旅どう。-裏磐梯・喜多方・会津若松の旅-

2007年5月19日 (土)

体力のある限り……。-福島の旅 最終回-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-  -その3- -その4- -その5- -その6- -その7- -その8-

会津若松といえば、会津城(鶴ヶ城)らしい。当初の計画では、ここにクルマを止めて城を見学した後に、「野口英世青春通り」等の街中を散策しようよ、という事になっていた。しかし実際に街中を走る中で、ある疑念が持ち上がった。

……やたら遠くね?

城から目指す通りまで、結構な距離がある。この日は旅行の最終日。僕は明日から仕事である(涙)。ここで体力を使い果たすワケにはいかない。という事で、鶴ヶ城を見学後、またクルマで移動しようという事になった。やたらと細い道を通って駐車場へと案内され、イザ天守閣へ! ここは桜で有名らしいのだが、残念ながら時既に遅く。

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天守閣前の広場。のどかだ……。



天守閣は5層から成っており、すぐに天辺までいけるだろう……と思っていた。

が。

場内は一種の博物館のようになっており、順路に従って全てを見ていかないと、上に上がれない仕組みになっていたのだ! トバして見ればいいのだろうが、せっかく来たのだから、と律儀に見ていく私達(爆)。会津といえば鶴ヶ城。鶴ヶ城といえば白虎隊、なのであるが、実際には朱雀隊、玄武隊、青龍隊といった四象にちなんだ隊の一つだったという。……初耳である。

結局……。

登って降りるまで1時間半(滝汗)。

もう脚が棒状態です…orz

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見事なのだが……(汗)



加えてこの日は夏日! 気温の高さもあって、体力消耗が激しい。少し休んでから、街の中心部へと向かう。目指すは『會津壱番館』。野口英世が書生として過ごしたという、旧開陽医院の建物をそのまま使用した珈琲メインの喫茶店である。ここは『野口英世青春館』も兼ねていて、2階がその展示室になっている。

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「會津壱番館」外観。



会津と珈琲に特に関係はないが(笑)、野口英世がエクアドル等の南米に関係が深い、という事で珈琲にこだわっているらしい。……僕的には、量が少なめなのがナンであったが。元開陽医院である、という事を割り引いても、落ち着いた店構えと内装(これはかなり改装しているのだろうけど)で、客もひっきりなしに訪れる。正直言うと「野口英世通り」にはあまり期待していなかったのだが、この『會津壱番館』の存在で救われた(笑)。

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命をつないだ、
アイスコーヒー(笑)



周辺をしばらく散策し、土産の馬肉を購入。時刻は午後6時。

……さて、帰るか!

下道を白河まで走り、そこから東北道にのる。東北道は順調であった。……SA以外は。夕飯はどこかのSAで食べよう、という話をしていて、せっかくだから行きに食べた佐野ではない所で食べようと、その次の蓮田SAを目指した。しかし、気付かなかったのだが、この蓮田SAは東北自動車道上り線で、最後のSAだったのだ。しかし、

分岐の時点で大渋滞っ……!

仕方なく列を外れ、以降のパーキングを目指す事にした。しばらく走り、川口PAに入る。時刻は、午後9時35分。が!


食堂の営業は、午後9時半までだって……orz


ようやく夕飯にありつけたのは、午後11時近く。結局高速を降りてからだった。人間やはり、食べなければいけない。体力も消耗するし、機嫌も悪くなる(苦笑)。我々の良いところでもあり悪いところでもあるのだが、どこかに出かけると、もう

体力の限り遊び倒す(爆)

のでありますね。もしくは、多少無理をしてでも遠くに行くとか……。もうトシ大人なんだから、あまり無理してはいけないな……と最後に感じてしまった、今回の旅行でありました(笑)。

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2007年5月17日 (木)

目指せ、馬肉。-福島の旅8-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-  -その3- -その4- -その5- -その6- -その7-

バイキングの朝食を済ませて出発! ……と言いたい所だが、御承知の通り、このホテルではクルマを玄関まで持ってきてもらう仕組みになっている。どう見てもこのホテルに似つかわしくない軽自動車(カプチーノね 笑)は駐車場の端に追いやられていたらしく、来るまでに少し時間が必要だった。サービスを受けるのも、ラクじゃないのである。

今日は「磐梯山ゴールドライン」を通って、猪苗代湖畔で野口英世の生家を見学し、「南ヶ丘牧場」のソフトクリームを堪能しつつ、会津で馬肉を食べましょう♪ というプランニング(by相棒)なのである。特に馬肉については、案内本にも載っていない店をネットで調べてきたという熱の入れよう。ハナイキも荒い。


