旅どう。-波乱の黒部旅-

2007年7月31日 (火)

そして、その時。 -波乱の黒部旅・最終回-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6-

翌朝。外は相変わらずの雨模様。台風4号は昨日の内に関東の東に抜けたということだったのだが、その影響が多少残っているのか。しかし、天気予報では今日は晴れ。……まぁ、山の天気はわからんもんです。

雨もそうだが、上の方は昨日以上に霧が凄い。初日の時点で、最悪は2日目は黒部に行かず、台風通過後の3日目に黒部へ……という事も考えていたのだが、こうなるとつくづく、昨日行って正解だったのだと思う。


ゆっくり準備をして、9時頃出発。相棒曰く、「合宿部屋」ともオサラバだ。予想通り、標高が下がるにつれて天気も回復。青空が気持ちいいーーてか、
暑い!

今日の予定は、基本的には帰るだけ。ただ、初日にも寄った安曇野の「大王わさび農場」を再訪し、お土産を購入するつもりである。「要冷蔵」なので、買わなかったのだ。行きと同じ道を辿るのはツマラんので、あえて国道を逸れ、のどかな県道を進む。「晴れたらオープン」と宣言していたのだが、日射しが強い! 今年初めて聞く、蝉の鳴き声もチラホラ。

約1時間で、「大王わさび農場」へ到着。
おお! 人がいるよ、観光客が!(笑)

2日前とはうって変わって賑わう中を、再びソフトクリームを買って舐めながら、ちょっと歩いてみる。水車小屋の前を流れる川はここ数日の雨のせいで、すっかり濁ってしまっていた。山葵を育てるには綺麗で豊富な湧き水が不可欠、というが、ここも園内にいくつか水が湧いている。この時行ったところは水深が浅く、水底のあちこちから、ポコリ、ポコリと不定期に泡が出ている。鯉が泳ぐその池を何となく眺めているとーー。

「……ねぇ、揺れてない? 地面揺れてる!」
と、相棒が叫んだ。


7月16日、午前10時13分。新潟県中越沖地震である。


外にいて、地震を感じたのは初めてだった。揺れはすぐに収まった。気付いていない人もいるようで、歓声をあげながら走ってくる子供もいる。その時、

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池が泡立った!
(クリックで少しだけ拡大)



ーーというと少々大袈裟だが、それまで不定期に池のそこここから出ていた泡が、一斉に勢いよく吹き出し始めたのだ。その勢いたるや、

「なんか人工的に酸素でもやっとるんとちゃうか」

なんて言うオッサンもいた位である。……んなワケあるかい(笑)。


とりあえず無事に土産も購入し、クルマにガソリンも補給。もう少し下道を走るかどうか迷ったが、結局行きと同じ豊科ICから長野道に入る。

「諏訪SAくらいで、昼にしようか」

等と、相棒と話していた。


ーーそして、午前11時20分頃。


運命の時間が訪れた……。


続きはコチラで。


[旅はどうだしょう。-波乱の黒部旅- 完]

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2007年7月30日 (月)

今日は写真が多いです。 -波乱の黒部旅・その6-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5-

せっかく高い交通費を出して(笑)室堂に来たのだからと、ちょっとハイキングをしてみる事にする。案内板に幾つかコースとその所要時間が記載されているので、迷う事はない。

室堂の名物といえば、かつて氷河が削った跡である「山崎カール」や、火口湖である「ミドリガ池」と、その周辺にある「ミクリガ池」が代表的であるという。我々は時間もあったので、「ミドリガ池一周コース」を選択。時間にして約1時間程。

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残雪浮かぶ、ミクリガ池。



7月も半ばであるというのに、残雪が至る所に残っている。だが、気温はそう低く感じない。歩いているからという事もあるだろうが、空気もさほど冷えてはいないと感じた。なかなか1時間をかけて散策する人間は多くないらしく、数分歩くと人影はまばら……というか、ほぼ僕らだけ、という状態に(汗)。

