旅はどうだしょう。

2009年11月 9日 (月)

通仙峡からクリスタルラインへ、紅葉狩りの旅。-中編-

これまでのあらすじ。 -前編-

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最後のトンネルを抜ける。



通仙峡とは、この紅葉の時期を除いて完全封鎖されている峡谷を走る道、県道23号線のことを指すらしい。完全封鎖の理由は落石が多い為だというが、とりあえず管理はされているそうだ。

それでもビジターセンターの窓口でオバちゃんに訊いてみると、今年は雨が多かったせいか落石も多く、いつもだったら通り抜けられるはずが途中で通行止めになっているのだという。


それを聞いて、ちょっとホッとしたのは秘密だ(爆)。

トンネルを抜けて橋を渡ると、そこがもう通仙峡である。ここからは写真日記風でどうぞ(笑)。

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トンネルを抜けた直後。

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落ち葉の中に佇む、お地蔵さん。

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赤いことは赤いけど……(汗)。

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この樹が一番鮮やかで、カメラマンも群がってました(笑)。

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こんな道を歩きます。



うーん、もう一週間遅ければちょうど良かったかな……というのが総合的に考えての感想。途中で通行止めだった為か、僕の予想よりずっとアッサリ散策は終了した。

さて、問題はこの次である。基本的に今日は僕にとっては奉仕の旅(爆)であるので、僕の意見よりrikaご両親の希望を伺う。すると、

「清里の方だったら、紅葉は丁度良いかもねぇ」

という意見と、

「クリスタルラインってのがあるんですって? この間友達がそこに行って、すっごく綺麗な景色だったっていうのよね!」

ーーという、二つの意見がお一方から出た(笑)。


どっちに行くかは任せるわ、というのだが、それが一番困るのである。今日の目的は紅葉であるから、清里へ行くべきなのか。八ヶ岳高原ラインから眺める紅葉は、確かに綺麗だろう。しかしrika家にとって清里は田舎のすぐそばであり、何度も行ったことがある場所だという。有名な観光地である分、混雑もしているだろう。ならばーー。

「じゃあ、クリスタルラインへ行きましょう」

と、僕は決断した。前述のビジターセンター窓口のオババに、

「クリスタルラインの地図ってありますか」

と訊くと、ニヤッと笑って一言、

「ありますよぉ」

とはいうものの、取り出そうとしない。それ、下さい、と言ってはじめて渡してくれた。……まぁ確かに、「下さい」とは言わなかったけどさ。

「今朝はかなり冷え込みましたからねぇ。凍結に注意してお逝き行きなさいな」

ヒャッヒャッヒャ、と笑いーーはしなかったが、親切なんだか不親切なんだか。


増富ラジウム温泉郷を経由して、クリスタルラインへと向かう。途中途中で、

「ああ、ここは昔歩いたわねェ」

「そうそう、そこでお昼食べたのよね」

「あれ! ここの旅館って、こんなんだったか」

と、僕の知らないrika家の思い出話に花が咲く(笑)。

ハリアーにはナビも付いているが、クリスタルラインは所謂「林道」で、あまり役に立たない。3年程前に、カプチーノで走ったことがある経験だけが頼りだ。さっきもらった地図はどうした、と思われるかもしれないが、それは車窓の外を眺めながら歓声を上げているrikaの手に握られているばかりで、広げられる様子は無いのである。


温泉郷を過ぎると、道のすぐ脇に清流が流れる、本谷川渓谷に入る。ここまで来ると既に葉は散り、路面には落ち葉が著しい。

「ここも前に来たね。7福神が所々にあって、それを捜しながら歩いたもんだ」

とrika父。

「みずがき湖にクルマを止めて、ですか?」

「そうだよ」

そうだよ……って、



クルマでも既に15分位は走ってるんですが(汗)。


どんだけ健脚なんだと。


突き当たりの分岐を右折すると、いよいよクリスタルラインだ。まずは第一目標、木賊峠へ。道の両脇には落ち葉が溜まり、道幅がやたらと狭く感じる。ましてや以前のカプチーノとは違って、今回は4人乗りのハリアー。


しかもブレーキに不安アリ(爆)。

とにかく慎重に、慎重に進む。道端もただ落ち葉が溜まっているだけならともかく、その下には何気に蓋の無い側溝があったりするので、とにかく気が抜けないのだ。さらに、

「アラ、何か土が白いわねェ」

と母上が言うので見てみると、

霜? いや、
雪じゃないか!

うっすらと積もった雪が光っているのだった。これで、日陰はさらに気が抜けなくなる。

「……これって、四駆でしたっけ」

「いや、二駆だよ。FF」




\(^o^)/



いや、オワてたまるか! 

クリスタルラインは、高度を上げ下げしながら山の中を抜けていく。高度による紅葉の変化がわかって、これはこれで楽しい。唐松林のオレンジ色が鮮やかだ。視界が開けると、そこには瑞垣山や八幡山。


後部座席と助手席の歓声を糧にして、運転手はひたすらハンドルを握るのであった。


続く……。(後編へ)



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2009年11月 6日 (金)

通仙峡からクリスタルラインへ、紅葉狩りの旅。-前編-

11月3日の文化の日。

「ちょうど紅葉が見頃みたいだよ」

と、その一週間前位に情報を持ってきたrika。せっかくだから、rikaのご両親も誘って皆で紅葉狩りに行こうではないか、という計画が持ち上がった。まぁ、たまにはゴマすっとかないと孝行をしないといけませんな。当然ながらワタクシは、徹頭徹尾運転手であります(爆)。


そして当日。前日が突発的な仕事の関係で帰宅が遅くなり、2時就寝のワリにはパッチリと5時45分起き。自転車の時にもこれができれば……。だが問題が一つ。


すっごく、寒い(汗)。

天気予報は知っていたのだが、ここまで寒いとは……。服装に迷ったが、ユニクロのヒートテックシャツを引っ張り出して長袖シャツの二枚重ね。その上にフリースジャケット(否ユニクロ 笑)。さらに外を歩くときにはウインドブレーカー。スイスの山を乗り越えた服装であるから、コレで何とかなるだろう。

rika実家から7時出発の予定だったのだが、少し遅くなってしまい7時10分過ぎに、父上のハリアーに4人乗って出発! 目的地は山梨県、通仙峡である。2年程前にrikaの案内で行ったことがあるのだが、rika家にとっては何度も行ったことのある、お気に入りの場所なのだそうな。

「昇仙峡ほどメジャーじゃないから、人がそんなに多くなくていいのよね」

とは母上の言。車内でお手製のおにぎりを頂きつつ、相模湖ICから中央高速へ。祝日ではあるが連休ではないので、交通量は多いが流れは順調。


しかし。


運転していたワタクシには少し、気になる事が……。それは父上のクルマ、TOYOTAハリアーの事である。


それもブレーキ(汗)。

一般道を走っている時にはさほど気にならなかったのだが、高速走行時に軽くブレーキを踏むと、前方からガタガタと振動が(恐)。ローター表面に凸凹があるか、そのものが歪んでいるのか……。4人乗っていてブレーキの利きづらさを感じていた事もあり、結構ビビってしまった(汗)。


まぁすぐにどうこうなるという問題でもなかろう……という事で、韮崎で高速を降りて明野経由でみずがき湖を目指す。先の須玉ICで降りてもいいのだが、農道を走る明野の方が、眺望がいいだろうと思ったのだ。

「……昔、友達と同じ時期にここに来たことがあるんだけど、その時すっごく混んだ記憶があるのよね。確か、大根祭りとかがやっていたのよ」

と、山梨出身の母上が呟く。明野といえば向日葵! というイメージしかなかったのだが、大根も有名なのだという。向日葵だけじゃ、食べられないもんな(笑)。

「まぁ、今日は違うと思うけど。大丈夫よね」

と、そんな事を言っていたら、



まさにこの日がだいこん祭りだった(爆)。


幸い時間が早かったせいか渋滞などはなかったのだが、会場の駐車場は軒並み満車。「大根収穫体験受付」と書かれたテントには、主に家族連れの長蛇の列が伸びている。止まっているクルマを見ると地元山梨のモノが多く、地元の方々には結構メジャーなイベントなのかもしれない。

「……へぇ、そんなにお金払ってでも大根抜きたいって人、いるんだなぁ」

と、父上が感心したように言う。rikaの実家では祖父がちょっとした畑を借りており、季節の野菜を育てているのだ。そんなお金を出してまで……と思ってしまうのだろう(笑)。


そんなこんなで、みずがき湖畔にあるビジターセンターに到着! ここの駐車場は無料でヨロシイのだが、そこかしこに干しブドウを売りつけようとするオッチャンがいるので要注意(笑)。

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天気はサイコー! だけど、風がちょっと強くて、寒い(汗)。

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ビジターセンター入り口には、アヤシイ生物が(笑)。


ここにクルマを置いて、通仙峡まで歩いて行くことになる。その前にーー、


靴をウォーキング用に履き替えるワタクシ(爆)。

何しろのrikaのご両親は健脚で、1時間や2時間歩くのなんか屁でもない、というヒトタチなのだ(汗)。果たして、これからどれくらい歩き続ける事になるのだろうか……。


靴紐をギュッと締めて、イザ出発! である。


続く……。(中編へ)。

<次回予告>

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トンネルを抜けるとそこはーー。

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紅葉に巡り合えるのか!?


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2009年10月17日 (土)

葛西でノンビリ&水上バスクルーズ。-後編-

これまでのあらすじ。-前編-

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目指すはお台場!


この水上バスはお台場行きの往復便。我々は上陸せずにそのまま引き返すのだが、一度降りてから次の便で戻ってくる、という事もできる。しかし次便は1時間半後ということだったので、諦めたのだった。


ところで、ここからは写真日記風にしてみようと思う。決して手抜きでは無いので、念のため(汗)。

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葛西臨海公園の観覧車&展望台。

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東京港臨海大橋の工事現場。2011年完成予定らしい。ここら辺は、強烈に木材の香りが漂っています。

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空には羽田から飛び立った飛行機。

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お台場が近づいてきました。

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ビッグサイトの横を通り……。

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橋をくぐります。

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ここら辺は、橋だらけ。

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レインボーブリッジが見えてきた。

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下をくぐって……。

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お台場へ。ゴール!




復路からは1階に移動する。思ったより多くの人が降りて、かつ乗ってきた人はさほどでもなかったので、席はガラガラ。落ち着いた環境でエンジン音を枕に、



爆 睡


往路60分、復路30分、合計90分の船旅でありました。1,500円というお値段にしては、結構楽しめるものだ。あまり何度も乗るものではないと思うが(笑)、乗ったことが無いという方は一度乗ってみるのも楽しいかもしれない。


その後はせっかくだからと観覧車に乗って、早々に葛西を後にした。さすがに15時台に帰ると道もスムーズ。40分程度で帰ることができましたよ。

休みが少ない(涙)という事もあってか、遊ぶとなると、身を削ってでも遊んでしまうワタクシ(汗)。たまには余裕を持った、無計画な一日を過ごすのも悪くないなぁ、と思った休日でありました。

<オマケ>
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巨大カマキリに威嚇されるの図。最近、何故かよくカマキリを見かけます。


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2009年10月16日 (金)

葛西でノンビリ&水上バスクルーズ。-前編-

どうも最近、休日となるとドタバタして、あまり「ゆっくりノンビリした」と感じる事がない。とはいってもそれなりに寝坊もしたりしているのだが、逆に寝すぎてしまって用事を済ませると他に何もする余裕が無いーーという事になってしまうのでありますね。

まぁ自業自得といえば、それまでなのだが(汗)。

そんなワケで、

「ノンビリしたい!」

ーーという事で、出かけることにした三連休の中日。何だか矛盾しているようだが、ノンビリするには環境も重要なのである(笑)。目指したのは、「葛西臨海公園」。結構距離はあるが広々として、ある程度設備も整った環境がある場所としてパッと思い浮かんだのがそこだったのだ。もっと近くにもいい場所があるのだろうが、知らないので……。


9時半頃に家を出て、到着したのは11時過ぎ。最後、湾岸線葛西JCT付近から出口にかけて、所謂<ディズニーランド渋滞>に巻き込まれたが、それ以外は順調であった。公園の駐車場も第二へ回されたものの、入場そのものは至って順調。

さて到着したとはいえ、別に何をする、という目的は無い(笑)。

「芝生に座って弁当でも食べよう」

という、言わばピクニックなのでありますね。とりあえず良い場所を探しに、海岸線の道をプラプラと歩き出す。葛西臨海公園は自転車もOKなので、多くのサイクリストが出ていた。ここからお台場まで公園を経由しながら行く、というサイクリングコースもあるらしい。


自転車を持って行こうか?

と少し悩んだのだが、あくせくしてしまいそうな予感がして止めた。

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海岸沿いの道。風が気持ちいい。


ママチャリからスポーツ系まで様々なタイプの自転車海苔がいたのだが、やはり目が向いてしまうのはスポーツバイク。イトイの店員さんの話ではないが、


何故かピナレロ海苔の方が非常に多い。

休憩所では、FP1からFP3まで揃い踏み。それもすべて2010年モデル、というのがスゴい。デリバリーが早いだけはあるなぁ。

この日の天気は快晴! かつ空気は少しひんやりとした、湿度の低い快適な陽気。多くの人がそれぞれに一日を過ごしていた。


フト、目に入ったのが「東京水辺ライン発着場」という文字。所謂水上バスである。見てみると、お台場往復での周遊チケット、というものを発売しているらしい。12時半発と、15時半発の2便。

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水上バス乗り場&チケット売り場。


せっかくだから乗ってみようか、と窓口に行ってみると、12時半発のチケットがまだあるという。これ幸いと早速ゲット。

「12時15分にはこちらにお越しください」

と、窓口のオッチャン。--よしよし、お弁当を食べる時間は十分にありそうだ。


日向はさすがに暑いので、手近な松の木の木陰にビニールシートを広げて昼食。

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寝転んで空を見上げるーーって、見えないけど(笑)。

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気が付くと、周りには結構人がいた。写りこんでいるのは僕の脚(爆)。


時間通りに集合場所に行ってみると、整理番号順に並んでください、という。僕らの番号は21番と22番。この時初めて知ったのが、かなり早い方だった(笑)。遅い人だと、60番代だったらしい。

しばらく待っていると、沖から船がやってきた。乗っていたお客が降りると、いよいよ搭乗である。船は1階のキャビンと2階のオープンデッキがある。

「どっちへ行く?」

とrikaが訊くので、僕は迷わず答えた。

「そりゃ、2階でしょ」



結果は2階に一番乗り!(笑)


オープンデッキは座る場所は無いが、風が涼しくて気持ち良い。やはり外じゃないとね。


係員のオッチャンに見送られて、水上バスでの東京見物のスタート! である。


続く……。(後編へ)

Ca391684 オッチャンに見送られて……。


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2009年10月 6日 (火)

横浜開国博Y150 追悼記念レポ -会場編その3&まとめ-

これまでのあらすじ。-入場まで編- -会場編その1- -会場編その2-


さて、4日に渡って書いてきたレポも、いよいよ最終回である。結構長くなってしまった(汗)。読む方によっては、不快な内容も含まれるかもしれませんので、ご注意くださいm(_ _)m


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お笑いライブの一幕。撮影禁止に気が付かず、撮ってしまった(汗)。


『NISSAN Y150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター』に到着した時の時刻は16時に近かったのだが、人出は午後イチよりも多くなったようで、待ち時間もしっかりと「30分」と書かれている。少し安心して(?)、列に並ぶ。最初に並んだ時は、

「列は4列でお願いします!」

と言われたのだが、この時は特に何も言われず列もグダグダであった(笑)。しかし気がつくと、僕らの後ろにもアッという間に人が並んでいく。これは間違いなく、夕方になるに従って人が増えている。日が落ちれば涼しくなるし、さほど混む訳でもないから時間もかからない。さらに夜間のライトアップイベントも結構あるので、むしろその方が正解だったかもしれない。

まぁ僕らはこの後に別の予定を入れてしまっていたのだが。

30分程並んで、ようやく建物の中へ。しかしまだ、先があった。どうやらシアター内に入れる人数に限りがあるらしく、キチンと~人単位で区切って入場させているようなのだ。それはともかくとして、建物に入った瞬間、

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僕らは慄然としたーーというのは多少(?)大げさな表現だが。


中にチケット売り場あるやんけ!