さすがにホテルの玄関でオープンにはできないので(かなり創意工夫が必要なのだ 爆)、少し離れてから
オープン! 三日目にして、晴天の元待望の瞬間である。合計すると2往復目の国道を行き、「磐梯山ゴールドライン」へ。以前来たときは大雪に降られてしまったという、思い出の場所。しかし今回はそんな心配は無用。むしろ暑いくらいなのだ(汗)。

道端のそこかしこにクルマが止まって、中年夫婦が何かを摘んでいる。どうやらフキノトウのようだ。標高が高いのでまだ成長が遅く、食べ頃なのだろう。

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湖畔より、表磐梯を望む。



絶景の磐梯山を堪能しながら、猪苗代湖畔へ。計画の初めでは、相棒は「野口英世の生家」にあまり興味がないようだったが、正直猪苗代湖畔でのミモノというと、これ以外に僕は知らない(爆)。まぁ決して、キライじゃないのだけど。

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野口英世の実家にて。


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南ヶ丘牧場。
アイスは美味いが、持ち込みお断りって……。




『飲食物持ち込みお断り』の「南ヶ丘牧場」を経由して、いよいよ会津へと向かう。街中に入っていくというのと、牧場に向かう道が予期せぬダートで、かなりホコリっぽくなってしまった事もあって、ここからは屋根を閉める。

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せっかく来たのに…(涙)



まずは昼食。目指すは相棒ご推薦、「桜鍋」の「吉し多」! 我々にしては珍しく、迷うことなく辿り着く事ができた。が!

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お休み…〇| ̄|_






仕方なく第2候補、釜飯の店「山葵」へ。ここはキチンとやっていた(笑)。メニューを眺めていると相棒が、

「馬刺しがあるよ!」

と目を輝かせて素っ頓狂な声を上げる。ハイハイ、じゃあとりあえず頼んどきましょう。それ以外に、僕は「春本番メニュー」ということで「じゃがいもベーコン釜飯」、相棒は「あさりバター釜飯」を注文。

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神々しい光(?)に
照らされる馬刺し。



まずは馬刺しから。唐辛子味噌(だったかな?)を付け、醤油で頂く。さほど臭みもなく、ネットリと濃厚な味わい。美味いじゃないか。聞けば、会津では普通の肉屋でも馬肉が売っているのだという。土産に最適。北海道の鹿肉や熊肉のようなものか。

釜飯は注文してから炊き始めるので、時間がかかる。両人とも、釜飯としてはちょっと邪道(?)なものを頼んだので、味はちょっと想像していたものとは少し違った、あっさりめで上品な味。密かに「おぎのや」の釜飯が恋しくなってしまったのはヒミツである(爆)。

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注文した釜飯群。


ちゃんと炊かれた釜飯なので、底にはおこげが貼り付いている。もったいない精神を旨とするワタクシは、しゃもじでゴリゴリと……。

相棒は「そこまでする?」というような眼で見ていたが、もはや食べる事が目的ではない。こそげ落とす事そのものが目的になっているのだ!(笑)

次回、最終回であります。続く……。


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2007年5月15日 (火)

馴染めなかったプルミエール。-福島の旅7-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-  -その3- -その4- -その5- -その6-

3日目の朝。今ひとつ、シックリこなかったベッドから起きあがる。窓の外を見ると、今日も天気は良さそうだ。

お洒落なテーブルの上には、不釣り合いなチューハイの缶と、スナック菓子の袋がコロがっている(笑)。二日目という事もあって疲れていたのか、早々に爆睡してしまったのだ。


初日の宿「ホテル五色荘」が、至って庶民的な宿だっただけに、二日目は少しキバってみようよ、と予約したのが「ホテルプルミエール箕輪」。専用スキー場も備えた、所謂「リゾートホテル」である。GWということでちょっとオソロシイ価格になっていたのだが、比較的割安なプランもあったのだ(夕食無しプランだけど 笑)。

箕輪の場所は土湯峠の近く、旧道沿いに存在する。例の廃墟の近くである(笑)。場所的にはちょっと不便な所にあるが故に、昨日は喜多方を3時半には出発するつもりでいた。それでもサイクリングも、喜多方ラーメンを食すのも予想よりはかどった為、時間的には余裕が生まれていたのである。