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反対側から眺める。



あまり高山植物の知識はないのだが、ガイドに書いてあるのでそれを見ながらゆっくりと歩く。「ミドリガ池」の丁度反対側まで来ると、その向こうに「ミクリガ池」がある。池の底まで見える、澄んだ水。何となく、雰囲気が北海道の摩周湖に似ている。晴れていれば、もっと綺麗に見えるのだろう。


ところで、「ミクリガ池」が火口湖であることから想像つくように、ここら一帯は火山帯である。火山帯といえば温泉。室堂には「みくりが池温泉」という日本一高所にある温泉地があるのだ。そばにはこういう場所ではお馴染み「地獄谷」という名前の、硫黄や火山ガスの噴出地帯も広がっている。

みくりが池温泉には立ち寄り入浴は勿論、喫茶や食事、それに宿泊もできる施設がある。ここで昼食を頂く事に。温泉の名がついた「みくり丼」。「げんげ」の天ぷらとかき揚げのミックス天丼である。この「げんげ」というのを僕は全く知らなかったのだが、その姿はどう見てもお魚。……まさか、みくりが池で捕れるのか? と思ったのだがさすがにそんなワケはなく。帰って調べると、富山名産の「幻魚」と書いて「げんげ」と読む、珍味らしい。

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みくり丼、980円。
山小屋にしては安い。




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温泉タマゴも頂きます(笑)。



一息入れて、室堂ターミナルに戻る……前に、水分補給。「立山玉殿の湧水」で水筒を満タンに。黒部ダムにも幾つかあるのだが、例の「破砕帯」から湧き出る水がこのように提供されているのだ。かつて工事関係者を苦しめた水が、今では開かれた道を辿ってくる観光客の喉を潤す。そう思うと、ちょっと感慨深い。

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湧き水と、ボトル(笑)。



ターミナルに着くと、行きに階段に座り込むくらい溢れていた人々の姿が無く、至って落ち着いた雰囲気。どうやら団体客はホテル内で食事中か、一足先に移動したようだ。コレ幸いと、移動を開始。

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再び、トロリーバスのヒト。



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時刻表……。


黒部平からのケーブルカーでは、ひょんな事から先頭に陣取る。行きは登ったので、当然ながら帰りは下り。前にはぽっかりとトンネルが黒い口を開けている。

……電気って、付いていなかったっけ?

そう思っていると出発のベルと同時に、トンネル内の灯りが順に点灯していく! おお、カッコいい! 

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「エ○ァ初号機、発進!」



等と叫びたくなってしまう(爆)。

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ケーブルカー。
先が見えない……。




黒部ダムまで戻ったところで、名物(なのか?)の「山いちごのソフトクリーム」を食べて、さらに一息。雨も上がっていた。

まぁガスってはいたけれど、総合的にみるとまぁまぁの行程だったのではなかろうか……と相棒と健闘を称え合う(?)。しかし、扇沢まで戻るとそこは雨……orz。どうやらここでは一日中降り続いていたらしい。時刻は午後三時。クルマでちょっと買い出しをして宿に戻り、爆睡……(笑)。


そして、翌朝。運命の最終日の朝が来た。

続く……。


 

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2007年7月27日 (金)

「行くって言うと思ってた」(by相棒)……orz -波乱の黒部旅・その5-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4-

さて、視界はさほど悪くないが、雨は降り続いている(汗)。それでもとりあえず、次に進むための駅までは行ってみますか……という事で、「黒部平」行きのケーブルカー「黒部湖」駅までダムの上を移動する。すると、構内に室堂の様子を映したモニターがあるではないか! 見ると決して晴れてはいないようだが、傘をさしている人もいない。

「……もしかして室堂、降っていないのかな」

しかし、その相棒の期待溢れる言葉を耳にした駅員が親切に教えてくれた。

「いえ、室堂は風が強いので、傘をささないようにお願いしてるんです。室堂は今、小雨だそうですよ」

……そーすか orz

うーむ、いきなり希望を打ち砕かれてしまったが、少なくとも、視界はそこまで悪くなさそうだ。だったら行くだろ! 