最初に聞いた時には「はじまりの森にチケット売り場がある」というから、列を離れてワザワザそこまで行ったというのに……。

立ちっぱなしで痛くなってきた脚の痛みが、一気に増したような気がした。見ていると、入った人たちはまずゲート前の何だか妙にガランとしたスペースに通されて、そこにある展示物を見学。何やら宇宙系、海洋系といったわずかな展示物が並んでいるのである。

後で知ったのだが、このガランとしたスペースには実在する船をモチーフにしてダンボールで造られた船が展示されていたらしい。だが何故か会期終了直前の、



9月21日で展示終了(爆)。


もう一週間位、我慢して展示してりゃいいのに……。大桟橋でも似たようなイベントをやっているので、そちらに移ったのかもしれない。


待ち時間を紛わす為(?)、ここで公式キャラクター「たねまるくん」が登場。しかし悪いが新聞で、

『たねまるくん』存続の危機~横浜開国博Y150の公式キャラクターである『たねまるくん』の存続が危ぶまれている。通常このようなキャラクターは会期が終われば使用できなくなってしまうが、昨今は人気が出ると市民の声によって生き残れる事も少なくない。しかし、来場人数が目標を大幅に割り込むY150。果たして市民は『たねまるくん』の存続を望むのだろうかーー。

と、いったような内容の記事を読んでいたワタクシ。


子供達を触れ合うその姿に、どうしても哀れみを感じてしまう(爆)。

頑張れヨ、たねまるくんーー。

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たねまるくんにも、口があったのだ!(笑)


そしてようやく入場したワケなのだが、


展示物を見ずに、シアター入場口に並ぶ人の何と多いことか。

ここは<DREAM SHIP>と銘打って、「宇宙の船」、「海の船」、「アートの船」という異なるテーマの3種の船を設定し、展示を行っていたらしいのだが……上で書いたように、既に「アートの船」は撤退済み(汗)。展示内容もただ置いてあるだけ、という感じでとにかく地味! なのだ。

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宇宙服がブラ下がってたりするのだが……。グリコ?


僕らも再び並んでシアターに入ったのだが……オドロいた事にシアター内に椅子はなく、ただ仕切りの為の鉄柵が並んでいるだけ。柵の上には「腰をかけたり、寄りかかったりしないで下さい」と書かれているのだが、これまで散々立ちっぱで待たされているのだ。するな、という方が無理なハナシである。


で、パンフレット曰く『スーパーハビジョンシアター』(笑)なのであるが……。ここは簡潔に箇条書きで(爆)。

・スクリーンが大きいのはいいのだが、最後部でもスクリーンとの位置が近すぎて画面全体が視界に収まらず、画面の迫力が伝わりづらい。
・通路にまで人を入れるので、頭が邪魔になる。子供が見るのは至難の技ではなかろうか。
・そもそも、映像が何を伝えたいのかがサッパリ伝わってこない。

最後の部分については個人の考え方もある、と言われる方もいるかもしれないが、シアターから出る際にあちらこちらから、

「で、何が言いたかったんだろう? 今の映像」

というようなコトバが聞こえてきたのは事実である。映像が終了すると、次の部屋へと誘導される。床にダンボールで作られた丸いソファ(?)がいくつも置かれた部屋の中心には、メインである電気自動車「PIVO2」が鎮座している。ここは「PIVO LAVO」と名付けられた、

ピボ君が案内役で登場する映像で、地球環境を考えたり、日産自動車が描く「思いやりの未来」を探索しよう!!

という部屋らしい。しかしである。「PIVO2」って、2007年のモーターショーでお目見えしたショーカーなのですよ。


Ca391660 PIVO2。結構人気はあった。


未来を語るのに、過去のモノ持ってきてどうする?


資源の有効活用をしている事に間違いは無いが、どこかに違和感を感ぜずにはいられなかった。それが終わると次の部屋では、

コトバパーク
~みんなで「思いやりのコトバ」を書こう!~

明日からできる「思いやり活動」をみんなで、葉っぱの形の紙へ書き込もう。「思いやりのコトバ」を記入したら、 会場内にある大きなバルーンへ入れると、吸い込まれて、バルーンの中を舞い上がるよ。みんなの参加で、「思いやり」がいっぱい詰まった「地球」をつくろう!!


という事なのだが……。なんかグッタリして、そのまま外に出てしまった。


外は日が落ちて涼しい風が吹き、出航し始めた「にっぽん丸」と帆船の「日本丸」が夕焼けを背に見事なコラボレーションを見せている。

Cimg3301
夕焼けが、オイラのココロを慰める……。


……そうだよなぁ。こういう風景、雰囲気こそが横浜なのだ。何もワザワザせせこましいパビリオンに並んでまで入らなくても、十分満足できるのである。

このY150、どうやらお子様方には随分受けが良かったように思う。メインのラ・マシンに乗れるのがお子様限定という事からも、そもそもの対象年齢が低く設定されていたか、もしくは予算的に低くせざるを得なかった、という事はありそうだ。

「大きな建物を造らずどこまで“記憶だけに残るイベント”にできるか」

というのが横浜市の目論見だったという。ある意味かなり記憶に残ったイベントであることに間違いはなさそうだが……もっとうまいやり方があったのではないか、とどうしても思ってしまう。

会場がバラけているのも、問題だろう。いっそのこと地区のブロックをまるごと借り切って通行止めにし、そこでベロタクシーや日産のエコカー等を走らせたほうが、余程未来への取り組みというアピールになったのではないだろうか。


帰り際に歩道橋の上を歩いていると、ラ・マシンが動いているのが目に入った。なるほど、


「高価なチケットを買わなくても外から丸見え」

と文句が出るのもうなづける見えっぷりである(笑)。それを見越してか警備員が配置されていたが、見ることをやめさせようとまではしていなかった。

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おお、動いてる動いてる。

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確かにここまで見えちゃ、まずいだろ……。


ーーこうして、僕らの横浜開国博Y150の見物は終わった。後からニュースなどで聞くと、

「会場周辺にある店舗の売上げは上がったので、Y150が本当に赤字なのかどうかはわからない」

「少なくとも、市民の意識は高まった。開催した意義はあった」

なんていう意見もあるらしい。まぁ、そういう側面もあるかもしれない。だが基本的に全て、



開催する側の論理にすぎない。


開催する側が満足すればOKというなら、入場料など取るべきではなかった。徹底的に無料会場のみで構成すれば良かったのだ。エコもいいし、ムダを無くすのもいいだろう。だがそれを盾にして、「お金を払う側」の事をあまりにも顧みない姿勢はどうかと思う。

『大規模な学園祭』

個人的にはそう形容するのが一番似合ってしまう、そんな博覧会であった。


僕とrikaは帰りの道すがら、

「Y150で一番面白かったのは、何?」

という質問をお互いに投げかけてみた。さあ、せーので言ってみよう。せーの、


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お笑いライブ!


それY150ちゃう、という意見は受け付けません(爆)。


しかし何とも、ダークな意見ばかりの内容になってしまった。すいませんでした……。

<オマケ>

Ca391657 会場内のコンビニで見つけた、「ゆるキャラ」コラボストラップ。
たねまるくんは、まりもっこりの一体何を指しているのか……?(爆)


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2009年10月 5日 (月)

横浜開国博Y150 追悼記念レポ -会場編その2-

これまでのあらすじ。-入場まで編- -会場編その1-

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結論として、2,400円は高いと言わざるを得ない……。


『Y150トゥモローパーク』へ向かうーーと書いた前回の終わりなのであるが、『Y150はじまりの森』を出るとすぐ目の前が赤レンガ倉庫。ここでは無料会場として、

開港5カ国・5都市や横浜と関係の深い地元・地方自治体や国内外諸公共団体によるシティセールス観光案内・物販ゾーンとしての「都市交流広場」、「5カ国5都市常設展示」、ショッピングゾーンとしての「ワールドマーケット」、飲食ゾーンとしての「ワールドグルメ」を展開します。 (HPより抜粋)

ーーという事をやっているのだ。昼食は済ませていたので特に食べる気は無かったのだが、何か記念になるものでも売ってたら、という事で寄ってみる事にした。赤レンガ倉庫敷地内に建てられた仮設テントの中。


う~ん、狭い(汗)。

客は結構いたのだが、レジにはさほど行列ができていなかった。外国のブースでは結構面白げなものが売っていたりしたのだが、我々はこの後にも予定がある。あまり大きな物を買って、荷物を増やしたくはないなぁ……。という事で、何も買わず(爆)。

ワールドグルメにも行ってみるが、

「……何か、スーパーの軽食コーナーって感じだねぇ」

というrikaの感想が、一番しっくりくる感じ。ここもとにかく狭い! それにすぐそこが大桟橋やベイブリッジが望める良い場所なのに、何でわざわざ布で囲まれた窓も無い狭い空間で、安っぽい椅子やテーブルに囲まれて食事をせにゃならんのだ。赤レンガの方に雰囲気の良いレストランがいくつもあるのだから、皆そっちに行ってしまうだろう……常識的に考えて。

翌日が最終日、かつまだ午後2時前だというのに、席は余裕で空いており、端のほうでは思い切りテーブルに臥せって居眠りをしている客さえいる(汗)。


……何か、もう見ているのがツラくなって慌てて外に出た。大桟橋には大型客船「にっぽん丸」が停泊しており、これこそが港ヨコハマ、という雰囲気をかもし出している。

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これぞ、港ヨコハマ。

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ランドマーク、赤レンガ、インターコンチ……横浜だねぇ。


何だかなぁ。まだ一会場しか見ていないのだが、全てにおいてY150は何か勘違いをしているような気がする。例えば、赤レンガ倉庫の脇には関東大震災で倒壊した税関(だったかな?)の土台跡が残っていたりする。普段は誰も見向きもしないようなものなのだが、横浜の歴史を紹介するのであれば、こういうものを効果的に使うことはできなかったのだろうか?


挫けそうになるココロを奮い立たせて、『Y150トゥモローパーク』へ。向かうはY150未来シアターで上映されている「BATON」である。と、入場した僕らに「どうぞいらして下さい!」と1枚のチラシが手渡された。


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……凄く、見たい(爆)。

時計を見ると、次の「BATON」上映は15時から。



モロ被りやん。


少し迷ったが、とりあえず「BATON」を優先する事に。さて、この「BATON」だが、この時までに僕が知っていた情報を列挙すると、

・アニメの短編作品
・横浜市は「3編の独立した物語」という事で発注したが、何故か完成したものは「内容の連続した3部作」だった。(何ソレ? と疑問を持たない方はいないと思われるが、それが事実のようだ。)
・会期を3つに分けて第一部から第三部までを順次上映する計画だったが、「全編見るのに7,200円も払わせるのか」と苦情が殺到し、急遽、第二部と第三部を交互に上映する事にした。(それでも全て見るには4,800円かかる)
・第一部を見た人の反応は良好だったらしい。



ウ~ン、激しく微妙だ(汗)。


第一部が評判良かったといっても、僕らが見るのは第三部(最終章)だし。まぁとりあえず、並ぶ場所にちゃんと日除けが張ってあったのはヨシとしよう(笑)。15分程並んで、シアターの中へ。しかしこのシアター、ぶっちゃけ言うと、仮設テントだ。

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シアターの中。ザワザワしております。

このY150は「ハコものを極力建設しない」というのをテーマとしているそうなのだが、この薄っぺらい壁を見るにつけ、僕はイヤな予感がした。

……上映が始まってから10分程経過した頃。


「ラジオ日本! 元祖爆笑王プロデュース、爆笑フェスタ2009 inトゥモローパァーク!」

派手な音楽と共に外から飛び込んでくる大音響。



予想通りだ……orz 


その後も外のライブイベントの音楽がバシバシと飛び込みまくり、映画の内容のワケ分からなさも相まって、マッタク集中して見ることができなかった。

そう、やっぱり三部作の内第三部だけ見たって何もわからず、面白いワケないのだ。最初から分かっていたのだが……。ストーリーを抜きにして、とりあえず感想をば。


このアニメは「実写撮影後に特殊な技法でアニメ化する」という手法で作られているという。


だったら実写で良かったんじゃね?

登場人物の顔は全て役者をベースにアニメ風にデフォルメされているのだが、そうすると「アレ、これは誰だっけ?」とついつい考えてしまうのだ。僕だけかもしれないが。さらに初期のCGのように、人物の動きがカクカクしている。最初は演出の一つか、と思ったらそれが仕様だったのだ。CGよりも普通のアニメよりも動きが悪い。いくら「最新技術」だとしても、あえてこんな手法をとる意味があるのだろうか?

さらに、実写をベースにしたとはいってもあくまでこれはアニメなのだから、


声優まで役者本人がつとめる必要が果たしてあったのか。

まぁ経費節減、という意味では良いのかもしれないが。だが本来は声優では無い方々である。特に、



藤原竜也がヘタすぎる(汗)。(ファンの方には不快かもしれませんが、まぁ一個人の意見という事でお目こぼしを 笑)


本人そのままのボソボソ声&早口。一人で語るシーンが多かったのもあり、「何を言っているのか分からん!」状態であった。

周囲の反応も、

「まぁ全部続けてみたら、面白いんだろうね」

という感じのもの。それ以上でも、以下でもないですな。


外に出ると、爆笑フェスタはまだ続いていたのでついでに鑑賞(笑)。個人的に好きな「KICK☆」が生で見られたのは結構嬉しかった。が、やっぱりキングオブコントでグランプリをとったばかりの「東京03」への歓声は郡を抜いて大きかった(笑)。


ーーさて、お笑いにすっかり満足したところで(爆)、いよいよラストの『NISSAN Y150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター』へ向かいますか! --といいつつ、僕らはもう、「あまり期待はできないだろうな」というある種達観した領域に達していた。何故なら、

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公式パンフレットより。ボケボケですいません(汗)。


『スーパーハビジョンシアター』って何だよ。


続く……。(会場編その3&まとめへ



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2009年10月 3日 (土)

横浜開国博Y150 追悼記念レポ -会場編その1-

これまでのあらすじ。-入場まで編-

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会場までの道のり。ガラガラ(汗)。


『NISSAN Y150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター』というものが一体どんなものなのか。ガイドブックは読んだものの、殆ど分かっていなかった我々(汗)。まぁこういうのは、行って楽しめればそれでいいのですよ。

現地に着くと、係員の人が

「ただいま20分程の待ち時間でご入場頂けまーす!」

と叫んでいる。アレ? さっきの表示と違うじゃん……。まぁディズニーランドを思えば、20分の待ち時間など、大したものではない。建物の正面から入るのかーーと思ったらそれは出口で、入り口は建物横の細い通路をお進み下さい、という。



普通逆じゃね?