「だったら、ここに行きたい」

と、相棒が指したのは「伝統地酒 清川」。祖父への土産を買いたいのだという。しかしそれ以外にも目的はあって……。

「試飲し放題だっていうし〜♪」

と、早くもトロンとした眼をして言うのである。行ってみると、普通の商店街の一角に、その酒蔵はあった。店舗の横の細い通路を進むと、土の香りと言えばいいのだろうか。薄暗く、ひんやりとしている。昔の納屋のようないかにも酒の保存にはうってつけの空間があり、そこには既に数人の客がいた。

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「清川」外観。
今日の写真はコレ一つ!(爆)



さすがに「飲む」のはマズイので、指にちょっとつけて舐めてみる。後始末は、相棒にお願いする(笑)。僕はあまり日本酒に詳しくないのだが、飲み舐め比べるといろいろ違いがあるのは分かる。量は飲めなくとも、味にはウルサイのである。調子にのってアレコレ舐めていると、背中をドン、と叩かれた(汗)。

隣の店舗でそれぞれ土産を購入し、念のためコーヒーを飲みつつ(爆)、喜多方の街をラーメン店巡り。有名と言われている店には必ず行列ができている。市役所を中心にするようにして店が密集しているせいか、役所の駐車場は無料開放。街を挙げて取り組んでいるのが分かる。無料の試食までできたりして、喜多方はオススメであります。


そんなこんなで、「プルミエール」に辿り着いたのが午後5時頃。しかし、ここでいきなり問題(?)が。何とこのホテル、ドアマンがいるのだ! 今日の僕らは、午前中にサイクリングをした為に、よく言えばスポーティ、悪く言うとざっくばらんな(爆)格好。

ふ、雰囲気に合わない……(滝汗)。

しかも「お荷物をお運びします」というのだが……ヤバイ! 

知っている人は知っているが、カプチーノのトランクは非常に狭く、二人分の荷物だけでギュウギュウ状態。そこに喜多方で買った土産をムリヤリ詰め込んでいたのだから……。

取り出すだけで一苦労(爆)。

相棒がサケのツマミにしようと買った、「ベビースター喜多方らーめん味」の箱を大事そうに抱えていたので、慌ててザックに仕舞う(恥)。ドタバタしながら何とか荷物の整理をつけ、鍵を渡してチェックイン。ロビーは吹き抜けになっていて、各階の廊下から見下ろせる造りになっている。端には結婚式の時に使うのか、優雅にに方向からラウンドした階段。その中央にはグランドピアノ。もうロビーからしてヨーロピアンな空間が広がっているのだ。

今回我々は朝食のみプランなので、外に食べに行くにはフロントで係員を呼び出し、玄関までクルマを持ってきてもらう必要がある。その事を考えるとちょっとウンザリ。しかしまぁ、別にホテルが悪いワケじゃない事は分かっている。我々がサービスを受け慣れていないという事が、全ての混乱の原因なのでありますね(汗)。


部屋に案内される途中でエレベーターに乗る。中から出てきた人を見て、ギョッとした。それは、

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バスローブ着たオッサン!
(画像はイメージです)







だったのだ。無表情にエレベーターを降りると、いずこかへ歩いていく。

一体何なんだという疑問は、部屋に入って解けた。このホテルには大浴場があり、タオル類はそこに用意されている。したがって各部屋に備え付けのバスローブ一枚で大浴場に行けば手ぶらでOKですよ、という事らしいのだ。

確かに、いつも僕が使っているようなビニールブクロをガサガサ言わせながら練り歩くのもホテルにとってはメイワクなのだろうが、これはこれでどうなんだろう? そんな疑問を見越したように一応、「バスローブ姿ではロビーへの立ち入りはご遠慮下さい」という注意書きがあった(笑)。

「男の人はいいけど……」

と、相棒は正直困惑気味。事実、その後もバスローブ姿の女性と出会う事はなかった(残念)。

一度外に出て、夕食を済ませて戻ってきたのが午後9時頃。さすがにドアマンはいなかった。ロビーに入ると、これまた優雅なピアノの演奏が。何と、生でピアノリサイタルを行っているのだ。なるべく目立たないようにして(爆)部屋へと戻り、

乾杯!