ーーというワケで、黒部平まではケーブルカーのヒト、黒部平から大観峰までは、ロープウェイのヒトとなる。乗り継ぎで10〜15分程待つが、これ以外に交通手段はないのだから(笑)。ちなみに大観峰までのロープウェイは、環境保護の為に支柱が一本も無いという、珍しい造りになっている。

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全線地下を走る、
ケーブルカー。




ケーブルカー以降は「黒部貫光(決して『観』光ではない)」という、民間会社が運営しているらしい。結構若い駅員がビシっと制服を着てキビキビとーーとは、ちょっと言えないかも(笑)。まぁ、私語を交わしながらもそれなりにキチンとやっている、という感じか。しかし、ビシッとキメた制服の下を見ると…… 普通のスニーカー。何でや? と思ってしまったのだが、環境が環境だし、革靴では危険という事もあるのかもしれない(良心的解釈 爆)。

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ロープウェイが行き交う。



大観峰から室堂までは、再びトロリーバスのヒトに。ここでも先頭車両に乗車。観光アナウンスによると、現在日本でトロリーバスが走っているのは、さっき乗ってきた扇沢〜黒部ダム間と、ここの2路線だけであるという。ロープウェイの支柱といい、かなり環境に気を遣っているのだな……と感心したが、実はこの大観峰〜室堂間がトロリーバスになったのは1998年の話で、それまでは普通のディーゼルバスで運行していたらしい。全線トンネルの路線でディーゼルバス……。ちょっと、ゾっとする話である。

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再び、トロリーバス。


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トンネルを走る!




それにしても団体客の多さといったらない。僕らが行った時はたまたまなのかもしれないが、特に中国人の団体ツアーの姿が目立った。「何でこんなトコに?」と思わないでもないが(爆)、長野県、富山県双方の観光誘致活動の結果なのだろう、という事にしておく(笑)。


室堂に到着したのは午前11時半頃。駅にはホテルが併設されており、丁度食事時でもあったため、階段に座り込んで弁当を食べているヒトも多数。かなりごったがえしている。一歩外に出ると、エラい強風! だが雨は「降っている」というより「流されている」という程度。下の方には青空も見えている! やはり山の方はガスがかかっているが、視界は概ね良好。

「やっぱり来てよかった!」

としみじみと感じる我々であった。

さて、この室堂は、正式名称「室堂平」といって、本格的な登山をする方々には、登山の拠点として昔から有名な場所であるという。現在は、長野側からは僕らが来たルートで、富山側からもケーブルカーと、雪の壁で有名な「立山黒部アルペンルート」を走る高原バスで、誰でも気軽に(交通費は高いが)来られる場所になっているが、その事に対して「俗可してしまった」と、嘆く人もいるらしい。

その気持ちは何となく分かる気がする。しかし、僕らも「気軽に」来ている身。俗可する事に対して反対はできない。けれども、この標高2,500mを越える、普通なら決して気軽に来る事ができないこの場所に、できるだけの敬意は表したいとは思う。それは服装や持ち物など、ある程度の装備をキチンとする事だ。

一応僕らも事前に公式HPを参考にして、ウインドブレーカー(雨具兼用)や、歩きやすいズボン、多少厚底のスニーカー等、準備を整えてきた。……まぁ、長々と語ってしまったがつまる所何が言いたかったのかというと、

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←こんな格好で来るのは
 どうかと思う。






って事だ(呆)。さすがに、かなり浮いていたが……。

続く……。

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2007年7月26日 (木)

意外、意外の黒部ダム。-波乱の黒部旅・その4-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3-

扇沢からは、黒部ダム建設の話には必ず出てくる難工事で有名な「関電トンネル」を、トロリーバスで一気にダムまで向かう事になる。トロリーの始発は7時半で、大体30分に1本の回転で運行している。計画当初は当然始発に乗るつもりだったので、朝5時半に起き、6時に朝食。しかし外は無情にも雨……orz

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どんより、どよどよ(汗)。


「どうしようか!?」


食後に緊急作戦会議である。とりあえず「行かない」という選択肢はナシ、という事を互いに確認。台風情報を見ると、どうやら台風はさらに太平洋側に逸れて進行中らしい。

「……時間が遅い方が、まだ天気良くなるかもしれないね」
と相棒が言う。僕も同意見であった。

「とりあえずこんな天気でヒトも多くないだろうし、始発で行く事はないんじゃないかな。9時発のバスくらいで、ゆっくりと行こうよ。ダムから先に行くかどうかは、その場で決めるって事で」

僕のこの意見に、相棒も頷いた……が、内心では

「死んでも室堂まで行ってやる!」

と闘志を燃やしていたらしい(汗)。


ヒトも多くないだろう……と予想していた我々だったが、扇沢の駅に着いた時、その予想は完全に外れていた事を悟った。

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大・行・列!