と思いながら列に並ぶ。所々に移動式噴霧機が置いてあり「エコ」をアピールしようとしているのだが、


だったら並ぶところ全部に屋根付けてよ。

申し訳程度に屋根っぽいものがあるのは、列のホント先頭だけ。それ以外は、炎天下の吹きっ晒しである。その為に移動式噴霧機があるのだろうが、首を振るわけでなく正面にしかミストを出さないし、何より圧倒的に数が少ないので正直あまり意味がない。真夏はジゴクだっただろう……。


ところで、並んでいる最中に重要な事に気がついた。我々はチケットを買ったつもりだったのだが、改めて見てみるとそれは、



チケット引換券だった(爆)。


つまりチケット売り場で改めて正規のチケットと交換しなければいけないのだ。てか、そんな事に何故今になって気がつくのか(汗)。如何に放ったらかしにしていたか、分かろうというものだ(爆)。

オネーチャンを捕まえてチケット売り場が何処にあるか聞いてみると、

「あーーこちらはですね、『はじまりの森』の所にチケット売り場がありますんで、そこで引き換えて下さい」


Nandatte


うーむ、列を離れてしまうことになってしまうが、こうなっては仕方がない。自業自得だし。ガイドブックを見ると、何となく有料会場を巡る順番としては、

Y150はじまりの森→Y150トゥモローパーク→NISSAN Y150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター

というように巡った方が良い、という風に書いてある(ように見える)。じゃあ順番通りに巡りますか、こうなったら。


各会場は徒歩5分程度という事なのだが、その5分が結構長い。特にこの時は日中で一番暑い時間帯であり、信号待ちなどで結構グッタリ(汗)。歩道も決して狭くはないのだが、運の悪い事にツアー客の集団とカチ合ってしまい、人込みをすり抜けて歩くのに苦労した。

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『はじまりの森』入り口。やっぱり空いている。


ガラガラの(汗)窓口で無事にチケットをゲットして、イザ『Y150はじまりの森』の中へ。ココの見所といったらやはり、クモ型ロボット



Cimg3276
ラ・マシン



ってアレ? 思ったより小さいですな(汗)。

Cimg3274
何か、見られている気がする(笑)。


まぁこれは待機状態という事で、実際動き出したら結構な迫力なのだろう。と、横でrikaがぽつりと一言。

「タイヤがついてるんだね……ちゃんと脚で立って動くのかと思ってたよ」


キミ、「トランスフォーマー」の見すぎ(汗)。

しかし何故クモがY150のメインなのだろう? ガイドブックによると、

「横浜にとってふさわしい生命体」
横浜市は「クリエイティブシティ」構想を掲げており、同じく「クリエイティブシティ」であるフランス・ナント市と トゥールーズ市を拠点とする 「ラ・マシン」 との連携を図り、 世界の創造都市とのネットワークの拡大、 さらなる国際文化交流・芸術創造を目指すことから今回のプロジェクトが実現しました。
一方、「クモ」は「糸」で巣をつくる動物であり、きわめて創造的な生命体です。Y150のさまざまな会場をつなぎ 「横浜のゆめ」 をつむいでいくと同時に、 「Web = クモの巣」 型ネットワーク社会のシンボルとして「クモ」が 登場することになりました。


とある。クモが横浜にふさわしい、か……。仮面ライダーだったら、真っ先に出てくる悪役なんだけどな(核爆)。

その時、お子様限定の「ラ・マシン」搭乗権の抽選会を行います、というアナウンスが入った。すると会場のどこから沸いてきたのだろうか、と思うくらい沢山の人々が一斉に指定された場所を目掛けて走っていく。

Cimg3272
アナウンスと同時に、皆さんダッシュ!


混んでいないからいいけども、さして広くもない会場内だ。乳母車を押している人も結構いる。走るのは危険じゃないのかーーと思うのだが、誰が注意するでもない。ディズニーランドとかだったら、五月蝿い位に注意の放送が入るだろう(守られているかは別として 爆)。

動く時間までは後約30分。待つかどうかは別として、せっかくだから会場内を見て回ろう。

が。


どうにもこうにも、チープ(汗)。

「横浜ものがたり」というブースでは、

<開国・開港の時代へタイムスリップ。横浜150年の歴史や開国・開港の時代を、映像や体験型展示で展開します。>

とあるのだが、何か手作り感満載の薄っぺらいハリボテが並んでるだけ、という感じ。一応場面の解説やハリボテのセリフなんかがバックで流れているのだが、何しろ会場がテントを張っただけの半青空状態。周りの音がガンガン飛び込んでくるのに加えて見物の皆さんのしゃべくりもあって、



マッタク聞こえん!


ボタンを押したり、蓋を開けてみたりすると音や解説が流れる、というギミックもあるのだが、同上の理由で意味無し。横浜の歴史には興味があるので、もっと静かな落ち着いた空間で見ることができたなら、また評価も違っていただろうが……。

空いているが故にお子様がバタバタギャアギャアと走り騒ぎまわり、マッタク落ち着いて見ていられない。まぁ、子供受けしているのは確かなようだった。ネガティブな感想ばかりで申し訳ないが、偽らざる気持ちなので書かせて頂いた。

なんかグッタリしてしまったので、ラ・マシンも別にいいやぁ、と会場を後にする。特殊レンズメガネから覗くと立体的に見えるという『黒船トリックアート』には多くの人が並んでいたが、


メガネが一個しか設置されてないんだから、そりゃ混むだろう。

炎天下で並ぶ気もせず、次の会場『Y150トゥモローパーク』へ向かう事にした。メインは未来シアター「BATON 」である。

面白い! という話も聞いているのだが……期待していいのだろうか?(汗)


続く……。(会場編その2へ



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2009年10月 1日 (木)

横浜開国博Y150 追悼記念レポ -入場まで編-

ボクは、横浜市民である。途中、千葉市民に寝返った事もあるが、それでもトータルすればもう20年以上、横浜市民ヒトスジーーじゃないか(笑)ーーを貫いている。


ならば開国博Y150に行かねばなるまい。


そう。先日9/27日で終了した横浜開国博Y150。その閉幕1日前の26日に、ついに行ってしまったのである。開催中から、あまり良い評判を聞かなかったY150。来場者が目標の半分以下にしか達せず、赤字はほぼ確実。8月に市長が逃げ出し、閉幕直後には副市長までケツを捲るという異常事態。9月26、27、28日と閉幕に絡んだ直前直後に、朝日新聞横浜版で

『チケットは金券ショップで1000円程度(正規の値段は2400円)で売られている。これでも閉幕前で値上がりしたのだ。酷いときは、500円程度で売られていた事もある』

『夜10時まで開場しているが、平日は8時を過ぎると客の数はまばら。しかし「会場が暗くなるから」と店を閉める事は許されず、それでいて人件費&光熱費は店持ち。店の負担は大きく、その為8月16日で、目玉の一つだった<チャイナデリ>が撤退』


等と、


「お前ら閉幕だからって行っても損するぞ!」

とばかりにボコボコに叩かれてしまったY150(マジでそんな内容が書かれていました。事実なんだろうけど)。


ぶっちゃけて、結論を先に行ってしまおう。



別に行かなくても良かった(核爆)。


上で書いたように、ワタクシは横浜市民である。その横浜を愛する1市民の意見として(書けば書く程ウソくさくなるが……汗)、以下の内容をお読み頂きたい。



開幕前、正直に言うとボクは行く気満々であった。当然のように前売りチケットを購入し、さらに、


Ca391664
公式ガイドブックも揃えて完全武装。


だが、4月28日の開幕以降、

「GWは混みそうだからパスで、会場が外だから、梅雨の時期もなァ……。かといって夏になったらまた混むだろうし、それ以前に暑いのはパス!」

ーーなどと言っている内に、気付けば9月で閉幕直前になってしまった(爆)。「いつでも行ける」と思うと、案外行かないものなのである。

せっかく行くのだから、と放ったらかしになっていた公式ガイドブックを引っ張り出し(爆)、ネットでも調べてみる。主に参照したサイトは、

つまらない? おもしろい? 横浜・開国博Y150を採点!(前半)
つまらない? おもしろい? 横浜・開国博Y150を採点!(後半)

ウーム、やはり評判はあまり芳しいものではなさそうだ。でももうチケットも買っちゃったしなぁ……。と、すっかり意気消沈モード。


今更であるが、Y150は三つの会場に分かれているーーというか、いた(笑。

・マザーポートエリア(横浜駅周辺〜山下・山手地区)
・ヒルサイドエリア(よこはま動物園ズーラシア隣接地区)
・ベイサイドエリア(横浜・赤レンガ倉庫周辺)

だがこの内、最も「博覧会」らしい雰囲気を醸し出しているのは、例の大グモ、「ラ・マシン」がある事でも有名なベイサイドエリア。有料会場が3つあり、入場券はこのエリアの為だけにある、といっても過言ではない。

「まァ有料会場だけ見れればいいよね」

というボクとrikaの共通認識の元、だったらそんなに時間もかかるめぇ、とゆっくり午後から見物を開始。みなとみらい線をみなとみらい駅で降りて、みなとみらい地区へと歩いていく。ああ、クドい言い回しだ(爆)。

「……別に、いつもと変わらないね」

とrikaがポツリと言う。いくら不人気なY150とはいえ、さすがに閉幕直前になればそこそこ混んでいるんじゃないか? と予想していたのである。しかし、人通りが目立って増えているという事はない。

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むしろ空いているカンジ?



ダイジョウブか? こんなで。


と心配しながら、まずは『NISSAN Y150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター』へ向かう。とりあえず、デッカイ画面でキレイな映像が見られれば、博覧会に来たっぽいじゃないですか(笑)。


行く途中で案内板を見つけて、念のため各会場の位置を確認してみる。すると案内板の右上に、三つの有料会場の待ち時間が表示されている事に気が付いたーーって、


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やっぱりヤバいんじゃないか? Y150(汗)。



続く……。(会場編その1へ




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2009年9月30日 (水)

ジゴクのSW<後編> -どこまでいっても、大渋滞-

これまでのあらすじ。-前編- -中編その1- -中編その2-

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御世話になった今回の宿、「まほろば」。名前に反してスイスちっくな外観(笑)。




明けて、翌朝。


天気は雨 orz

昨日の内にロープウェイ行っておいて良かった……とココロから思った。天気予報では悪くとも曇りの予報だったのだが、ここは山中。油断はならないのである。


出発の前にせっかくだから、と中尾地区をちょろっと散歩してみることにした。雨もこの頃になると、傘をさすほどでもなかった。宿の温泉は透明なお湯だったのだが、僅かに硫黄を含んでいるらしい。地区のあちこちから湯気が立ち上り、湯の花の跡もあったりする。

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あちこちに源泉がある。

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新穂高温泉中尾地区案内板。

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酸漿がキレイに色づいていました。



真っ直ぐ帰るのもナンであるが、あまりノンビリしている余裕も無い。せめてこれだけは、と近くにある<北アルプス大橋>へ寄ってみる事にした。有名なのかどうなのかはよく分からないが、僕が旅系サイトで見た事があるという、ただそれだけの理由なのである(笑)。

細い道を辿って行ってみるとーー。


Ca391633

おお、結構いいじゃん。


天気は残念なのだが、橋の迫力は十分伝わってくる。巨大な橋、というのは何故かオトコのココロをぎゅっと鷲掴むものがありますな(笑)。

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天気だけがなぁ……。


時刻は9時半。さぁ、先を急ごう。昨日の渋滞を反対方向から観察出来るかもーーと考えていた頃もあったのだが、この天気では上高地に向かおうとする人はグッと減るだろう。

それにこの日の朝のニュースでやっていたのだが、21日まではホテルの予約はほぼ満室なのだが、22日からは6〜7割りになってしまう所が多いのだという。正に、21日こそが鬼門! 出掛けてはいけない日だったのだ。

安房トンネルを抜けて上高地の手前を右折し、沢渡へ。ガラ空きーーとまではいかないが、駐車場にはまだ余裕がある状態。渋滞など、1mもありゃしない……orz 逆に松本方面へ向かうこちら車線の方が、街が近づき信号が増えると共に混み始めてきた。



行きも、帰りも渋滞。


それが、今回の上高地であった(涙)。


燃料にはまだ余裕があったので、とにかく行けるところまでノンストップで! と高速にのる。

が。


既に笹子トンネル付近で11km渋滞発生……っ!


まぁ水も食料もあるし、何とかなるだろう。こうなったらもう、開き直るしかない。それでも出るモノは始末しないといけないので、またしても境川PAで休憩(笑)。その後しばらくは順調だったのだが……笹子トンネル手前の登り坂から、いよいよ渋滞が始まった。時刻は13時過ぎ。この時点で、渋滞は17kmに伸びていた(汗)。そこからはもうずっと、断続的な渋滞。

Ca391639
クルマ、クルマ、クルマ……。


14時半頃に相模湖ICを降りてもR20が混んでいたので、上も下も、どうしようもない状態だったのだろう。それでも国道を外れれば通常はさほど混まない道なのだが……。


どこもかしこも、渋滞(汗)。


相模原方面へ向かうのだろうクルマが詰まって、全体的に流れを悪くしている。アタマにきて普段は通らない細道へと逃げたのだが、そこで何処かでオフ会でもしていたのだろう、カプチーノの集団と遭遇(笑)。抜け道を熟知しているだろう彼らも渋滞に巻き込まれていた事からも、この異常さが伺える。

三増峠経由で厚木方向へ抜け、そこからR246かなーーと思い描いていると、ラジオが言うのである。

「国道246号上り線は、下今泉で4kmの渋滞です……」


ハイ、やめます!