……という事で、ハナシは3日目の朝に戻るのでありました(爆)

続く……。

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2007年5月11日 (金)

40kmの後に。いざ喜多方!-福島の旅6-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-  -その3- -その4- -その5-

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今回の行程図。
(クリック拡大)


30分程休憩した後、再出発。時刻は11時というところ。

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道の駅で買った、「じゅうねんソフト」。
味はビミョウ……(汗)。


……あわよくば、12時までには着くかもしれない。

などという思いがふつふつとわき上がってきた、その時であった。

「……なんか、……やたら、……坂が続くような、気が、するんだけど!」

相棒が絞り出すような声をあげた。……確かに。

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地味〜に続く、登り坂。
(上から撮影)



道の駅以降は湖畔を離れ、林の中を進んでいくのだが、やたらとアップダウンが激しいのだ。急な下りがあったかと思うと地味〜に登り続ける直線の坂があったり。アップした直後にダウンがあるのは嬉しいのだが、それだけにまたアップを目の前にすると凹む(汗)。

しかも、道の駅の所で喜多方方面へ向かう国道が分岐している為、そちらに向かうクルマやこちらに来るクルマの交通量が多くなってきた。時計回りがオススメ、というのは交通量の少ない早い時間にこの区間をクリアして、後は湖畔沿いをノンビリとーーという事なのだろう。今となっては冷静に考える事ができるが、当時はとにかく坂をこなす事で精一杯であった。

リアだけでなく、フロントギアまで使える僕はまだいい。驚いたのは、ママチャリで足を着くことなくこのアップダウン区間を走破した相棒のド根性! さすがに(自主規制 笑)というだけはあるのだ(爆)。


ゴールドライン入り口前を通過すると、林を抜けて道幅も広がる。ここにきてようやく、反対側からやってくるサイクリストを数人見かけた。皆、やはり自前の自転車……。いつか、リベンジしたいものだ。「磐梯山噴火記念館」前のダウンヒルを一気に下ると、ラスト国民休暇村まで北上するのみ! だがここも上り坂……〇| ̄|_ クルマで走っていると殆ど気にならないような斜度なのだが、ここまで30キロ以上を走ってきた脚にはキビシかった(汗)。

ラスト約3kmを何とか耐え抜き、無事に
ゴール! 時刻は12時5分。約3時間20分の行程であった。レンタサイクルという事と、途中で30分の休憩を挟んだ事を考えれば上出来であろう。だが、あまりノンビリしているヒマはない!(爆) 我々はこれから喜多方へ向かうのだ! ラーメンで乾杯をするために(笑)。


休暇村のトイレを借りて体を拭いて顔を洗い、早々に出発! 今自転車で通ってきた道を、今度はクルマで戻る事になる。ママチャリで走破した相棒は感動もひとしおのようだ(笑)。喜多方市までの国道は、交通量も少なく快適な道。約30分で喜多方市内に突入。とりあえずの目標は、相棒が目を付けていた「食堂なまえ」。ネットのランキングで一位だったというのが理由だ(爆)。

国道沿いにもいくつかの有名店があるのだが、軒並み行列ができている(汗)。

「やっぱり国道沿いはすごいね……」

相棒の表情も曇る。「なまえ」は国道に面していない裏道にあるらしいのだが、それでもある程度の行列は覚悟だろう。何度か道を間違えながら辿り着くと、

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おお、やはり!





……並んではいるが、ここまできて引き下がれるか! 

クルマがスムーズに止められたという事もあり、イザ行列へ。店内は10席程。しかし2階にも席があるらしく、20分ほどで店内へ。この「なまえ」は、喜多方ラーメンの中でも極太麺で有名なのだという。迷わず「極太手打ちチャーシュー麺」を注文。

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ラーメンで乾杯!(笑)


喜多方ラーメンというと、「あっさりしているがコクのある醤油スープ」が特徴で、麺については店によって差があるらしい。この極太麺はコシがあり、スープともベストマッチ! ライスが欲しくなってしまった(笑)。スープまで完食! 

……これでおそらく、サイクリングで消費したカロリーを取り返し、かつオツリがくるのだろう……(涙)。

続く。


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2007年5月10日 (木)

行くぜ! 桧原湖一周40km!-福島の旅5-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-  -その3- -その4-

二日目。昨日とうって変わって、天気は快晴! 今日はこの旅行のメインイベント(?)の予定なのだ。ズバリ、

桧原湖一周サイクリング!