である。その殆どがツアー客だ。そうか、9時といえばツアーの始動時間じゃないか……。悔やんだがもう遅い。トロリーに乗れるかと一瞬心配したのだが、立ちではあるが無事乗車。5台連なっているので、それなりにキャパがあるのだ。

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トロリーバス扇沢駅。


イザ、関電トンネルへ。観光案内のアナウンスを流しながら、トロリーは結構なスピードで走っていく。途中、難工事の原因となった「破砕帯」の場所なども明記してあったりする。一カ所だけ、扇沢へ戻るトロリーをやりすごす場所以外は単線の路線。「バス」と名が付いているが、れっきとした「電車」である。

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先頭のトロリーに乗車。
後に続くトロリーが見える。


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黒部ダム駅に到着!
ノールックで後ろを撮った(笑)。





黒部ダム駅に到着すると、そこからルートが二つあるという。220段の階段を上り、展望台に出るルートと、直接ダムの上に出るルートだ。後者の方はフラットルートであるが、ここは当然前者を選択。気が付くと、階段を上る時点で先頭に立つ(笑)。
トンネルを抜けて、左に曲がると……。

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おお、絶景!







……って、アレ? 迫力あるにはあるのだが、何かちょっと違うような……。雨は降っているが霧はさほど低くなく、名物の観光放水もキチンと見えている。

そうか、音だ! 世の中に出回っている、放水中の黒部ダムの写真を見た時に、アタマの中で勝手に響き渡っていた、放水時の音がないのである。派手な水しぶきはあがっているものの、微かに「サァァァ……」という音が聞こえるばかりで、沢の音と区別がつかない位だ。

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滝というより、
飛沫(しぶき)。




あまりに高い場所から放水している為なのか、それとも振動やらを低減する為に意図的にしているのか分からないが、とにかく水は途中で霧状に散ってしまい、音は鳴らないという事のようだ。

勝手な思い込みではあったのだが、ちょっと残念な事実である。

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2007年7月25日 (水)

ちょっとだけ、日本海。-波乱の黒部旅・その3-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-


予想外……という程でもなかったが、日本海に出ると、雨は降っていなかった。

「台風って、太平洋側を進んでるんでしょ? 日本海側はまだ平気かもって思ってたんだ」

と相棒。確かに、場所によっては青空さえ見えている。しかしそれも時間の問題だろう。日本海への突き当たりを左折し、富山方面へ向かう。目指すは「道の駅親不知ピアパーク」。この海岸沿いの道は、親不知子不知海岸と呼ばれる、北アルプスの北端が日本海に没する断崖絶壁。道は正に、ギリギリを走る。所々に旧道跡も残り、苦難の歴史を感じさせる道だった。

どうやらこの近辺では「たら汁」が有名らしく、道端に看板が立つ。相棒の目当てもソレ。基本的にどこでも食べられるらしいのだが、「ツーリングマップル」に書いてある道の駅で食べるのがもっとも安全策であるという結論になったのだ(時間の浪費をせずに済む、という事)。全くもって、異存はないのである。

「ついでに、『もずく』も買いたいんだよね……。ちょうど今、旬らしいし♪」

……まぁ、食欲旺盛なのは、よい事です。もずくなら太らないし。


「道の駅親不知ピアパーク」は海水浴場と併設された道の駅だった。レストランは勿論海産物の売店や、名産品らしい翡翠に関係した体験施設も併設されていて、それなりに賑わっている。

