歴史公園館」という建物があり、高松塚古墳を含んだ一帯は一つの公園という感じに整理されている。入り口に駐輪場があるので僕らも勘違いしてしまったのだが、実際には高松塚古墳の直下まで自転車で公園内に乗り入れる事が可能。結構距離があるので、むしろ自転車じゃないとキツイかもしれない。

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公園内にあった、四神を模った植木。


古墳の周囲にはフツーに畑が広がる。そもそも古墳が発見されたきっかけも、農家の人が生姜を貯蔵する為に穴を掘っていたら出てきてしまった、というものらしい。大学時代に中国の始皇帝稜に行って、周囲が果物畑になっている事に失望した事があるのだが、こういった古代のものについては仕方がないのかもしれないですな(汗)。

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高松塚古墳。見た目スッキリ。

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古墳の周りには畑が広がり、生産物の無人販売所もアチコチにあります(笑)。


サクッと見学を終わらせて、近鉄飛鳥駅へ。計画では、ここで自転車を返却するはずだった。しかし電車の時間を調べてみると、次の電車まで20分以上待たなければいけない事が判明。

しかも僕らはここから二つ先の駅、橿原神宮前のコインロッカーに荷物を預けている。20分待って電車に乗り、6分後(時刻表より)には再度下車しなければならないワケだ。

それってどうなのよ?(汗)

というワケで、



自転車で橿原神宮前までGO!


結果的にこの判断は大正解で、予定より一本前の電車に乗ることができた。--となると、欲を出してきたのがこのヒト。

「時間が余ったら、朱雀門か薬師寺に行きたいって思ってたの。……ああ、でも朱雀門は無理かなぁ……16時までって書いてあるし。大和西大寺からは結構離れてるんだよなぁ。だとしたらやっぱり、まず薬師寺だね。16時半までって書いてあるから、間に合うな。--でも、実際には30分前に受付終了って事もあるよね。どうなんだろう」

薬師寺最寄り駅への電車の到着時刻を調べてみると、15時55分(汗)。駅から薬師寺まではーーガイドブックにも「徒歩すぐ」としか書かれていない(爆)。しかし行きに確認したのだが、確かに駅のすぐそばに塔が見えていた。5分とかかる距離ではなさそうだ。--どちらにしても、もし受付が16時までだとしたら、かなりギリギリである。

「駅に着いたら、先に行ってもらっていい?」

俺の屍を越えて行け、という感じで(?)rikaが言う。……了解した。その犠牲、決して無駄にはしない。

駅に到着し、ドアが開いた瞬間にダッシュ!(本来は危険なのでやめましょう 汗) 

が。

受付が16時半迄との事で、余裕で間に合いました(笑)。

薬師寺といったら世界遺産で、奈良時代から変わらず建ち続けているという国宝の東塔が有名だーーというのだが、


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工事中だった orz


何でも、平城遷都1300年イベントの一環で、改めて調査を兼ねた解体修理をしているのだという。実際にイベントが開始される、3月まではお預けというワケだ。

薬師寺に限らずだが、お寺や神社を拝観する際には脱帽が基本。場所によっては靴を脱がなければいけないところもあるので、相応の格好をして臨んだ方がいいだろう。僕は寒さ&歩き対策でトレッキングブーツを履いてきてしまったので、脱ぎ履きにエラく苦労した(汗)。


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門の前から、本堂を望む。


拝観後、唐招提寺も近いというので行ってみたが、コチラは時間終了。まぁ覚悟の上での行動だったのだが。それよりも駐車場にあった売店の一角に置かれていた「彼」に思わず吸い寄せられたワタクシ(爆)。


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等身大(?)せんとくん!


売店は店仕舞いの支度に入っていたのだが、負けずに中にも突入。考えてみれば、奈良に来て初めて入る「お土産屋さん」なのだ。とはいえ、旅はまだ初日。タダでさえ結構荷物は重たいというのに、今から大きな土産を買うわけにはいかない。とりあえずここでは、小さなストラップ関係を買うに留めておいた。

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せんとくんコーナーはかなり充実(笑)。


時刻は、17時10分というところ。これからどうする? と訊くと、

「やっぱり朱雀門」には行っておきたい」

という。門はくぐれないだろうが夜になるとライトアップされて、その姿も一見の価値があるらしい。問題は、どうやって朱雀門まで行くかということだがーー。

「……タクシー?」

クルマでない旅行の場合、基本的には荷物の全てを持ちながら歩かざるを得ない。特にこの冬の季節、衣類だけといってもそれなりに重く、かさばっている。それでいて、今朝は4時起きで移動しっぱなし。眠くは無いが、疲れていないと言えばそれはウソになる。唐招提寺の前には数台の空車タクシーが止まっており、それを物欲しげな眼差しで見つめていたrikaを僕は見逃していなかった(笑)。

が。

せんとくんに夢中になっている内に、いつの間にかタクシーの姿は消えていた……orz。

仕方なく、タクシー乗り場があった駅まで引き返す。一応電車の時間も調べてみたが、駅に着いた時には到着時刻を1分程過ぎていた。電車の姿は無い。そして、タクシーの姿も無い(汗)。

とりあえず、タクシーを待つか……と思っていたら、何とそこで奈良方面行きの電車が参ります、というアナウンスが!

慌てて切符を購入し、電車に飛び乗った。どうやら何らかの理由で遅れていたのが僕らには幸いしたようだ。ちなみに、関西ではPASMOとかSuicaが使えない。ICOCA一本である。カードをかざして通過するのに慣れてしまった身としては、一々切符を買わなければならないという作業がどうにももどかしい。これはきっとJR各社と切符の自動販売機製造会社の陰謀に違いない(マジで)。


それはそうとして。


朱雀門最寄り駅の大和西大寺は、結構大きな駅だった。待つことも無くタクシーに乗り込み、朱雀門を目指す。朱雀門ではそのまま待っていてもらい、宿まで行って貰おうという作戦だ。ちなみに宿はJR奈良駅に直結しており、近鉄奈良駅からは少し離れている。なので、直接タクシーで向かった方が効率が良いのだ。

ぶっちゃけ言ってしまうと、この前にタクシーに乗ったのは何時だったか、全く思い出せない僕がいる(爆)。もしかしたらここ10年以上、タクシーに乗っていないかもしれない。外に出る仕事じゃないという事もあるが、もう根本的に僕の中で選択肢として「タクシーを使う」という事が根付いていないのである。

しかし今回ばかりは上で挙げた理由もあって、素直にタクシーを選択。途中で「止まっている最中もメーターは上がり続ける」という事実に気付いてしまい、朱雀門見学が少し中途半端になってしまった感もあるが、まぁ行けて、見られただけでもヨシとせねばなるまい。


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平城宮朱雀門跡。まともに撮れた写真はコレ一枚(汗)。

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勢いでやってしまった。反省している(汗)。


ちなみに、この日の宿は「ホテル日航奈良」。この数日後に日本航空は会社更生法を提出する事になるのだが、とりあえずそれはまた別のお話し……。



続く……(その4へ)。


<オマケ画像>

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天武・持統天皇陵この周囲も、全部畑。

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途中で見つけたポスター。このせんとくんは……ちょっとコワい(汗)。



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