である。それも、自分のチャリではない。レンタルでだ(汗)。桧原湖を一周する道路は、調べると約40km。大体3〜4時間が目安だという。これまで相棒とは、山中湖を一周した事がある。その時かかった時間は約2時間。じゃあ山中湖の一周は何キロか……と調べると、

13.6km……〇| ̄|_

桧原湖の半分以下じゃあないかっ! ……という事は、限りなく4時間に近い3時間台、というのを覚悟しておいた方が良さそうである。しかし、この二日目は桧原湖サイクリングの他にも、当然目的があった。相棒垂涎、「喜多方ラーメン」を食す! 大抵の店が「スープが無くなり次第終了」とある為、あまり遅くなるワケにはいかないのだ。

午前9時からスタートしたとして、4時間だと午後1時。桧原湖から喜多方までは、約1時間。

……ギリだな……。

即ち、桧原湖一周をどれだけの時間で完遂できるかが、今日の運命を左右する。そう言っても過言ではないのである。


宿を8時15分に出発し、桧原湖畔にある国民休暇村で、レンタサイクルを借りる。ママチャリとMTBルック(だと思う……)の2種があって迷ったのだが、僕はMTB、相棒はママチャリをチョイスした。それぞれに有利な点と不利な点がある。

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レンタサイクル。
遠目に見ると、リッパだな(笑)。




MTB
不利な点:極太オフロードタイヤ。見せかけのフロントショックがさらに重い。
有利な点:一応フロント3段、リア7段ギアを装備。


ママチャリ
不利な点:ギアは内装3段のみ。MTBより軽いが、重いっちゃ重い(汗)
有利な点:タイヤの細さ。お尻に優しいサドル。


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一応、天下の(?)miyata製。


「走り」の点ではやはりママチャリが一歩劣るが、相棒としてはいつも通勤で使っている「慣れ」を重視したらしい(←ホントか? 笑)。


今回は湖を近くに眺める、反時計回りをチョイス。8時45分、イザ出発! 自転車専用道は無いが、交通量は少なく、走りやすい。時間に追われる身ではあるが、

「あまり焦りたくない」

という相棒に先頭を任せ、ノンビリと進む。目標は、時速20km!(笑) 途中途中で立ち止まり、磐梯山やミズバショウの写真を撮ったりしていたが、思ったより良いペース。1時間後には南下を開始していた。他にも何人かサイクリングをしている人を見かけたのだが、皆自前の自転車。やはりレンタサイクルで一周するのはキトクな行為なのか……(汗)。

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木立の向こうに、磐梯山。



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水芭蕉がそこかしこに。



それにしても、自転車が重い。ギアチェンジがとりあえずできているだけでもマシである。そう考えると、相棒は凄いな。キチンと遅れることなく、走っている。よく考えたら、ママチャリとはいえ自転車歴は僕よりずっと長いのだ。


適時休憩を挟みながら進んでいたのだが、とりあえず「道の駅 裏磐梯」で大休憩をとろうか、と話していた。スタートしてから距離にして半周とちょっと。適度な場所にあるのだ。

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基本的にはこんな道が続く。


相棒によると、桧原湖を一周するには時計回りの方がオススメである、と雑誌に出ていたらしい。その方がラクであるという。だが僕が調べたネット情報では、殆どの人が逆回りを選択していたので、やはり実地情報に勝るものはないと説得して今回のルート選択となったのである。

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道の駅裏磐梯。


道の駅の手前で少し登坂があったものの、基本的には下り基調な感じ。出発から約2時間。道の駅に到着! しかしこの道の駅、高台にあるせいか風が凄い! 誰も座っていないベンチがひっくり返るような勢いである。そこで正面ではなく、裏手の土手に座って休憩。見晴らしも良く、風も弱くて心地よい。

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土手に生えていた、
極太の(笑)つくしんぼう。



残りは1/3位か? 

続く…。

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今回の行程図。
(クリック拡大)


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2007年5月 9日 (水)

せつない夕食。-福島の旅4-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-  -その3-

今更だが、今回の福島旅行、予定は2泊3日である。5/1は相棒は休み、ワタクシは仕事……(涙)。まぁ、ひとまずそれは置いといて、基本的な予定は相棒に立ててもらった。「何処に行きたいか」というのをピックアップしてもらい、それをつなぐ形で僕がルートを決める。そうすると、

・相棒の行きたいところ
・僕の走りたい道

というものが、非常にバランスの取れたカタチで予定に組み込む事ができるのである(笑)。初日の宿は五色沼周辺(というか真ん前)の「ホテル五色荘」。レークラインを降りた時間が13時過ぎ。後はこの裏磐梯周辺で過ごす予定であった。

しかし、本来予定していた浄土平での「吾妻小富士トレッキング」を短縮した為、多少時間が余り気味になってしまった。そこで、曽原湖近くにあるカフェ、「ハーブスペース バンディア」にてティータイムと洒落込みながら、今後の予定を見直す事にした。当初の予定でも、この「バンディア」は組み込み済み。本来ならここから宿に向かい、五色沼の一部である「毘沙門沼」でボートでも借りようよ、と話していたのだ。