とはいえ、どの道で帰ったものか……。


迷っている時間は十分にあった。R129に合流して、R246との交差まで辿り着いたのが16時過ぎ(汗)。そこからさらに、自宅周辺でもあり得ない渋滞に巻き込まれ、

帰宅したのは18時過ぎ……orz

普段ならば1時間の行程を、4時間かかって帰宅(汗)。


Akebono
もう……ボク倒れてもいいよね、ママン……。



「なんか、ずーーっとクルマに乗ってばかりだったような気がする」

後にrikaが言った一言であるが、まさに今回の旅を象徴する一言であった。


しばらく、中央高速方面に行くのはやめよう……。




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2009年9月29日 (火)

ジゴクのSW<中編その2> -運命の電話アタック-

これまでのあらすじ。-前編- -中編その1-

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太陽も段々、傾いてきました。



事前に仕入れておいた情報によると、ロープウェイは毎時15分と45分の30分間隔で運転しているという。15分の便を見送った僕らは、その直後に乗り場へと降り立った。すると何故か、黒山の人だかり(汗)。

「整理券をお配りしていますので、そちらをお持ちになってお待ち下さい! 順にお呼び致しますので、整理券をお持ちになってーー」

と、係員のオッチャンが叫んでいる。慌てて整理券をゲットして数字を見ると、1200番台。現在呼ばれているのは……。

「400番までのお客様は列にお並び下さい!」


Nandatte



「今からだと、どれくらい待ちますの?」

と係員に訊ねているオバチャンがいたので耳をそばだてる。

「そうですねぇ……10分間隔でフル運転してますんで、50分位はお待ち頂くかもですねェ」

あまりに頂上駅にいる人数が多いため、時刻表無視でのフル運転を開始したのだ。不覚だった。乗り込む前に、

「最終便で、全員が乗り切れなかったらどうするんだろう?」

というギモンを思ったりしたのだが……こうなる事は、予想出来たハズなのに。降りた直後に整理券を取っておくべきだった……orz


見ていると、どうやら200人区切りで案内をしているらしい。そうなると僕らの順番は……正に、50分後(汗)。下に戻れるのは、17時半過ぎだな……。

とりあえず外に出て座る所を見つけ、今後の協議。最大の懸案が残っているのだ。そう、

「泊まるのか? 泊まらずに帰るのか?」

という事である。宿の予約をしていない我々。ここに至るまでの混み具合を見るにつけ、現実を見つめざるを得なくなっていた。もはや「泊まるのか?」ではなく、



「泊まれるのか?」


という事態になっているということを(滝汗)。


「ロープウェイが混んじゃってるんでぇ、到着が少し遅れちゃいます」

等と電話をかけているカップルを横目に、僕らは一斉に携帯で宿の検索をスタート(汗)。周辺の宿情報が載ったガイドブックを下に置いてきてしまった事を、トコトン後悔。とりあえず松本駅周辺のビジネスホテルを調べるが、軒並み撃沈。

「やっぱり当日だと電話じゃなきゃ取れないんじゃない?」

とrika。うーむ、電話をするならばとりあえず下に降りて、周辺の宿にあたってからでも遅くはないだろう。

「可能性、低いけどな……」

僕らは顔を見合わせて、溜め息をついた。……やはり、この5連休の真っ直中に宿の予約無しというのは、無謀極まりない行為だったのだ。僕らは完全に、SWをナメていた。


時計の針は進むのに僕らの順番はいつまで経っても来ず、ジリジリしながら待つしかない。日も傾きはじめ、冷たい風も相まってとにかく精神的にブルーになる。


Ca391614_2
ようやく、救助艇(笑)がやってきた。



結局1時間以上待たされて、しらかば平駅に辿り着いたのは17時40分頃。この駅には足湯もあって、rikaが非常に物欲しげな目で見つめていたのだが、

「まずは足湯より宿!」

とケトばしてクルマに戻る。ガイドブックを取り出し、電話攻撃! 新穂高温泉は幾つかの地区に分かれており、それなりに宿の数も多い。通常であれば、

「部屋にトイレと洗面がないとイヤ」

と言い張るrikaであるが、この時ばかりは構っていられない。素泊まりであっても、泊まれればヨシ。

一軒目……満室。
二軒目……話し中。
三軒目……満室。
四軒目……満室。
もう一度、二軒目……まだ話し中。
五軒目……満室。

回を重ねる毎に、だんだんと電話をかけるrikaの声とココロが渇いていくのが分かる(汗)。最初は「部屋はありますか?」と訊ねていたのが、六軒目にかける頃には「満室ですよね〜」とある意味、自虐的な感じに(爆)。10分も経たないうちに、クルマの中は絶望が支配する重苦しい空間と化していた。


Ca391617
クルマの中も外も、寒々しい……。



七軒目もNGで、コイツはやはりダメか……と思ったのだが、

「ラストで、もう一度話し中だった所にかけてみたら?」

と提案してみた。何だよまたオレが電話すんのかよ、というようにハナを鳴らしたrikaであったが、とりあえずかけてみる。するとーー通じた!

「……あ、もしもし。すいません。今日一泊で泊まりたいんですが、お部屋の方は満室ーーえ? 
大丈夫なんですか?



00mmr0002



「ええ、はいーー大人2名で一泊。nakajiといいます。ーーはい。今、ロープウェイの所にいますので、10分位で行けると思います。ーーはい。じゃあ、宜しくお願いします」

ピッと電話を切り、

「……OKだって。丁度、キャンセルがでたんだって」

ーーすると、話し中だったのはキャンセルの電話だったのか!



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というワケで、



宿へダッシュ! 


宿は中尾地区にある「まほろば」。途中に大きな案内板があったので、迷う事はなかった。時刻がもう18時を過ぎていたので夕食の準備に追われていたらしく、フロントの呼び鈴を鳴らしてもなかなか人が出てこない。

ようやっと出てきてくれた所で、大事な事の確認。


「すいません、夕食は付きますか?」

ーーそんな基本情報すら訊く余裕が無かった我々(爆)。

幸いここは素泊まりNGの宿だったので、今夜の夕食と、明日の朝食もOK! というワケで、


Ca391619
いただきます!



地ビール(というワリに何故か新潟県産だったが 笑)を1本頂き、山頂でのローテンションがウソのようにハイテンションになる我々。

「いやぁ急なキャンセルが入りましてね、困っていたんですよ。ありがとうございました」

いえいえコチラこそ、なのである。


今日初めてのマトモな食事を頂きながら、

「もう宿の予約無しでの旅行は止めよう」

と、固く誓い合った我々でありました(笑)。



続く……。(後編へ


<オマケ画像>
Ca391621 何故か新潟産な「地ビール」。美味しかったからヨシ!(笑)




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2009年9月28日 (月)

ジゴクのSW<中編その1> -行くべきか、行かざるべきか-

これまでのあらすじ。-前編-


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渋滞真っ直中(汗)。





気が付くと、時刻は午前11時。



二時間前から、殆ど進んでいない(爆)。


Photo
現在地(クリック拡大)。


いや、一応道の駅は通過して、もう少し進めば隧道群が現れる、という程度には進んできたのである。その距離、約4km。時速にして2km/h(汗)。


歩いた方がよっぽど早いよ orz

その進んだ理由にしてもこれは僕の想像も入っているのだが、おそらく「Uターンしたクルマがいたから」というのが主な原因であって、決して渋滞そのものが徐々に解消しているワケではないのである。実際、僕の周囲でも横に多少のスペースがあればUターンするクルマが少なくなかった。その様子をみるにつけココロが揺れるワタクシであったのだが、それでも何とか踏みとどまっていたのは助手席にコワイ存在がいたからだ(爆)。


だがそんな彼女にも、陥落する瞬間がついに訪れる事になる。時刻は午前11時10分頃。

「……ちょっと、トイレに行きたいかも」





00mmr




その頃僕らは、営業しているんだかしていないんだか分からない喫茶店が反対車線側にある場所に止まっていた。奈川渡ダムのテプコ館まで3km、という表示が出ている。選択肢は3つ。

1.横の喫茶店でトイレを借りる。
2.テプコ館(3km先)までガマンする。
3.そこら辺の藪で(自主規制)。


一番現実的な案として1を提案したのだが、まごまごしている内に通り過ぎてしまった。この頃になると、rikaと同様と思われるヒトビトが車外に出てあちこち歩き始めていた。


……実を言うと僕も催していたのである。そこまで緊急ではなかったが、テプコ館までも果たして保つだろうか、という気はした。何しろ4kmに2時間なのだ。GWの時に携帯トイレがバカ売れした、というニュースを耳にした事があったが、この時ほど「買っておけばよかった!」と思った事はない(汗)。


僕らは決断した。



上高地には行かない!


おそらくこの後順調に(?)いったとしても、沢渡に13時頃、上高地に14時頃。それ以前に上高地もヒトで溢れていて、情緒も何もあったものではない状態だろう。帰りのバスに乗るにも、数時間待たなければならない状況が容易に想像できる。

だが、このまま引き返すのも口惜しい。そこで導き出された妥協案は、7月の時と同様に野麦峠を越えて、平湯経由で新穂高ロープウェイを目指す、というものだった。

「せめてロープウェイだけでもリベンジしたい」

と思ったのである。幸い、野麦峠への分岐点であるトンネルはすぐ目の前。平湯にも上高地行きの拠点があるのだが、おそらく辿り着くのは15時前後。渋滞もさほど無いだろう。


というワケで、トンネル内分岐を左へ進み、前回同様に野麦峠を目指す! 道は同じだが、前回とは違って今回の天気は快晴なのだ。それに何よりも、



渋滞皆無!


途中でトイレも済ませて、気分洋々と野麦峠へと到着した。前回は殆ど人気の無かった峠は今回は駐車場所に困るほどヒトで溢れていたーーというと少々大袈裟だが、以前の無人っぷりを知っている身としては何となく感慨深い(?)ものだった。

時間も丁度いいので、ここで昼メシにする。上高地用に持ってきたガスバーナーでお湯を沸かし、


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必殺カップヌードル!


外で食べると何故かやたらと美味く感じるからフシギだ(笑)。


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ボンベの使用期限が過ぎていたけど、無事使えました(笑)。



ここで、今後の方針を改めて確認する。基本的には以前通った道をトレースし、平湯方向へ抜ける。最終目的地は新穂高温泉の一番奥にある、新穂高ロープウェイ。行った事がある故に、何となく時間の想像がつく。順調に進んで、約2時間半ーー到着予想(&希望)は、午後3時半!


結構キツイぜ(汗)。

それでも所々で休憩を挟みながら進み、一番懸念していた平湯までの渋滞も特に無く、前回宿泊した宿の前を通り過ぎてイザロープウェイへ! ーーと思ったら、途中で係員が立っている。訊くと、麓駅の駐車場が満車の為、第二ロープウェイ駅がある「しらかば平」へ行って欲しいという。新穂高ロープウェイは「新穂高温泉」〜「鍋平高原」までが第一ロープウェイ区間、「しらかば平」〜「西穂高口」までが第二ロープウェイ区間という区切りがあるのだ。


この時点で、時刻は15時10分過ぎというところ。ロープウェイの営業時間は16時迄と知っていたので、まぁ間に合わないという事はないだろう、という余裕はあった。ちょっとしたスペースがあれば、登山客のものとおぼしきクルマがあちこちに路駐している中を進み、いよいよロープウェイ乗り場へ!

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乗り場にて。ステンドグラス(?)が目立ちますな。



駐車場は結構混雑していたのだが、ロープウェイへは思ったよりアッサリ乗り込めた。2階建てという事で、収容人数もかなりのものらしい。第一ロープウェイ区間をすっ飛ばしたワケで、少しは値段が安くなるのかな? ーーと思ったのだが、


往復で100円しか変わらないって、何故?(爆)

第一ロープウェイは100円の価値しかないというのだろうか……。


西穂高口駅の山頂展望台は標高2000m以上という事で、念のためウインドブレーカーを着てきたのだが、それでも寒い! 吹きっさらしの風は防げても、やはり下が半袖では空気の冷たさまでは防げない(汗)。

天候は日も差してまぁまぁなのであるが、こういう所で肝心なのは雲の有無。一番の見所である槍ヶ岳方向は、丁度山の上に雲が被っており槍の頂上を拝む事はできなかった。

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槍の山頂は、雲の中……。

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雲がなければ、このように見えるらしい。

P1020075

稜線の上に、西穂山荘が見える。



それでもまぁ、雨が降っていないからOK! なのである。今日これまでの健闘を称え合い、僕らはジュースでカンパイをした(驚いた事に、通常価格だった)。ヒドイ一日だったが、何とかここまでやってこられた。よくやった! 自分。


……しかし、まだ、<今日>は終わっていない。その事に気付いていないワケではなかったが、僕らはまだ、SWの真のオソロシサを分かっていなかったのだ。


続く……。(中編その2へ



<オマケ画像>
Ca391607

野麦峠にて。標高が高いから、そりゃパンパンになるわな(笑)。



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2009年9月25日 (金)

ジゴクのSW<前編> -目指せ上高地-

2009年7月18日。僕らは、岐阜は飛騨高山、白川郷を巡る旅へと出発した。1泊2日の行程だったのだがその殆どを雨に降られ、最後には中央道の渋滞に引っかかり、這々の体で逃げ帰って(?)きたーーというのは、以前書いた旅レポの通りである。


あれから、2ヶ月。


世間ではシルバーウィーク(SW)と名付けられているらしい、9月の5連休。今から思えば何を愚かな事を考えていたのだらう……としか思えないのだが、



リベンジしようじゃないか!


と僕とrikaは燃えていた。ただ、単純に前回と同じ行程を行くのもツマラナイ。そこで、1日目は上高地を散策し、2日目に新穂高ロープウェイに挑もうじゃないか! 何てナイスなプランなんだ! ーーと、何も知らなかった僕らは、無邪気に考えていた。

さらに無謀な事に、

「宿を予約しちゃうと雨が降っても行かなくちゃいけないから」

と、宿の予約無しで飛び込みでいこうじゃないか、という事にしたのである。これは「泊まらずに日帰りで帰る」という選択肢を生かしておく、という事でもある。とにかく柔軟な対応ができるように、と僕らも一応考えてはいたのだ。


しかし、である。既に出発前から暗雲は広がっていたのだ。

一つ目はーーそもそも大前提から間違っていた、という事になってしまうのだがーー、出発日を21日の月曜日にした事。後から知ったのだが、



最も渋滞予想が激しい日


だったのだ。

さらに、20日に朝から晩までの予定を入れてしまった事。にも関わらず、直前まで何ら荷物の準備をしていなかった事(滝汗)。ウーム、怠慢ここに極まる、という感じですな。BALLADの原作だという、クレヨンしんちゃんなぞを見ている場合では無かったのだ(爆)。

そんなこんなで、寝たのが午前1時半。


で。



起きたのが4時(核爆)。


3時間睡眠はさすがにキツイ……。それでも何とか前回とさほど変わらない、5時過ぎに出発。相模湖ICまではいつもと変わらず。しかし高速に入ると、


とたんに渋滞。

うーむ、確かに相模湖からしばらくは登りが続くので、流れが悪くなりがちなのだが……。前回の教訓を生かし、SAには近寄らずに休憩はPAで。そうなると、やはり寄ってしまったのが前回と同じ境川PA(笑)。


Ca391601
いつの間にか定番になってしまった境川PA(笑)。


位置的に、やはり同じパターンになってしまうのですな。

そうなるとどうしても比べてしまうのが、前回の時間との差。携帯で撮った写真の時間からみると、前回よりも約30分遅れている。朝飯もそこそこに、先を急ぐ。


松本ICに到着したのは、前回より約20分遅れの8時半過ぎ。上高地へのマイカー乗り入れは禁止されている。なので、とりあえず「沢渡(さわんど)」の駐車場を目指すのだ。そこからバスに乗り換えて、上高地に行く事になる。

高速を降りてから沢渡までノンストップでーーと行きたかったのだが、



まずはコンビニでお金をおろす(爆)。


二人合わせて3万円も持っていない、という衝撃の事実が行きがけに発覚したのだ(汗)。さすがにそれはまずいだろう、常識的に考えて……どこまでも無計画なのである。

再出発してしばらくは、2車線という事もあって順調に進む。しかし車線が減った途端に渋滞……。松本空港へ通じる県道との交差点でまず1混み。それを過ぎるとまた順調になったのだが、交通量はかなり多い。まだ燃料は半分以上残っていたが、何だかイヤな予感を感じて給油をしておく。この判断が、今後の行動を左右する事になるとは、この時の僕らには知るよしも無かった。


新島々の駅を過ぎると、いよいよ道は山の中へと入っていく。三本松トンネルを過ぎてしばらく行くとーークルマは、ピタッと止まった。前にも、後ろにもクルマの列。


Ca391603
前にもクルマ。

Ca391602

後ろにもクルマ(汗)。



この時、僕らはまだ無邪気に「バスとのすれ違いか、信号でもあるんだろう」としか思っていなかった。それが大きな間違いである事に気付くのには、さほど時間はかからなかったのだが……。