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日本海を望む。どんより……。



時刻は丁度お昼時。まずはレストランへ! 「海鮮丼たら汁定食」と「お刺身たら汁定食」をそれぞれ注文。鱈というとどうしても鍋物のイメージがあるが、このたら汁はコクがあって美味い。出汁をとるためだけでなく、キチンと身も食べる事が出来るのもヨシ。

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「海鮮丼たら汁定食」&「お刺身たら汁定食」

決して派手ではないが、素朴な郷土料理に満足し、しっかりと『もずく』も購入(笑)。時間的にまだ余裕があったので、そのまま富山方面に進み、「朝日町ヒスイ海岸」へ。

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派手な看板が立ってます。



「運が良ければヒスイの原石が見つかるかも!?」

という触れ書きの海岸なのだが……。

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……寒い。
(いろんな意味で)




雨も降り出しはじめたので、早々に引き返す事にした。黒部ダムへの入り口である扇沢へは、来た道をそのまま戻る事になる。多少不満ではあったが、この天気で峠道を走るのもリスクが大きいし、そもそも道の選択肢そのものが多くないので、やむを得ない。

今夜の宿は正にトロリーバス扇沢駅のすぐ近くにある、『扇沢ロッジ』。実はココ、黒部ダム建設当時は作業員の宿舎として使用されていたという、由緒ある建物。それに何より、安い! 一泊二食で一人7,000円という、お得価格。勿論値段相応なところはある。布団の上げ下げはセルフ。トイレは共同。風呂が温泉ではない(しかし湧き水を沸かしている)、等。

相棒はトイレが共同であるという事にブツブツ言っていたが(洗面は各部屋にある)、テレビもキチンと映るし飯もまぁ普通。文句ない文句ない、なのだ。

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夕食。思ったより(笑)普通。
ちょっと冷めてたが……。



ちょっと驚いたのが、僕らの他にも結構お客がいた事。これから台風だっていうので、

「オレらの他に殆ど客いなかったらどうする?」

などと半分真剣に話していたのだが、その心配は杞憂であった。しかし、雨は降り続く。明日はどうなるのか……。

続く。

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2007年7月24日 (火)

台風までのタイム・リミット。-波乱の黒部旅・その2-

これまでのあらすじ。-その1-

最初に目指したのは長野県は安曇野にある、「大王わさび農場」。安曇野の代表的な観光スポットらしい。ICからさほど離れていない、ということと開園時間が早い(AM8:00)、というのもまたプラスポイント。という事で、8:40分頃到着! すると……。

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ガラガラ(汗)。







何台かクルマは止まっているのだが、従業員以外に、あまり人気が感じられない。ま、まぁ、東京ドーム3個分の敷地面積だっていうし、天気も天気だから仕方ないだろう……。相変わらずの降ったり止んだり。しかし川の流れをみるにさほど濁っていないから、そんなに降水量は多くないのかもしれない。

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北アルプスを……望めない(泣)。


この「大王わさび農場」の見所として山葵棚以外に、黒澤明監督の映画「夢」のロケに使われた水車小屋がある。雨に濡れて色が沈み、良い感じに苔むした素朴な風情が美しい。しかしちょっとロケーションに難アリで……。肝心の水車を、正面から眺める事ができないのですよ。しかしまぁ、こればかりは仕方ない。

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左から、水車、野花、わさびソフト(笑)

名物の「わさびソフト」を食べてみる。相棒は「辛い、辛い」というのだが……僕的には「?」という感じ。山葵の辛さというよりも、ちょっとスッとするハーブ的な要素を重視しているように感じた。……まぁ確かに、ソフトクリームが辛くても売れないだろうし(笑)。味そのものは美味しく頂きました。


やたらと鳶が舞う中を、新潟に向かって北上を開始する。基本的には国道147号一直線、なのだが、それだけでは面白くないので高瀬川沿いを通る県道をチョイスしつつ進む。糸魚川沿いを進むR147は、僕にとって「いつかきた道」。かれこれ5〜6年前、クルマの一人旅で走った事がある。その時は素晴らしい天気だったが……今日は曇り、時々、雨orz。まぁ、仕方がないッス。

ところで、燃料満タンからスタートして、かれこれ約400km。カプチの平均燃費20km/㍑×タンク容量30㍑で、600kmは走れる計算なのだが、エアコン付けっぱ&スモールライト常時点灯なので、そうそう都合良くはいきません。メーターも半分以下になったところでそろそろ補給を……と思うのだが、

GSが無い!