「一つ質問、いいかな?」

僕は言った。

「ボートを漕ぐのは……」

「キミ」

やはり……〇| ̄|_。

しかし、相変わらずの強風で陽も出ず、かなり寒い。店の人曰く、二日ほど前には雪も降ったらしい。もう五月なんですが……(汗)。なので、水の上はさらに寒かろうと、ボートもキャンセル。予備としてピックアップしておいた、「磐梯山噴火記念館」をチョイスする事にした。室内バンザイ、なのである(爆)。

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「バンディア」でコロがっていた猫。


この「磐梯山噴火記念館」は、道を挟んで「磐梯山3Dワールド」というものも併設されている。HPによると、

「 1888年の磐梯山の噴火の再現。空中に舞う巨石・すさまじい泥流。噴火を余地した動物たちの逃げまどう様子。また、ヘリコプターによる雄大な磐梯山周辺の四季の空中散歩。雄国沼の水芭蕉やニッコウキスゲの群生の中で、高山植物とのふれあいなどを存分にお楽しみ下さい。」

という事なのだが……。

「何か、ムリヤリ3Dにしてるって感じ」

という相棒の感想が、全てを物語っていた(笑)。

我々にしてはかなり早めに、宿にチェックイン。この「ホテル五色荘」は、実は以前一度、スキー旅行の時に泊まった事があるのだ。その時は高校時代の同級生3人と一緒だったのだが、正直、名前以外の事は殆ど忘れてしまっていた(笑)。

施設は古いが、部屋は広め。GW価格にしては安く、まぁまぁである。しかし、問題は夕食時に起きた。テーブルに広がる料理。一見豪勢なのだが……。

・ご飯&味噌汁がいつまで経っても来ない。
・蕎麦にそばつゆが入っていない。
・天ぷらがあるが、天つゆがない。

という、非常に「おしい!」という感じであった。GWという事で人員が確保できなかったらしいが……。しかも、である。ご飯のお代わりを頼んだところ、来たのが、

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←コレ。




そこまでいらんて……〇| ̄|_。

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とりあえず、完食!


明日は体力勝負のイベントの予定。チューハイで乾杯し、早々に撃沈……。

続く。

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2007年5月 8日 (火)

降雪、後、晴れ。-福島の旅3-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- 

何とか浄土平ビジターセンターの駐車場までたどり着いた我々。速攻で屋根を閉める(爆)。風も強く、とにかく寒い! 駐車場入り口のお兄さん曰く、

「雪は……積もる事はないと思いますけどね」

という事だったのだが、確かに落ち着いてみると、「降っている」というより「流されている」という感じ。風が強いだけに時折晴れ間ものぞく、ヘンな天気なのだ。ここから「吾妻小富士」までは徒歩15分。駐車場の目の前にそびえ立っているのである。

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指が入ってしまった(汗)


「……どうする? 行く?」

僕の言外の訴えに耳を貸す事なく、突き進む相棒。まぁせっかく来たのだから。本来であれば火口の周辺を30分程かけて回るつもりだったのだが(ちゃんとコースがある)、さすがにそこまではキャンセル(笑)。てか、風に吹き飛ばされそうでむしろ危険である。とにかく寒すぎて、頂上にいた時間も2〜3分程度だった(爆)。

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ここを登るのだ!



GW初日にも関わらず、客の姿は多くない。特に、バイク乗りは一人もいない。この天気では無理もないが……。

昼に近かったので、レストハウスで簡単な食事を取る。相棒が事前にチェックしてくれていた、「ケレーパン」。決して「カレーパン」ではない。揚げていないパンの中に、カレールーと赤餅が入っている。「レンジでチン」した感がバリバリ(笑)なのであるが、味はなかなか。むしろ「チン」してしっとりしたパンの歯ごたえが、ルーの辛さとベストマッチなのである。

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ケレーパン。
包装&中身。美味。




それだけではさすがにナンなので、「会津こづゆ」も注文する。「こづゆ」とは、会津地方で正月などの慶事の際に振る舞われるお吸い物なのだという。けんちん汁に近いかな? 見た目薄味なのだが、実際にはそんな事もなく、美味であった。

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本日の昼食!(爆)



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コレがデザート(笑)



食後にキュウリの一本漬けをポリポリやりながら外に出てみると、風は相変わらずだが晴れている! 先程まで殆ど人影のなかった小富士にも、多くの人がとりついている。ウーム、どうも今日はタイミングがズレているようだ。さりとて、再度チャレンジする気にはなれん(笑)。

クヤシイので、
再びオープン! 