時刻は午前9時15分、沢渡まで、残り約16km。

「昼までには、何とか上高地に入れるかな……」

そんな事を、僕は考えていた。





そんな馬鹿な事を(汗)。




続く……。(中編その1へ

Photo
オマケの地図(クリックで拡大)。


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2009年9月16日 (水)

久しぶりの、埼玉へ。-後編 拾うは易く、剥くは難し-

これまでのあらすじ。 -前編-



Ca391585
秩父鉄道、上長瀞駅脇の踏切にて。




20分程走って到着したのは、「六助うどん」という店。辺鄙なトコロにあるお店なのだが駐車場には何台もの高級車が……。クラウンとBMWの間にクルマを止めたのだが、

「何だかウチのクルマだけ安っぽくて、申し訳ないわねェ(笑)」

と叔母さん。まぁ叔父さんのクルマはプリウスなので、先進性で勝ってます、という事で(爆)。

Ca391588

やたらとカラフル(笑)。


メニューを見ると、どうやら「肉うどん」か「カレーうどん」が有名らしい。

カレーは前日の夕飯だったので(笑)、ここは素直に二人とも「肉うどん(中)」を「つけ」で注文。叔父さんはたまには違うものを、と「辛味うどん(辛味大根をからめたざるうどん)」、叔母さんは「カレーうどん(小)」を「かけ」で。

Ca391589

コチラ、メニューになります。



しばらくして、最もシンプルな叔父さんの「辛味うどん」が、次いで「カレーうどん」、さらに僕らの「肉うどん」と続いてやってきた。


が。


もう一つの「肉うどん」がいつまで経っても来ないではありませんか。

叔父さん達が食べ始めて、半分以下になろうかという位になっても何の音沙汰もない。たまりかねて店員のオバチャンに言うと、

「あらぁ〜そう、ごめんなさいねぇ〜」

と、マッタク悪びれる様子もない(爆)。ようやっと運ばれてきたと思ったら、「中盛り」で頼んだにも関わらず、



Ca391590
エライ盛りよう(汗) ※写真は中盛りです。



その大方は僕が食べる事に……orz


で、その饂飩のお味は、という事なのだが、麺は少し茶色く色みがかり、太さは「どうなのよ?」と思うくらいバラバラ(汗)。典型的な「田舎の手作りうどん」という感じ。

Ca391591

つるしこ派のヒトには、向かないかも。


「つけ」にしたせいもあるのだろうが、メッチャ固い(汗)。富士吉田のうどんと同系統な感じである。これはコレでイケる!

惜しむらくは、つけ汁の味が今ひとつ薄いということ。テーブルに置かれているのは七味のみなので、味をなんとかしようとするにはこれしか無い。かつ、麺の量とバランスがとれていないのか、最後の方には冷めてしまうという事だ。

うーん、悪くはないけど、僕はやはり「穀屋」の方が好みだな……天ぷらのトッピングもあるし。



ハプニングのおかげで大分時間を食ってしまい、いい加減本日のメインイベントである事を忘れそうになっていた栗拾いの現場に到着したのは13時半頃(爆)。

言い忘れていたが、この日の最高気温は29度で、クルマの外気温計は31度を指していた。つまり、



最も畑仕事には向かない時間帯


なのである(汗)。


しかし、この日は日曜日である関係上、遅くとも16時には出発したい。なのであまりノンビリしている時間はないのであった。果たしてどれくらい栗があるのだろうかーーと半分不安に思っていたのだが、


Ca391594
おお、結構あるぞ! 


地面に落ちているだけでなく、木にもかなりのイガが実っている。

「そんだらば始めようか」

と、叔父さんが鉄の棒を手に持って笑う。

「俺は落とす方が好きなんだよね」

木になっているイガをトン、と叩くとアッサリと下に落ちていく。それを僕とrikaで拾っていく、という役割がいつの間にかできていた。<秘密兵器>として叔父さんが渡してくれたのは鎌。

「これの背中をつかって、捻るように中の実を押し出すといいだんべ」

言われた通りにやってみると、おお、かなり具合がよろしい。はじめから落ちていたものも含めて、どんどん拾っていく。叔父さんは少しでも茶色くなっているものがあれば、開いていなくとも容赦なくバシバシと落としていく。

Ca391592
丸々とした実がぎっしり。



「イガが緑色のヤツ、大丈夫なんですか?」

「ん、膨らんでいれば、味はそんな違わないよ。叔父さんの小さい頃は、落ちたヤツはすぐ誰かに拾われちゃうんで、兄貴(=僕の親父)と緑色のを落として焼いて食べたもんさね」

ある程度若い方が、シブが少ないという事もあるのかもしれない。しかしイガが開いていないものは実を取り出すのに苦労した(汗)。


1時間程で、買い物カゴ半分程の栗をゲット! 皆、丸々と太っていい色つやである。味は不明だが(笑)。

Ca391596
大量ゲット(笑)。



その他にもブドウ、茄子、プチトマト、ピーマン、シシトウ、長ネギ等を有り難く頂き、15時半過ぎに叔父さん宅を出たのだが……。


横浜に辿り着くまでに約3時間(汗)。


関越の事故渋滞が致命的だった……orz。


ちなみに、結局この時取った栗はまるっと全部頂いてしまった為、とてもじゃないが食べきれる量ではない(汗)。なので帰りに実家に寄って親父に栗をあげたところ、


即座に栗の皮むき講座が始まる(爆)。


どうやら、内心とても楽しみにしていたようだ(笑)。曰く、やはり落ちる前の若い実の方がシブが少なく、皮が剥きやすいという。

実家にあげてもまだまだ余っている栗(汗)。うーん、取るのは楽しいが、その後の処理を考えると、アタマが痛いですなぁ。


まぁじっくりと、やっていきますか。



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2009年9月14日 (月)

久しぶりの、埼玉へ。-前編 3年振りの阿佐美冷蔵-

本当は、12日の土曜日に行こうと思っていたのである。しかし前に書いたように土曜出勤のローテーションを上司と代えた為、13日の日曜日に埼玉の田舎(親父のね)に行く事にした。12日が雨だったから、結果的にはオーライなのである。

目的は色々あって、一つはお盆に行けなかった分、キチンと祖父母にお線香を上げておきたいということ。毎年8月のお盆の時期に親族が集まるのが不文律になっているのだが、今年は江ノ島クルーズの約束が入っていた為、キャンセルさせてもらったという経緯があったのだ(汗)。

もう一つは、以前叔父さんに教えて貰った饂飩屋「穀屋」に行く事(笑)。そして最後にーーこれがメインになるのかもしれないがーー栗拾い、である。



祖父が亡くなった後、僕の親父は叔父さんと相談した上で荒れ放題だった土地の一部を貰い、草を刈り、肥料を入れて、と色々と手を加えてきた(まぁ、僕も手伝ったのだが)。家庭菜園にしては横浜〜埼玉間はさすがに遠いと思うのだが、そこに色々作物を植えている。その一つが、栗の木なのである。3本の苗を植えてから、今年で4年目。

「桃、栗3年って言うだろう」

という事で実がなるのを楽しみにしていたのだが、3年目の昨年の収穫は2、3個だけ。ならば今年はーーというと、親父の土地にも関わらず主に面倒を見てくれている(笑)叔父さん曰く、

「今年はかなり沢山なってるよ」

とかなり期待出来る一言が。だが最盛期と思われるタイミングは親父のスケジュールが合わず、そこで白羽の矢が立ったのが、僕というワケだ。



日曜日の叔父さんのスケジュールを確認してみると、11時頃までは町内会の集まりがあるのだという。

ならば、寄り道だな(爆)。

ーーというワケで目指したのは、いつの間にか3年振りになってしまった阿佐美冷蔵! 思い起こせば2006年の9月頭、三芳PAでまい泉のカツサンド、阿佐美冷蔵でカキ氷、安田屋でわらじトンカツといったグルメ(?)旅を行ったのだ。その時に「また来よう!」と決心してから早3年。

「時間の経つのは早いものだ……」

とつくづく思ってしまう。

せっかくだから、と三芳でカツサンドの朝食も頂き(笑)、阿佐美冷蔵に到着したのは開店30分前の9時半。3組程が並んでいたが、まぁこんなもんだろう。昨日までの雨も上がり、気温も上昇するとの予報。かき氷にはうってつけの日だ。


Ca391573 これが無ければ、三芳では止まらない(笑)。



前回は確か、「こだわり氷糖みつ」というのを注文したのだ。結構頻繁にメニューは変わるらしいと聞いていたので、果たしてどんなメニューがあるのかーーと回ってきたメニューを見てオドロイたのが、


Ca391577
値段が上がってる……っ!



確か3年前は500円がノーマルで、高くても600円だったハズ。それが今年は600円がノーマルで、高いものだと800円以上(汗)。天然氷の稀少価値が年々高まっているのを実感させられるお値段である。

Ca391576

読めない看板(爆)と、味のあるかき氷機。



それと同時に、メニューの数がやたらと増えた事にも驚かされた。やはり、3年という時間は長かったのだ(爆)。


10時が近づくにつれて、列がどんどん伸び始めた。僕らは開店とほぼ同時に案内されて、前回と同じメインガーデン(?)に着席。程なく、事前に注文していたブツが届いた!

Ca391581

ジャン。




「昔のキャラメル」に「秩父錦大吟醸のやみつき氷甘酒」である。無論、氷甘酒が僕(笑)。甘酒大好きっ子としては、ここでチャレンジしないワケにはいかないでしょうーーという気持ちだったのだが、帰ってから調べてみるとこの氷甘酒、さほど突飛なものではないらしい。

だが、どこでも食べられる、というものではないのも事実のようだ。ドロッとした甘酒をそのまま氷にかけたような感じで、所々にはキチンと米の粒もある。

今まで「冷たい甘酒」というものを味わった事が無いワタクシ。一体どんなものかと思っていたのだが……。

これはアリ、ですな。

甘酒だけの甘さではないのだろうが、味はちゃんと甘酒そのもの。おかげで、甘酒ギライのrikaは食べられなかった(爆)。



20分ほどで食べ終えて、叔父さんの家へと向かう。途中で国道を外れて、円田湖経由で30分程で到着!

Ca391586
クルマは上長瀞駅前に止めるのがベターです(有料)。


タイミング良く、丁度庭に出ていたところだった。聞くと、集まりは10時頃で終わってしまったのだという。待たせてしまって、申し訳ありませんでした(汗)。

時刻は11時半になろうかというところ。

「どうする? 先にお昼食べに行こうか」

と叔父さん。うーん、これが日曜日でなかったら迷わず「穀屋」の饂飩なのだが……。

「最近、別のうどん屋を見つけたんだよ。12時過ぎになると混むだろうし、今から行っちゃおう」

と、マイ饂飩ブーム冷めやらず、という感じの叔父さんのクルマに便乗させて頂き、その店に向かう事になった。

続く……。(後編へ


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2009年8月27日 (木)

ぼくの盆休み。-三日目は宮ヶ瀬へ-

PC不調ーーというか、原因不明のネット接続不可状態が続いていて、どうにも尻がむず痒い状態が続いているのだが、とりあえず今更ながら、『ぼくの盆休み』シリーズ(?)の続きなのである。ちなみにこのblogは××からアップしているので(以下省略)。


江ノ島クルージングの翌日。曇っているからといって油断して、何のケアもせず甲板で寝ていた僕は、日焼けの痛みに苦しんでいた(爆)。その前日にはピーカンの中三浦一周ツーリングを行ったワケで、二重に日焼けしてしまったというワケなのである。

そんなワケで、3日目はどこにも行かず家でノンビリとーーと思っていたのだが、

「宮ヶ瀬で花火大会があるんだって」

というrikaの言葉に押されて出掛けてみた。正確には「宮ヶ瀬ふるさと祭り」というイベントであって、その中での花火打ち上げ、というワケである。雑誌に載っていた情報によると、打ち上げ総数は約2,000発。

「そんなに大規模じゃないんだね」

とrikaは言うが、まぁ頑張っている方なのではなかろうか。

これまでクリスマスのイベントには3年連続位で足を運んでいるのだが、正直夏にこんなイベントがあるとは初めて知った。これ以外にもバレンタインデー絡みのイベントがあったりして、



宮ヶ瀬侮れず!


という感じなのである。


クリスマスのイベントだと、15時頃にはすでに周辺道路の渋滞が始まっていた。イルミネーションと花火の違いはあれど、メインが夜に行われるのは同じ。ただクリスマス程の集客力はないんじゃないか? という判断のもと、15時過ぎに家を出る。花火の開始時刻は19時半。あまり早く行っても、することがない(笑)。

判断が正しかったのか、現地に着くまでの渋滞は無かった。しかし、メイン会場の駐車場はムリだろうという事で、メインとは湖畔園地を挟んで丁度対岸にある駐車場にクルマを止める。時刻は16時半というところ。大吊り橋を使って、向こう岸に歩いていこうと思ったのだが、



何と通行禁止!


どうやら湖畔園地での打ち上げ準備の為らしい。橋の袂の近くにはいつの間にやら真新しい住宅が建ち並び、傍の公園に即席の舞台が出来て、色々出し物をしているようだ(その時は誰かが演歌を歌っていた 笑)。露天なども出来て本会場に負けじと盛り上がってはいるのだが、雰囲気的に本当に『地元民の為のお祭り』。ヨソ者的には少々居づらいーーって、考えすぎかもしれんが(汗)。

ただ既に駐車場代で1,000円取られてしまっているので、改めてクルマで向こう岸(本会場)を目指すというのも馬鹿馬鹿しい。そもそも、本会場近くに止められる保証は無いのだ。というワケで。


歩いて向かう事にした(爆)。

エラい距離ーーしかも登り坂があるーーではあるのだが、さすが宮ヶ瀬、気温が低い!(平地30度位の時に26度!) 風も吹いて気持ち良く、散歩気分で歩く事が出来た。時間にして、約20分。本会場に到着である。

で、


Ca391537
やっぱり肉を食べる(笑)。


田口商店は外せないのだ。


Ca391531

クリスマスよりかは空いている。が、この後一気に人が増え始めた(汗)。

外には思った通り、長いクルマの列ができている。整理のオッチャンが、

「もう、いつ止められるかわかんないんですよ」

などと言っているのを聞くと、むしろ僕らの行動は正しかったのではないか、と思ってしまう。


とりあえず、花火の時間までする事が無い(爆)。ベンチを確保して座っていると、17時半を過ぎた頃に何やらけたたましい音楽が聞こえてきた。見ると、以前は手作り感満載だったステージが、屋根&照明付の立派なものに変わっており、その前に大勢の人が詰めかけている。

「何か、アキバっぽいヒトがいるよ」

とrikaが言うので見てみると、



Ca391534
Starmarieとかいうアイドルユニット(?)のコンサートが始まったのだった。


僕は全然知らなかったのだが、どんなグループにも追っかけはいるようで、前方の方でイカニモな掛け声を上げたり、飛び上がったりしている。舞台より、そっちを見ている方が面白い(爆)。

コンサートは30分程で終了し、辺りも次第に暗くなってきた。すると、それまで基本的に芝生の中だけに収まっていた陣取りがアスファルトの上にも広がってきたので、僕らもそれに便乗する事にする。

Ca391533 徐々に、敷物スペースが広がってきた。


場所は、メイン階段の直上ーーといっても、降りる所の10m程手前。敷物を持ってきていなかったので、ビニール袋で代用(爆)。

18時半からと言っていたStarmarieの2回目のコンサートは、その後の握手会などが盛況だったせいか順延し、始まったのは19時頃。約30分のコンサートなので、終わると同時に花火開始となるグッドタイミング。だが、我々は決意していた。



花火が始まったと同時に席を立とう、と(爆)。


その理由は帰りの渋滞である。花火が終わると同時に皆が帰り始めるのは自明の理。ここから駐車場までは約20分で、花火の時間は約30分間。


この10分に、全てをかける……っ!