いや、正確に言うとあるにはあるのだが、僕がカードを持っている「エッソ&モービル&ゼネラル」連合軍のGSが無いのである。ENEOSか出光ばかりなのだ。それでも何とか白馬の手前で小さなゼネラルを発見し、ようやく一息つく。

「遠くからこられたんですねェ」
給油をしながら、GSのオッチャンが言う。「これからどちらに?」

「ええ、まぁとりあえず、新潟方面に……」
と僕。

「そうですかぁ。今日はもうこれから大変ですよ台風で。もうみんなキャンセルって話ですねェ」

シレっというオッチャンの言葉に、わかっていたつもりでも内心やはり多少のショックを受けるワタクシ(汗)。しかしここは負けてはならない!

「ああ〜そうでしょうねェ、やっぱり。ま、行けるトコまで行ってみますよ……」

お気を付けて、というオッチャンの言葉に見送られ、北上を再開。しかし車内では今後の予定変更を巡って、真剣な討議が行われていた……。

続く。

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2007年7月23日 (月)

そうだ、黒部ダムに行こう。-波乱の黒部旅・その1-

7月の3連休といったら、大抵まだ梅雨も明けておらず、雨の可能性が高い。去年もそうだった。2泊3日で草津温泉に出かけたのだが初日の夜から雨が降り始め、2日目で少し晴れ間が覗いたものの、3日目は終日雨で撃沈……。

それでもやっぱり連休となれば、いつもより少し遠くに出かけたい! と懲りないワタクシ。てなわけで、

「黒部ダムを見にいこう」

と相棒に持ちかけた。前々から一度は行ってみたいと思っていたのである。

「ふーん。で?」

相棒は、どうせコイツは言い出したらもうヒトのハナシなんてききゃあしないんだろう……というアキラメの視線を投げかけつつ、話の先を促す。計画はこうだ。


日程は2泊3日。黒部ダムに行くには2つのルートがある。長野側と富山側だ。今回は黒部ダムにより近い長野側からの突入を目指す。黒部=トロッコ列車、というイメージがあるが、実はそこはダムに行くには非常に遠回りなルートなので、今回はNG。

黒部ダムを見に行くといっても、そこを含む「立山黒部アルペンルート」には、他にも色々見所がある。しかし初日に直接黒部に向かうと、時間の制約であまり落ち着いて観光できない可能性があるので、初日はどこかで時間を潰し、2日目の朝からトライ。同じ宿に連泊して疲れを癒し、3日目は早めに帰還する、というもの。

Map







立山黒部アルペンルート交通案内図(公式HPより引用)

クリック拡大。



「立山黒部アルペンルート」は、長野県扇沢〜富山県立山間の山脈を貫く観光ルート(図参照)。黒部ダムまで行って引き返す事も可能だが、立山までの間に幾つかの観光スポットがあり、公式HPでもいくつかのサンプルルートが挙げられている。その後の話し合いの結果、

「できれば室堂まで行きたい」

という事で、意見が一致した。室堂は、このルートの中でも最高点。そこからの北アルプスの眺めは素晴らしいという。初日については相棒の方でプランを考え、糸魚川沿いに日本海まで出ていろいろ食べる! (基本的に「食」がメイン 笑)プランに落ち着いた。
宿もおさえて、気になるのは天気なのだが……。


台風接近……っ!


日本列島を大いに騒がせた、台風4号である。予想コースはモロに直撃……orz。

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午前4時、出発前暖気中。
まだ雨は降っていない。




そして、出発日当日。実家を出る時にはまだ降っていなかったのだが、相棒をピックアップする頃には本降りに。そして、高速では降ったり止んだりという、微妙な天気となった。その時、台風は九州に上陸。今から思えば波乱を感じさせる、旅のスタートであった。

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高速上。雨が降り出す……。


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