次の目的地は「磐梯吾妻レークライン」を経由して、五色沼周辺、桧原湖畔に向かう。「磐梯吾妻スカイライン」には「吾妻八景」と呼ばれるポイントがある。浄土平以降でもそのポイントを探りながら下っていったのだが、いくつかは分からない内に見逃してしまった。

まだまだ雪の回廊が残る中、終点の土湯峠に到着! ここは所謂旧道にあたる。土湯峠はバイパスするトンネルができて以来、寂れてしまったらしい。出口正面に「土湯峠茶屋」という建物があるのだが、すっかり廃墟と化していた。

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茶屋跡から、スカイライン
入り口を見る。




土湯から少し下ると、そこは横向温泉。ここにも、有名な「横向温泉ロッヂ」という廃墟がある。これはバイパスの開通とは関係ないらしいが、その圧倒的な存在感と共に、僕の記憶にも残っていた。

相棒の冷たい視線をダッキングでかわしつつ、廃墟の前をゆっくりと通り過ぎる。結構こういった「廃墟系」が好きなのですよ(笑)。国道に合流すると、レークラインの分岐まではすぐである。交通量も殆ど無く、アッという間に通過。途中で、

「なんか、岩みたいなのが動いてる……」

という相棒の声にスピードを緩めてみると、何とそれはニホンザルの群れであった。正直、類人猿はニガテなワタクシ。オープンだった事もあり、慌てて逃げ出す(笑)。レークラインを過ぎれば、そこはもう桧原湖周辺。裏磐梯の中心街(?)である。

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レークラインのレストハウスに
あった貼り紙。
ちょっと面白い(笑)。




続く…。

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2007年5月 7日 (月)

ナメたらアカン、福島を。-福島の旅2-

これまでのあらすじ。-その1-

福島。以前、一人で行った時は千葉に住んでいたので、春日部から国道4号を北上し、矢板ICから東北道に乗って行った。時期が11月の終わりだった為、「磐梯吾妻スカイライン」は冬季通行止め。「磐梯吾妻レークライン」は問題なかったものの「磐梯山ゴールドライン」で大降雪に会い、たまたま(?)チェーンを持っていたからよかったものの、這々の体で帰ったという記憶がある。

しかし、今回の旅行は一人ではない。何より時間が惜しい! という事で、3時半起床、4時家出、4時半集合、5時出発という、「ディズニー時間」なのである(笑)。ルートは首都高から東北道なのであるが、この時間であれば首都高までは神奈川線経由よりも、横浜町田から東名を使った方が安い。ETCバンザイなのだ(笑)。


高速道路ではエンジン音が激しく、決して快適とは言えないカプチーノ(汗)。それでもやはり音楽は欠かせない。今回のテーマはズバリ、「懐メロ」(笑)。互いに昔買ったCDを引っ張り出して来たのだ。年代的に同じであるからズバスバハマり、これが楽しい(笑)。

事前の調べだと、降り口である福島西ICまでは約340km。高速道路だけで、300km以上である。予測では4〜5時間。遠い……(汗)。朝飯を何処で食べようかと思っていたのだが、気が付くと佐野SAの近くまで来ていた。東北道の休憩&待ち合わせ場所では代表的なSAである。ここで朝から佐野ラーメン(笑)。スープがかなりスッキリしているので、朝でもOK。何度か食べている筈なのだが、その度に新鮮である。

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佐野ラーメンで朝食。


天気は曇り。天気予報通りではあるが、雨は降らなそうといっていたので大丈夫……と思っていたら、宇都宮を過ぎた辺りで雨が……〇| ̄|_。それも次第に強くなる。

「……大丈夫かな、福島」

相棒が呟いた。

「ここはまだ、栃木でしょ? 大丈夫だよね?」

「まぁ、大丈夫だとは思うけど。これから行く「磐梯吾妻スカイライン」は標高が高いから、もしかして雪とか降ってたりしてね。HAHAHA」


口ではこう言っていたが、雨はともかく雪については、僕は毛の先程も心配していなかった。しかし後程、オソロシイ事に……(汗)。

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結構降ってます(汗)。


幸い福島に入る頃には雨脚も弱まり、福島西ICを降りるとほぼ雨は上がった。ガソリンを補給する。燃費は何と、約21km/㍑! 10年オチの軽自動車にしては驚異的な数字ではないだろうか? 