まぁ歩きながらでも花火は見えるだろう、という思惑もあったのだが(笑)。


で、結果から言うと、


K1714854385



という事になった(笑)。多少の渋滞はあったが基本的にはスムーズ。花火もキレイに見られました。駐車場へと続く渋滞もこの時間まで続いていたのだが、さすがに皆諦めたのか、中にはエンジンを止めて外で花火見物をしている人も。

Ca391540

メイン会場から、対岸を眺めてみる。

規模は小さいが、圧倒的迫力なのは『音』ですな。爆発音が丹沢の山々に反響して、残響がスゴイ。野生動物に悪影響なんじゃね?  と思ってしまう(汗)。

来年も行くかーーどうかは分からないが、近場であるし、気が向いたら行ってみますかねぇ。

Ca391542

夏も終わり、かな。


で。


最終日は、家の掃除で終わった(涙)。そんな僕の、2009年の盆休みでありました。

 


<オマケ>
Ca391538
コンサート後に行われた、握手&撮影会の列。
「最後尾」ではなく、あくまで「最高日」らしい(笑)。


 

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2009年8月24日 (月)

初めてだらけの江ノ島クルーズ。-後編-

これまでのあらすじ。 -前編- -中編-

2 地図上、赤い十字の付近に停泊中。



さぁメシだ! と大袈裟に書いてしまったが、まさか船上でバーベキューなどができるワケもなく。各自で持ってきたお弁当をパクつくワケである(コンビニ率が高かった 爆)。それでもAさんが、新潟から取り寄せたという高級枝豆などを差し入れてくれるーーのだが、



僕、アレルギーで大豆はダメなんだよね……。


仕方なく枝豆関係は任せて、おやつを専任(爆)。腹ごしらえができると、自由時間である。Aさんのオトコ友達氏はフィンとシュノーケルをパッと装備して、舷側からズボンと飛び込む。浮かんだり潜ったりを繰り返しながら、鳥居のある『菜島』を目指すようだ。

曇っているので水面も暗く見えるが、それなりの透明度はあるらしい。どこにいるのかは、ぼんやりと分かる。

「14時迄は、自由時間でいいよ」

と父上。昼食の直前に起きてきた弟氏は、食べ終わると甲板に大の字になって再び爆睡(笑)。


Ca391522 枝豆タップリ。ビールもタップリ(爆)。

「じゃああたしも、ちょっと浮かんでこようかな」

と言ったのはAさん。浮かぶ? 泳ぐじゃなくて?

「だって泳げないもの♪」

とアッサリ。ライフジャケットを着て、船の周りを浮かんでいるだけでも楽しいという。

「前の時はね、いつの間にか随分流されちゃって、戻ってくるの結構大変だったんだよね……」


オイオイ、大丈夫か? 

ゲストの間に流れた一抹の不安を余所に、Aさんはサッサと海に入っていった。

「皆さんは泳がないの? シャワーもあるから、大丈夫だよ。エンジンかければ温水も出るしね!」

と豪快に笑う父上。結構デキあがっているようだ(爆)。


一瞬躊躇していたワタクシであるが、思えばこんな機会はそうあるものではない。せっかく海に、それも江ノ島近辺よりは余程キレイな海に来て、これで泳がないというテは無いではないか! 何より、


家から海パン履いてきたのだ!(核爆)

とはいえ、僕はハードコンタクトレンズ装着者。さすがに水泳ゴーグルまでは持ってきていなかったので、潜る事は出来ない。なのでAさんに倣って「浮く」事にした。ライフジャケットを身につけて、


Ca391527イザ!(注・漂流者ではありません)


「何か、海の動物みたいでカワイイ〜(笑)」

などとシツレイな事をrikaが言う。前日の三浦半島一周で焼けた腕に、冷たい水が心地良い。しかし、本当に海に入るのは十年以上振りか。水泳すら、高校を出てからあまり記憶に無い(汗)。海面からヨットを見ると、かなりうねりに揉まれている。上にいる時はそこまで感じなかったのだが。アンカーワイヤーに注意しつつ、ヨットの周りを少し泳ぎ回る。沈む心配が無いってのはイイですな(笑)。とはいえ、


浮いているだけってのも正直飽きる(爆)。

10分位でヨットにあがると、ちゃんと昇降口にシャワーがあって、流れは弱いもののキチンとお湯が出てくる。「流れが弱い」なんていうのはゼイタクですな。真水のシャワー、それもお湯のものが浴びられるだけでも、感謝しないと。


Ca391525 「顔を海に付けない」という決意のモト、サングラスはしたまま(笑)。

近くを大型の水上バイクが何台か通過する。昨日のblogで書いた、釣り舟のヒトビトは基本的にこちらをムシ状態だったのが、ライダーの方々は結構気さくにこちらに手を振ってくれたりして、僕らもそれに応えてみる。うーむ、ここらへんに、何か見えない壁のようなものを感じてしまいますな(爆)。

残りの二人を回収し、アンカーを上げて再出発! 風が完全に止まってしまっていたので、帰りはオールエンジンで。その間僕は、



爆 睡


こいてました(爆)。

いやぁエンジンかけてると揺れないし、エンジン音が心地よくて(笑)。


江ノ島のハーバーに戻ってきたのは15時を少し回った頃。繋留作業やら、船体の掃除やら色々とやる事は多そうだったのだが、出港時と同じくシロウトはあまり手を出さない方が無難、という事で(汗)。ハーバーの施設で200円を出してシャワーを浴び、後は待機。ハーバー内をウロついていたから思わずすくってしまった、というハコフグと戯れるなどして過ごす(爆)。

090814_15540001 江ノ島産、でっかいハコフグ。見た目によらず、結構美味しいらしい……。

船の片付けが終了した後は父上行きつけの店で、


Ma320003
カンパイ!


翌日から漁師さんもお盆休みなので最後のだよ、という生シラスを皮切りに、観光客向けでは無い家庭的な江ノ島料理(というのか?)をじっくりと味わう。中でも江ノ島丼は初めて食べたのだが、サザエの歯ごたえがプリプリして非常に美味であった。

Inoue

食したもの一覧。どれが何か、分かるかな?(笑)


Aさん家族には御世話になりっぱなしだった一日。お子さん(Aさん&弟氏)が、父上の指示に従って機敏に仕事をこなす姿はある意味感動的(?)。


ヨットというのは、家庭円満で無いと維持していけないのかなぁ、などと、ビールの回ったアタマでいささか的はずれな事を考えながら小田急に揺られて帰った、充実の一日だったのでありました。

Ma320010

ご馳走様でした!



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2009年8月21日 (金)

初めてだらけの江ノ島クルーズ。-中編-

これまでのあらすじ。 -前編-


Ca391509
イザ、帆を立てて!



マストに帆を立てーーというか、マストの中から帆を引っ張り出し(笑)、ヘッドステー(艇の前に帆を張る軸)に巻き取られていた帆を広げる。エンジン音が消えて、聞こえるのは帆のはためきと、波の音。



それにさらに強くなるうねり(滝汗)。


早くも後頭部に違和感を感じ始めていたワタクシ(汗)。皆が一息ついて、『金色の泡』なんぞを飲み始めたりする中、ウーロン茶でしのぐ。多分、これでアルコールが入ったら一気に逝ってしまう!(爆)

操舵輪を握るのは、父上の友人氏。どうやら教わる立場でもあるようだ。父上はビールを片手に(爆)、風の様子を見ている。

「はい、上げて〜。いや、ちょっと上げすぎ、ちょい、下げて〜」

等というのだが、イマイチ意味は分からず。その内にどうやら上、下と言っているのはどうやら風上、風下の事らしいと分かってきた。

「セール(帆)の所に、凧があるんだ。それの裏と表の流れるバランスを見て、方向を指示しているんだよ」

と父上。なるほど、全てのものに意味があるのだ。

Ca391514 セールの中央にあるヒモで、風をよむのです。



注意すべきは風の向きばかりではない。数日前の悪天候のせいか、海面には結構ゴミが漂っている。特に目立ったのは何故か竹。Aさんはデッキ上でそれらを見つけると声を上げ、フネは障害物を避けていく。そしてさらに、

「……タコツボがあるなぁ」

と父上が呟いた。指すところを見ると、海面に幾つかのブイが、数メートルおきに並んで浮いている。

「上に行きます? 下に行きます?」

と父上の友人氏。

「上でかわそうか。Aちゃん、そっちのロープ引いて」

要は風上に向かう事で、仕掛けを回避しようというのだ。その為、セールの調整が必要になったのである。Aさんは手慣れた手付きでラチェット式のハンドルをアタッチメントに押し込み、ロープを引く。見た目に結構力が入りそうでオトコとして何もしないというのは気が引けるのであるが、何と言っても力があるだけのドシロウトであるので、ここはダマッて見守るしかない(爆)。

うねりが強いという事は、風が強いという事。30分も経つと、江ノ島も大分遠くになった。海岸線を見ながらあそこはどこだと話すのだが、昨日走ったばかりにも関わらず地名が出てこない。稲村ヶ崎とか材木座といった地名そのものは出てくるのだが、それが一体どこら辺になるのか、あまり憶えていなかったのである(汗)。我ながらちょっと悲しくなってしまったので、もう少し勉強しよう。

Ca391513 江ノ島が、霞んで見えます……。

Ca391515

三浦半島も、霞んでいます。



途中で一度、トイレを借りた。シャワールームと一緒になっている、狭いトイレ。ポンプの操作を教わって、手動で水を流す。

「手を洗うときは言ってね。バッテリーの電源を入れないと、蛇口からは水が出ないから」

とAさん。キャビン内を見回すと電子レンジにオーディオ、流し台に冷蔵庫らしき扉。ただ、これらの設備はあまり使っていないという。

「だって説明書が英語で読めないからねぇ」

と、父上は陽気に笑う(爆)。

「これは以前乗せてもらったのとは違いますよね? アメリカから輸入したんですか?」

と言ったのは、Aさんのオトコ友達。

「そう! 船便でネ」




……『以前のとは違う』……だと?


つまりこのフネは2代目という事か……うーん、さすが。


そんなこんなで、気が付いたら約2時間。ようやく、葉山の海岸線がくっきりと見えるようになってきた。風の力だけで走るヨットの構造上、目的地まで真っ直ぐ一直線! というワケにはいかない。その為、エンジンをかけている間にぐっと北上し、そこから半円を描くように(あくまでイメージだけど)目的地を目指す事になるのだ。その過程で、上に書いたように障害物を避けたりするのでぶっちゃけ言うと、



すっごく時間がかかる(爆)。


Soregaii



と、言える余裕がなければ、ヨット遊びはできませんな(笑)。


海岸に近づくにつれて風が無くなってきてしまったので、最後はエンジンをかけて森戸海岸沖へ近づく。すると、2人1組の釣り人を乗せた小さなボートがワラワラと現れた。オール一本でこんな沖合までなんて、大変だっただろうな……などと思っていたら、どこからともなくモーターボートがやってきて、2、3隻まとめて引っ張って陸へと戻っていく。なるほど、来る時も引っ張られて来たのか。

沖合でゆらゆらと揺れる木っ葉のようなボートは、正直端から見ても頼りなく、危なっかしい(汗)。アチラからジロジロと見られる視線を感じるのだが、一体どういった反応をしたものだろうか。手を振るっていうのも、ねぇ(汗)。


今回初めて知ったのだが、森戸海岸沖には「割島」「菜島」という小さな岩礁のような島があり、特に「菜島」には森戸大明神の鳥居が建ち、観光客が上陸してバーベキューなどをしたりしている。その沖合に、投錨! とはいえ、海底の具合によって錨が固定されなかったりした為、何度か場所を移動してから最終的に場所が決まった。

Ca391521 沖合の島に、鳥居が建つ。



時刻は、12時半を回ったところ。

さぁ、メシだ!



続く……。(後編へ

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2009年8月20日 (木)

初めてだらけの江ノ島クルーズ。-前編-

前回までのblogで書いた、三浦半島一周の翌日、 僕の盆休み2日目。この日の起床は7時。朝から僕はコーフン気味。何故かというと、この日は江ノ島クルーズに参加する事になっていたからだ!

事の起こりは、rikaの大学時代の友人の父がヨットを持っているというハナシを聞いた事だった。

「それ何てブルジョア?」

と僕。<ヨット所有者=ブルジョワジー>というイメージしか、僕には思い浮かばない(爆)。マッタク関係ないのだが、何故かその時「ヤクルトジョア」のCMソングを思い出していた。


ジョワ♪ ブルジョアだ〜れのこと♪ ジョア、ジョア、き〜みのこと♪ (笑顔!)

「別に、Aちゃん(仮称)そんなブルジョアなんかじゃないよ。まぁ小・中・高と私立に行ってて、大学からあたし達と一緒になったんだけど」

「その人の趣味は?」

「最近は2人乗りのヨットらしい……やっぱり、オカネ持ちだねぇ」

2人で顔を見合わせて溜め息をつく(汗)。

「でさ、14日になんかクルージングに行くらしくて、人数に余裕があるから良かったらどうぞって言ってくれてるんだよ。行く?」


00

 

 

「……謹んで、逝かせて行かせて頂きます」

というワケで、朝9時に片瀬江ノ島駅前に集合! となったのだ。ヨットは江ノ島のマリーナにあるという。駅前で、rikaの別の友人ら3人(仮称でBさん夫妻&Cさん)と合流する。

事前情報によると、今日のクルージング参加者は10人(!)。僕ら5人と、ジョアさんAさんとその弟、勿論オーナーの父上、それにその友人。そしてrikaがニヤニヤしながら言っていたのだが、

「なんか、Aちゃんのオトコ友達が1人来るらしいよ……アヤシくない?」

まぁいずれにしても10人も乗れるなんてスゴくないか!? ……という事なのだが。


ウザい海の家の勧誘をくぐり抜け、江ノ島に上陸! 何度も行った事はあるが、マリーナの中に入るのは初めて。所々にある『関係者以外は立ち入り禁止です』という表示が普段だったら緊張感を醸し出すのだろうが、今回ばかりは優越感を感じてしまう(笑)。

以前にも乗せてもらった事がある、という友人Cさんの誘導で、ヨット置き場に到着!


Ca391499 おお、コレか!

