東北三県グルメ(?)旅 -最終回-
これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4- -その5- -その6-
笹谷峠を後にして、R286を進む。時刻はとっくに12時を回った。昼ご飯はどうしようか、という事なのだが、何せ山形行きは突発的な出来事。下調べなんぞしようがないのである(爆)。そんな時、役に立つのが「ツーリングマップル」。そこに載っていた、「三百坊」という蕎麦屋に狙いを定める。……まぁ、たまたまルート上にあった、という事なのであるが(笑)。
一旦市街地に降りてきたと思ったら、「西蔵王高原ライン」に向かって、また山を登り始める。その山中に、「三百坊」はあった。ツーリングマップルに載っているだけあって、バイクの集団とすれ違う。途中のダートにヒヤヒヤしながらも、何とか辿り着いた。
立派な日本家屋。
驚いた事に、こんな山の中にあるにも関わらず、かなり混んでいる。後から調べたところによると、築300年の旧家らしい。雰囲気のある家。昔の豪農、所謂「庄家」ってヤツだろうか。広大な庭には川が流れ、池が佇み、丁寧に整えられた植物が点在する。しかし元からここにあったのではなく、どこかから移築してきたという。しかしとにかく、雰囲気はバツグン! なのであった。
「坊板そば」と「板そば」というのがあったので違いを訊くと、そば粉の割りが違うのだという。十割だという「坊板そば」二人前と、天ぷら一人前を注文。注文してから出てくるまで、結構時間がかかったのだが、どうやら注文を受けてからそばを打っているらしい。それはそれで、文句ない文句ない、なのだ。
メニューであります。
この日はかなり暑かったのだが、庭から通る風が心地良い。蕎麦茶を飲みながら、庭の景色を楽しんでいると、やってきた!
これが「坊板そば」だ!
多少不揃いの感じが手作りを感じさせて良いではないか(笑)。十割だけあってそばの香りが香ばしく、腰も強い。天ぷらも一人前なのだが二人分はゆうに有り、アッという間に完食したにも関わらず、結構満腹になった。蕎麦屋の食後と言えば、「そば湯」でありますね。これがかなり白く濁って、ドロッとしている。「美味しい」という類のものではない(と思う)が、とにかく蕎麦三昧の昼食で、適当に決めた割には(爆)、かなり満足な昼食でありました。
ーーさて、本日のメインである「蔵王エコーライン」。まず一言で感想を言ってしまうと、
「有料だったら通らないだろうな」
というもの(汗)。
かつては有料道路だったというこの道路。現在では一部を除いて無料開放されているのだが、その分観光バスやらトラックやらも多い。つまり、
遅いクルマにひっかかったらアウト。
なのですよ。そして今回はもう言うまでもなく、アウト! だったのでありますね(涙)。ゆっくりゆっくりとしたペースで、湯釜へと繋がるリフトの駐車場に到着。湯釜というと、我々は草津白根山のものを見学した事があるのだが、せっかくだからコチラも見よう、という事なのだ(笑)。
山の向こうに、湯釜がある。
多分冬になったらスキー場になるのだろうが、それにしても設備がボロ古い(汗)。まぁ、山の中だしこれが本来なのだろうが。それでも、廃墟と化したさらに古いリフトの設備が残されていたりして、何だかもの悲しい雰囲気を醸し出しているのである(汗)。
とりあえず、先程買った「秋保おはぎ」でエネルギーを補給して出発! ーーといっても、上まではリフトですぐ。リフトを降りてからが少し歩く必要があったものの、さほど苦労をすることなく、湯釜はその姿を見せてくれた。
蔵王の湯釜。
強くはないが、冷たい風が吹く。しかし晴れ間も覗く、上々の天気。ここからはもう、一直線に高速に向かい、帰るだけだ。
エンジンを載せ替えてからのカプチーノの走行距離も、余裕で1,000kmを越えた。慣らしの旅としてはちょっとオーバーワークだったかもしれないが(笑)、まあ問題も出てないしOKだろう。戻ったらオイルを交換して、それで、完全復活だ。
白石ICまで下り、東北道にのる。前回の反省を生かして(笑)早めに夕食をとり、午後11時頃、帰宅した。ネタ的にはちょっと物足りなくはあったが(爆)、我々の旅行にしてはかなりスムーズに進んだ、今回の旅行でありました。
森に佇むカプチ。
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