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高速にて、ラストの休憩。


念願の「磐梯吾妻スカイライン」。中間地点にある「浄土平PA」に寄り、「吾妻小富士」と呼ばれる火口跡までのトレッキングをするのだ。曇天なのがクヤシイが、ゼイタクは言えまい。入り口ゲートで天気を聞いてみると、
「午後から雨って予報だけど、今は降ってないみたいだよ」
というので、久々の、

屋根オープン!(画像ナシ! 爆)

しかし標高が上がるにつれ、増えてくる残雪。強くなる。下がる気温。落ちてくる(涙)。走っていれば大丈夫なレベルではあるのだが、こんな時に限って、トロトログルマが前を塞ぐ。どこかに止まって屋根を閉めるかーーと思うのだが、こんな時に限って、適当なパーキングもない。むしろガスの噴出地の為、「停車禁止」なのである。

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途中の展望台より。福島方面。


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残雪がアチコチに……(汗)。


仕方ない。浄土平までガマンするか……と、ハラを決めようとしたその時だった。

「……ねぇ、雪じゃない? これ」

気が付くと、雨が大きく、白くなっていた。車内に飛び込んできたそれを、相棒がつまんで(!)僕に見せる。紛う方無き、雪である。えっと……、

屋根オープン状態のFR車なんですが(滝汗)。

続く……。

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2007年5月 2日 (水)

GWは何処に行く?-福島の旅1-

GWはカレンダー通りの休みのワタクシ(泣)。それでも前半の3連休を使って、どこかに行こう、というハナシを3月のアタマくらいから相棒としていた。2泊すれば、そこそこ遠くまで行ける。僕の旅行は何を言わずともとにかく「クルマで行く」事が前提になっているので、相棒もそこら辺は分かっている(笑)。

その前の段階で、これまで行った所を地図上にマーキングしてみると、方向が山梨〜長野方面にかなり片寄っている事が分かった。

「富士山、ビーナスライン、諏訪、清里……、どうしてもそうなるよなぁ」

適度な距離と、鉄板の観光地。ついつい視線がそっちに寄ってしまう。しかし、今年のスキーシーズンでもとにかく長野方面に行きまくり、いい加減中央高速走りたくない! という気持ちが強くあった(←超個人的事情 爆)。ここは少し視点を変えて……。

「福島とか、どう?」

僕は言った。猪苗代、磐梯山方面。有料道路が数多くひしめく、ドライブ、ツーリング好きにはたまらないエリアだ。個人的には「気持ちのいい道を走りたい!」というのがメインなのだが、観光名所には事欠かず、近くには喜多方や会津若松といった都市もある。相棒も退屈はしないはずだ。

「ヤダ」

しかし、相棒は首を横に振った。

「だって、
行った事ないから分からないもん

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なんじゃそりゃあぁぁ!






行った事ないからこそ、調べて行くんだろうが!


実はそれまで、相棒は「上高地」を候補に推していたのだ。こちらも行った事はなかったらしいが、「トレッキングがしたい」というのである。それに対し僕は、

・上高地は通年マイカー規制で、途中からはバスで行かなければならない。
・帰りのバス待ちは地獄(経験アリ)。
・宿泊施設が無いワケではないが、総じて値段が高い。
・泊まるならキャンプの方が満喫できるだろうが、我々には装備が揃っていない。


という事を主張。対して福島の利点としては、

・トレッキングは「磐梯吾妻スカイライン」の途中にある「吾妻小富士」でも出来る。
・桧原湖でサイクリングも可能(一周約40km)。
・宿泊施設も豊富。


という事を挙げた。実は、猪苗代近辺はスキー旅行で2度程行った事があり、また個人旅行でも5〜6年前に行った事はある。しかし当時の僕は、「気持ちの良い道を走る」事以外に目的は無く、本当に、「ただ走るだけ」の旅行で(それはそれで楽しかったけど)、それに対してリベンジしたい! という気持ちもあったのである。

しかし、相棒の反応は決してよろしいものでは無かった。

「福島……ねぇ……どうかなぁ」

そこで僕は、最終兵器を出す事にした。

「猪苗代の近くに、喜多方ってあるじゃん」

「喜多方? ……何か、聞いた事あるなァ。何だっけ?」

「ホラ、喜多方ラーメンの……」

その瞬間、相棒の表情が変わった。

「そうか! 『喜多方ラーメン』ね!」

相棒はニコッと微笑んで、言った。

「福島、イイね!」

目的地が決まった瞬間であった(笑)。

続く…。

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