 

とりあえず、Aさんと父上にご挨拶。予想に反してブルジョアらしくない(失礼)、典型的な日本のオトーサンという感じ。しかし日焼けの黒さがタダモノではないという感じを醸し出す。Aさんはでっかいサングラスをかけ、腕には1匹のチワワを抱えて迎えてくれた。うーむ、GORGEOUS! という感じなのである(?)。ちなみに弟さんもいたのだが、キャピンの中でノビていた(笑)。仕事の夜勤明けに酒を呑み、そのまま来たらしい。

Ca391510 本日のボート犬。名前はルーク! 暗黒面へは堕ちるなよ……(爆)。



出港予定は10時との事で、先に荷物を積み込む。まだ父上の友人氏も、ウワサのオトコ友達も到着していないという。

「トイレも一応あるけど、色々とポンプとか操作が面倒でね。出発前に出来れば済ませておいて下さい」

という父上の言葉に従って準備をしていると、例のオトコ友達が到着した。ダイビング系の格好をしているな、と思ったらこれまでも何度か参加させてもらっているといい、Cさんとも面識があるという。rikaの期待はハズれたワケだ(笑)。

いつの間にか父上の友人氏も到着しており、10人と1匹が無事に揃った。いよいよ出港である。ヨットとはいえちゃんとエンジンも付いているので、まずはそれを使っての移動。Aさんは父上の指示にしたがって、ヨットの上をあちこち飛び回る。見た目のGORGEOUSさとは裏腹な働きっぷりなのだ(笑)。

Ca391502 人数分のライフジャケットを取り出し、ヨットのあちこちに固定する。働き者のAさん。

 

しかし見ていると、やはり出港時には特別な緊張感があるようだ。考えてみれば水の上ではブレーキをかけてもその場ですぐストップするはずがないし、狭いハーバー内をうまく抜けていくにしても、10人も乗れる大型のヨットでは小回りがききづらいのは想像できる。さらに最初はバックで出て行かなければならないのだ!

Ca391503 僕らも手分けをして、周囲を見張る。写真撮ってるけど(爆)。

 

「ぶつかりそうになったら、相手をケトばしてくれればいいよ!」

と父上は言うのだが……。幸い、どこにもぶつかる事はなく、数回の切り返しを経て方向転換を完了! その間、いつの間にか岸辺にはギャラリーが集まっていた(笑)。ハーバー内はさすがに防波堤のおかげで快適そのもの。殆ど揺れを感じない。一応出発前に酔い止めを飲んでおいたのだが、これなら必要無かったかも?

と、思ったら。

ハーバーを出てみたら、エライうねりが(滝汗)。

上下に揺れること揺れること……。

キャビンの上には滑り止めのエンボス加工がしてあって、ゲストの各人は適当な場所に好き好き座っているのだが、とにかく何かに掴まっている事が大前提。


Ca391505とりあえず、相模湾を東へ。



ところで、僕には一つ疑問があった。ずっと思っていたことだ。それは、

何処行くの?

という事である(爆)。

Aさんに訊いてみるとやおら操縦席の方を向き、

「お父さーん! 何処行くの!」

「んー、何処行こうか!」

「葉山の方でしょう?」

「そうだなぁ。前の所でどうだ!」

「いいんじゃない! じゃあ、あそこで!」

そこでクルッと僕の方を向き、

「目標は、森戸海岸沖ね!」

と笑った。

ーーさすが。この余裕が、ジョワジーですなぁ(爆)。

 

江ノ島からある程度離れたところで、父上はエンジンを止めた。

「よし! じゃあ帆を張ってみようか!」

いよいよ、本格的なクルージングの開始である。

続く……。(中編へ


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2009年8月 3日 (月)

テール・ライトの河の中へ。-白川郷・高山旅行記最終回-

お久しぶりでございます(汗)。先週末からいきなり仕事の修羅場を迎え、更新がストップしておりました。家に帰ったら帰ったで、色々とやらにゃならん事もあるし……カビとの決斗再び、とか(爆)。なんか休日でも

「家でゴロゴロしている」

という事がここ1年、殆ど無いような気が。まぁ時間ができたら出来るだけ自転車に乗るようにしている、という事もありますが、最近ではその時間も難しくなってきましたよ(泣)。


まぁグチを言っていても仕方がないので、白川郷・高山旅行記の続き(最終回)であります。




これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3- -その4-

P1020034 最後にもう一度、白川郷でも。


初めに言っておこう。

僕らは、白骨温泉をナメていた。

「以前事件を起こした温泉でしょ? 近いからついでに行ってみようか♪」

ーーという軽いノリで行ってしまったのだ。


それは、大きな間違いだった。


国道を左折してから、白骨温泉の入り口へは思った以上に距離があった。丁度、行こうと思っていた「湯けむり館」の横を曲がると、そこにはほぼ廃墟と化した、料金所跡。後で知ったのだが昔はここで、200円を支払っていたのだという。そしてここが、上高地・乗鞍スーパー林道の入り口。

街灯なんか勿論無い、ギリギリ車がすれ違える程度の細道。そこを行く。

バスの後ろで(爆)。

料金所跡を抜けてしばらくいくと、そこには街中でもよく走っているようなバスが……。抜かせるスペースも無く、そこからは延々と金魚のウンコ状態(泣)。少し見晴らしの良い場所に出ると、遠くの山は晴れている。ならばこちらも期待出来るかも、と一瞬思ったのだがーー。
行けば行くほど周囲は暗くなり、雨脚も強まる。さらにチラリと後ろを見ると、

 

ズラッと続く車の列(汗)。


多分彼らもこんな林道で渋滞が起こるとは考えてもいなかっただろう。バスの場合、対向車が来る度に止まってしまうので、その進まなさ具合といったら無いのである。それでもようやく人家(というか温泉宿)が見えた! とりあえず、観光案内所があるというのでそこを目指すーーというか、バスに着いていく。

まぁチラッと露天風呂を眺めて、


P1000319 ↑『白骨温泉』の看板の前で

写真でも撮れればそれでいいのだ。そうなのだ。

が。

観光案内所の駐車場にクルマを止めた途端、

それまでに無いような集中豪雨!

雨粒で前が見えないのですが?(汗)

さらにバスのボトルネックに詰まっていたクルマが一挙に案内所の駐車場に押し寄せた為、ある種の混乱状態に。観光案内所はT字路の正面に建っており、左右どちらに行けば良いのか迷うクルマが、とりあえず駐車場に入ろうとするのだ(爆)。

というワケで。

Uターン!

結局看板をチラッと眺めただけで、クルマから降りる事も無く白骨温泉は終了! とにかく、湯川渡ルートの工事が終わらない限り、白骨への道はたった一本しかない。渋滞は必至! これから行く方はお気を付けを……。

乗鞍まで戻ると、雨はほぼ上がっていた。だが空を走る雲の脚が早い。また降ってくるだろう。 実際、雨の中の露天風呂というのも、結構オツなものだった(笑)。

Ca391442 「湯けむり館」外観。いいお湯でした。


体中にタップリと硫黄の香りを染み込ませ、松本市街で夕飯を食べ終わったのが、20時過ぎ。笹子トンネルの渋滞は解消したものの、小仏トンネルの渋滞は相変わらず30km。しかし、普通に帰ったって4時間以上かかる道のり。覚悟を決めて、高速に乗る。

松本からの下り線といったら、一昨年、カプチーノのエンジンを焼き付かせてしまった思い出の(?)場所がある。それ以外にも、南諏訪IC手前の下り線では14、5年程前に、親父と旅行中に実家のクルマ(当時はカムリ)のタイミングベルトが切れて立ち往生する、という事件があったのだ。結局そのままカムリは廃車となってしまった。つまり何が言いたいのかというと、

我が家にとって諏訪近辺の高速道路は鬼門

という事なのだ(爆)。

まぁ今回は軽とはいえ買ったばかりのクルマなんだから大丈夫だろう……。

事件現場はどこだったかな、と捜してみるが、夜という事もあってよく分からない。そうこうしている内に、諏訪SAへ。一昨年は「諏訪SAに寄ろう」と話していて結局果たせなかったので、2年振りのリベンジ達成! なのである(笑)。

Ca391443 諏訪湖を眺める。……よく分からないですな(汗)。

夜の諏訪湖は真っ暗で、湖岸に沿って控えめな灯りがぐるっと円を描いている。駐車場は多少混んでいたが、渋滞が起こる程ではなかった。この隙に、と先を急ぐ。


が。

やはり逃げられなかった orz

談合坂SAから出てくるクルマをスムーズに合流させる為に、わざと1車線を規制しているのだ。さらにその先で、道は物理的に3車線から2車線になってしまう。渋滞しない方がフシギ、という造りになっているのである。

Ca391444 延々と続く、テール・ライトの河。下道の方が早かったかもしれん……。

 

結局、20時半頃松本ICから高速に乗り、相模湖ICを降りたのが、0時過ぎ(汗)。そして、家に帰り着いたのが、


25時半。


P1

もう、疲れたよ……。




後から聞いたところによると、関東では殆ど雨は降らなかったのだとか。つまり、

自ら雨に降られに行った

という事か(滝涙)。

唯一の慰め(?)は、走行距離を伸ばす! という目的はとりあえず達成したかな、という事。二日で約920km走りました。まぁ、こんなもんでしょう。やっとオイル交換が出来る! ーーと、思うしかありませんな(涙)。

いつか、リベンジだ!


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2009年7月28日 (火)

温泉に向かって走れ。-白川郷・高山旅行記その4-

これまでのあらすじ。-その1- -その2- -その3-

P1020049 おまえさん、いい場所ゲットしたねぇ。


さて。二時間ほど村の中を見学して一番印象に残ったのは、


天気(爆)。


……というのは冗談だが。とにかくもう、雨が降ったり止んだり降ったり止んだり忙しい事この上無し。さらには陽が出たり、陽が出つつも土砂降りだったりで、もう靴の中はグショグショ(汗)。

P1020043 陽は出てるのに、雨が降る……。

P1020052

さっきまでいた展望台。

P1020069

イネが綺麗です。

気が付けば、時刻は12時半を回った。「お昼はどうしよう?」という事になるのだが、ガイドブックに載っているような店は軒並み大型バスが止まっており、中には『本日終了』と札を掲げている店まである。小さなお店は小さなお店で、殆ど列ができている。さらに12時を過ぎて、やたらと村に入ってくるクルマの量が増えてきた。

自分も村の中の駐車場に止めておいて言うのもナンであるが、せめて休日等は村内クルマ乗り入れ禁止にしたらどうだろう。許可車以外はダメにして歩行者天国にしたほうが、よりゆっくりと散策ができるし、環境的にもいいのではないだろうか。メイン通りにズラッと並ぶ、駐車場待ちのクルマの列を見るにつけ、そう思わずにはいられなかった。せっかくの世界遺産なんだし。



「とりあえず、まずはここを脱出するべきだ!」


という事で僕らの意見は一致して、白川郷を後にする。国道156号を、御母衣ダム方面へ。ダムの近くで何か食べられるかーーと思っていたのだが、殆ど店が無い。この道は、僕が大学3年の頃(1998年?)に、親父と釣り旅行に来た際にも走った道。とにかく走りやすく、木立の中を行く気持ちの良い道だったことは憶えていた。

Ca391441

日本一のロックフィルダム、御母衣ダム……の一部(左側 爆)。

当時はまだ開通していなかった福島保木トンネルを抜け、国道158号へと入る。ここまで来て、ようやく御母衣湖畔を離れる。とにかく広い人工湖なのだ。荘川という所にはいると、どうやらそばが有名らしい。道の駅「桜の郷 荘川」で昼食。勿論そばである(写真取り忘れた)。かなりコシがあって、長野のものにもひけをとらない美味しさであった。

時刻は14時を少し回ったところ。ここで、これからの計画を練る。とりあえず前提情報として、携帯で中央高速の渋滞情報を確認。



笹子トンネル付近、渋滞10km! 小仏トンネル付近、渋滞30km!!


まぁ、予想はしていたが……orz

こうなったら慌てて帰っても仕方が無い。ゆっくりと温泉にでも漬かって、御飯を食べてから帰ろうではないか。ーーというワケで目を付けたのが、乗鞍にある「湯けむり館」。20時までやっていて、しかも僕好みな乳白色の酸性温泉! 文句ない文句ない、なのだ。ついでにーーというのはどうかと思ったのだが、行けるならばウワサの白骨温泉にも行ってみようではないか。


というワケで再出発! 雨は降り続いているが、道に関しては交通量も少なく、快適なドライブ。国道158号は、途中から有料道路「東海北陸自動車道」とほぼ並行に進む。チラチラと見える高速は空いているが、下道も負けじと空いている。信号も少なく、適度なワインディングは走っていて飽きない。

混んでいる高山市街を避けるため、一部完成している中部縦貫自動車道へ入る。一部しか完成していないので、ナンと無料! 最終的にはこれが安房トンネルと繋がる予定になっているらしいのだが、現状では高山市街中心から北に外れた所でデッド・エンドとなる。そこから県道を乗り継ぎ、国道158号へ復帰。

ここから平湯までは、昨日も走った勝手知ったる(?)ルート。平湯を左へ曲がったところを右へ、以前来た時には無かった、安房トンネルへ。掘削する度に温泉が湧きだし、水蒸気爆発による死亡事故も起こるなど、黒部ダムに通じる関電トンネルもかくやという程(?)、完成するに困難を極めたというトンネル。元気だったら旧道を走っていたかもしれないが、この時はさすがに午前中の天生峠でおなかいっぱいになっていたので遠慮した(笑)。


上高地への分岐を過ぎて、まずは白骨温泉を目指す。あわよくば白骨の露天風呂にーーと考えなくもなかったが、営業は16時半まで。間に合わない事は分かっていたが、ちょっとでも見られれば、という気持ちであった。地図で見ると、白骨へと到る道は二つ。下の地図でいう「ア」と「イ」である。

1 白骨への地図。

しかし、電光掲示板によるとどうやら「ア」の道は工事中で通行止めで、「イ」で行くしかないらしい。かなりの遠回りになるが、時間もあるし、まぁいいか。

そんな軽い気持ちで、僕らはUターンをして(乗鞍方面への反対車線からの右折は禁止で、一度Uターンして戻る必要がある)白骨へと向かったのである。


続く……。(最終回へ

<オマケ画像>

P1020035 雲が低い……。

P1020044

この時、雨降ってます(汗)。

P1020062

合掌造りの中へも入ってみる。

P1020055

とにかく緑が綺麗でした。

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2009年7月24日 (金)

問題は、天気。-白川郷・高山旅行記その3-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-

Ca391414 飛騨高山市街は、外国の方も多いです。


この日予約していた宿は、新穂高温泉にある「西穂高ビューロッヂ」。とはいっても温泉街の中心からはかなり離れた場所にぽつねんと位置しており、比較的お安かったのはこのロケーションのせいか、とナットクなのである(笑)。

Ca391431

お宿外観。


国道471号を右折して、新穂高ロープウェイまで伸びる県道475号は、落石や雪による通行止めなどがかなり頻繁に起こっていたという。そこで最も危険な区間をバイパスする道とトンネルを造り、完成したのは平成3年。「西穂高ビューロッヂ」は丁度そのバイパスされた、下の写真でいう「バイパス区間」の間に、道に面して建っている。今でこそ道沿いだが、旧道の時代には奥まった所にある寂れた宿だったのかもしれない(失礼)。

Photo

クリックで拡大します。


最近廃道をレポートする『山さいがねが』というサイトをよく見ている影響で、旧道、廃道と聞くとついついノゾいて見たくなるワタクシ(笑)。宿から旧道の入り口がそう遠くない事もあって、夕飯までの間に散歩がてら行ってみた。入り口はチェーンが掛けられて封鎖されており、20年近く経っているのであろうそこは植物の浸食が著しい。

……さすがに入る気にはならないなぁ。

そう思って引き返そうとしたその時、



コン、ガコン!


という澄んだ音とともに、斜面の木が一本、大きく揺れた。状況が分からずボーっと見ていると、

「落石だよ! 危ないって!」

とrikaに引っ張られた。ーーそうか。あの音は、落石が木に当たった音だったのか。木は今にも折れて倒れるのでは、と思うくらい大きく揺れていたが、幸いそれ以上は何事も無く、静寂が戻った。よく見ると、その揺れた木の下には完全に倒れた木々が何本も見えている。

……なるほど。廃道になるワケだ。

納得して宿に戻ったワタクシである。


午後になってから雨はほぼ上がっていたが、雲は低く山の姿を拝む事は出来ない。既に最終便が出た事は分かっていたが、宿に着く前に新穂高ロープウェイに寄ってみたところ、やはり上は濃霧との事。翌日の朝に賭けるしかない。山の天気は午前中の方が保つというし……。


で、翌日。


雨だよ orz


諦めきれずに8時半の始発に間に合うよう、宿を8時に出て行ってみるが……完全にガスの中。


ハイ、やめましょう!

残念だが、ここならば日帰りでも来られない事は無い。いつかリベンジだ!

Ca391430_2 ロープウェイ乗り場。オシャレな外観。


……というワケで、次の目的地である白川郷を目指す。新穂高から白川郷に行くのに、代表的なルートは3つ。

1.国道158号〜国道156号ルート(御母衣ダム経由)
2.東海北陸道ルート(有料道路)
3.国道360号ルート(天生峠越え)


「1.」は、最も遠回りなルートだが、峠越えが無いため一番安定しているルート。「2.」については、なんと昨年全線開通したばかり。おそらく時間短縮には一番有効なルートなのだが、入り口が「1.」のルート上にある為、途中までは「1.」と同じルートになる。対して、今回僕が選択した「3.」。国道ではあるが……所謂『酷道』と呼ばれるような道で、とにかく通行止めになる事が多く「通れたらラッキー」と言われている位なのだという。

という事を後で知った(爆)。

地図上でも道がくねっているのは理解していたが、有名な白川郷へのルートなワケだしそうそうヘンな道ではないだろう……。と思い、ホイホイと進んで行ってしまったのである。途中少し青空が覗いていたりしていたのだが、峠が近づくにつれ雨脚が強まる。


これじゃ、昨日と同じじゃん(汗)。


横から冷たい視線を感じる……。オマケに「トイレに行きたい」というので峠にあったトイレに寄ったのだが(ハイキングの起点になっているようで、大きな駐車場とトイレがあった)、

「……ぼっとん便所だった」

「……」

こういう所じゃ仕方ないよな、とも言えず、テンションは下がるばかり(滝汗)。

Ca391437 途中では、青空も見えていたのだが……。



しかしようやく人気を感じられる場所に出て、途中を曲がって展望台へ。


P1020033

どうだ!


ーー曇っているけど(笑)。


それでもようやく、テンションが上がってきた。混雑してきた展望台を早々に離れて、イザ白川郷へ!


が。


時刻は既に10時半をまわっている。加えてこの日は、三連休の中日なのだ。行けども行けども、駐車場は満車……。実は川を挟んで数百台収容可能な大駐車場があったのだがこの時は全くその存在を知らず、街中に突入してしまったのである。

しかし、さすがは軽自動車。街の端にある駐車場の、大型車の陰に隠れたスペースに何とか駐車完了! 白川郷観光の開始である。



続く……。(その4へ


 

<オマケ画像>

Ca391434

お宿の夕食。量も多く、かなり美味しい!

Ca391436

新穂高といえばココ。混浴露天風呂(笑)。湯船の写真は自主規制(爆)。

Ca391432

川はかなり増水中……。


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2009年7月22日 (水)

イザ、飛騨高山散策。-白川郷・高山旅行記その2-

これまでのあらすじ。-その1-

Ca391410_2 高山市街にて。さりげなく、こういうものがあったりする。


高山の朝市は一カ所だけではなく、何カ所かで同時に行われているという。とりあえず手近な高山陣屋の朝市を見物。売っているのは主に野菜や果物、それに漬け物。明らかに観光客向けではなく、あくまで地元の地元による地元の為の朝市。

Soregaii

最近マンガのカットが多いが、まぁ気にしないという方向で(汗)。12時まで時間があったので、メインである宮川朝市へ向かう。雨は降ったり止んだりで、まぁ何とか傘をささないでもいいかな、と思える感じ。


川沿いに立ち並ぶテントが、宮川朝市の目印。その反対側には土産物屋がズラッと立ち並ぶ。ちなみにこの土産物屋、朝市終了と同時に殆どの店が閉店してしまった。確かに朝市が終われば観光客も来なくなる。合理的ではあるが……どうなのよ、という気もするなぁ。

Ca391407 鍛冶橋より、朝市を眺める。



それでも、店から出てきた地元のオバチャンがテントの中に向かって

「いま丁度御飯炊けたから、食べていらっしゃいよ」

なんて声をかけたりするのを見ると、何だか安心するのである(笑)。


ツアー客の集団が来る前に朝市を脱出し、みたらし団子をつまみながら所謂『古い町並み』へと向かう。rikaの目当ては『うさぎ舎』。名前の通り、うさぎグッズを売り物にしている雑貨屋さん。飛騨地方といえば

Sarubobo_pic_01

さるぼぼ(猿の赤ん坊、という意味らしい)

が有名らしいのだが、それをうさぎで作ったという

U0050

うぼぼ

が欲しいらしい。こちとらあまりそういったモノには興味無く……古い家の造りだとか、それか観光客のマンウォッチングでもしている方が楽しい(爆)。オリエンタルな雰囲気のせいか、西洋人の方々の姿が目立つ。ツアー客ばかりというワケでもなさそうだ。『うさぎ舎』の店員女の子も英語が堪能で、着物と浴衣の違いが分からないお客さんに一生懸命説明をしていた。ただ、


着物は高くて浴衣は安い


という説明はどうかと(笑)。まぁ、間違ってはいないのだが。

どうやら外国人のオッチャンが店員の浴衣姿をいたく気に入ったらしく、

「ワイフに買っていきたいんだ」

と、女の子のと全く同じ柄のものを欲しがっていたらしい。だがさすがに売り物の中にはなく、女の子も苦労していたようだ(笑)。


無事にうぼぼもゲットしてその後もお香の店などをまわっている内に、時刻は12時過ぎ。腹は減るし段々荷物は増えてくるしーーで、僕のテンションも下がり気味。


そんな時はメシだ!

ーーというワケで高山ラーメンを食べようではないか! という事になり、「一番近いから」という消極的な理由で選択したのが鍛冶橋の袂にある店、その名も『鍛冶橋』。行列が出来るほどの人気店ーーらしいのだが、この時は天気のせいもあるのか、スンナリと入店。

Ca391423 『鍛冶橋』。この時は空いてました。



ワタクシは最もスタンダードと思われる、「飛騨高山中華そば」を、rikaは「飛騨ねぎ中華そば」を注文。葱が入っているかどうかだけの違いだと思うが……。合わせて、「飛騨牛あぶり寿司」と「飛騨牛串焼(たれと塩焼を1本ずつ)」を頼んだ。

そして、まずやってきたのはラーメン。予め言っておきたいのだが、この時点で僕の「高山ラーメン」に対する事前情報は全く無いといっていい。そして、この「鍛冶橋」がそれなりの人気店である事は承知している。その上で言わせて頂くのだが……。



あまり、美味しくなかった。


如何にも濃そうな黒いスープなのだが、見た目に反して味はアッサリ。出汁のせいもあるのだろうが、まんま「蕎麦つゆ」。そこに細い縮れ麺が漬かっているのだが……別に僕はラーメン通ではないけれど、これくらいは分かる。


麺とスープがバラバラ

なのだ。スープの味と麺が全く関係ない事になっている。それで麺の味が良ければいいのだろうが、何か小麦粉臭いというか妙にクセがあり、僕は馴染めなかった。正直、これを行列に並んでまで食べたいとは思わないなぁ。

Ca391420 見た目は美味しそうなのだが……。


串焼とあぶり寿司については、肉の味は良かった。しかし問題はそのサイズ。


通常の2/3?


安価で提供するには仕方の無い事なのかもしれないが……あまりのミニチュアっぷりに正直目が点になりましたよ(苦笑)。

というワケで、お腹はそれなりに満たされたものの、何となくモヤモヤした昼食になってしまった。それなりに高かったのに……。というワケで、



ここはお口直しにデザートだな!


ーーというワケで選んだのが「布久庵」。路地裏にひっそりと佇む、和風甘味処である。

Ca391424 あくまで控えめな外観(笑)。


 

「お座敷とテーブル席が御座いますが」

と訊かれて迷わずお座敷へ。このお店の雰囲気が良かった。純日本家屋を改装した、落ち着いた雰囲気に、静かな店内。何より靴を脱いで、畳でくつろげる! もう言う事は無い。



思わず寝てしまう位に(核爆)。


続く……。(その3へ


<オマケ画像>

Ca391426 『布久庵』店内。趣あるなぁ。

Ca391428

注文したのは葛切り。スッキリと上品な甘さ。アイスコーヒーも美味でした。

Ca391413

みたらし団子も食べましたよ、という事で(笑)。


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2009年7月21日 (火)

雨に降られに行ってきた(泣)。-白川郷・高山旅行記その1-

7月の3連休。昨年は僕が引っ越しを決行した日だったのでその作業に追われたワケなのであるが、それまでは3連休というと、「泊まりがけでどこかに行こう」という事になっていたのである。rika曰く、

「去年行かなかったんだから、今年は!」

という事になるのであるが、実家から独立して生活が変わった関係上、あまりオカネが無い(滝汗)。なので2泊3日というのはカンベンしてもらい、1泊でどこかに行こうではないか、という事になった。勿論、クルマで。スティングレーの走行距離がちっとも伸びないので、その埋め合わせ(?)もしたかったのだ。

「で、何処か行きたいトコロはある?」

と、僕はrikaに訊いた。女性を連れて行く以上、その意志は尊重しなければなるまい。

「前は軽井沢とか、草津に行ったんだよね。一昨年は黒部ダムか。ーーやっぱり、長野かな?」

ウム、何となく想像はしていたが、案の定という答えだった。



Kotowaru




「飛騨の方はどうだろう? 白川郷に高山市内見物、天気が良ければ乗鞍や槍ヶ岳を拝めるかも。何より飛騨牛が食べられる!」

「ーーそうしましょう」

基本的にrikaも僕も<海より山>のヒト。そこに美味いモノがあれば文句はないのである。というワケで、


K1714854385



という事なのだ(爆)。




rikaは高山市街の朝一に特に興味を惹かれたらしく、散策ルートはお任せする事にして、僕は全体のルートを考える。高山市街、白川郷、新穂高温泉を通り、出来るだけ同じ道を通らないルート。色々考えてみたが、高山市街と白川郷を同じ日に行くのはムリだと判断した。宿泊は新穂高温泉に決めてしまったので、見方によってはムダな往復という事になってしまうが、以下のルートを設定した。

<1日目>
自宅〜中央高速(相模湖IC)-(松本IC)〜R158〜野麦峠〜R361〜高山市街〜R158〜R471〜新穂高ロープウェイ〜宿

<2日目>
宿〜R471〜R41〜R360(天生峠)〜白川郷〜R156〜御母衣ダム〜R158〜白骨温泉〜松本〜中央高速経由で自宅

……とまぁ、あくまで参考程度に、であったが。


7/18(土)
本当は午前3時半起きで4時に出発したかったのだが、寝坊して(爆)出発したのは午前5時。空もすっかり明るい。この時間だとR16経由の八王子は混みそうだと判断し、当初の計画通りに相模湖を目指す。天気は曇り。果たして現地はどうなのか……。天気予報では、モロに雨の予報なのだ(涙)。

6時過ぎに相模湖ICをくぐり、中央高速へ。渋滞情報は無かったものの、1,000円均一の影響はやはり感じる。SAは談合坂、双葉とも既に入り口から渋滞中。双葉手前の境川PAで休憩をしたのだが、売店のおにぎりやパンといった食料はほぼ全滅状態(汗)。高速乗る前に食料を仕入れてきて良かった……。一番賢いのは、

・食料・飲料は事前に購入し、クーラーボックスに入れておく。
・トイレ休憩はSAでなく、PAで。


ということですな。

Ca391403 境川PA。名前に惹かれて寄ってしまった(笑)。


8時過ぎに松本ICを降りる。相模湖からだとETC1,000円の適用除外区間に当たらないので、高速料金はホントに1,000円ポッキリ! 正直、ちょっと感動した(笑)。

ここまで何とか雨には降られていないが、路面は濡れている。不安を抱えながら、R158を進み、トンネル内分岐を左折して野麦峠方向へ。トンネルを出るとーー。



土砂降り(汗)。


誇張でも何でもなく、事実である。前後にクルマは無く、草が生い茂る狭い峠道を登っていく。

「ーーねえ」

何度目かのヘアピンカーブを曲がり終えた時、rikaが口を開いた。

「旅行に行くと絶対1回は、こういう道走るよね……」

えーー……。


一言も御座いません orz

道を知らないとはいえ文句一つ言わず、隣に座っていてくれる相棒に感謝感激です(汗)。

まぁ、峠道がスキ、というよりは「他人が走っていない道」が好きなのですよ。そうなると自然、人気の無い道=峠道へと進んでしまうのでありますね。

だがこの時は状況が少し異なっていた。エアコンをかけるとエンジンパワーを喰われてしまうので、できれば付けたくはないのだが、雨のせいでガラスが曇ってきてしまう。仕方なくエアコンを付け、パワーの無い状態でかつ路面を気にしながらソロソロと進むしかない。



ーー全然走ってて気持ち良く無い!(汗)


実はワタクシ、6〜7年前にも反対側から野麦峠に来た事があった。その時も雨。今回は念願のリベンジであったのだが……結局峠もほぼスルーして、国道へと合流。下に降りてくると、雨も小康状態に。rikaによると、高山の朝市は12時迄との事なので先を急ぎ、到着したのは11時頃。

うーむ、既に燃え尽き気味なのだが、観光としてはここからが本番なのであった。


続く……。
その2へ


<オマケ画像>

Ca391402 PAで出会った、今年の初ゼミ、ニイニイゼミ。

Ca391405

野麦街道を野麦峠へ。こんな道が続く……。

Ca391406

峠ではこの1枚だけ撮って、即撤収(汗)。


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2009年5月11日 (月)

2009年GW、日光への旅。-最終回-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-

P1010894 東照宮の駐車場にて。この旅で唯一、自分のクルマを撮った写真(笑)。


別に山王林道に対して、特別な思い入れがあったわけじゃない。ツーリングマップルを見て完全舗装とあるし、川俣温泉経由で霧降高原へ接続するには、この道しか無かった。だから選んだ。それだけなのだが……。

「……いっつも、こういう道通りたがるよね」

と冷ややかな視線を向けるrikaに対し、僕は全く反論できなかった(汗)。

細い道の路肩には雪の壁、道路を横切る雪解け水。そこここに転がる落石と思われる大きな岩。対向車にも殆ど出会わない。入り口付近で一人のローディーが走っているのを追い抜いたのだが、一人自転車でこの道を行くというのは、どんなに心細い事だろうとある意味尊敬の念を抱いた。

混雑が皆無なのは確かだが、道幅狭く、急カーブ多し。スピードなんて出やしない。結局時間と労力の効率を考えると素直に「悪い」と言わざるを得ないのだが、何故かいつも、こういう道を選んでしまうのが、僕という人間なのである(爆)。

いい加減、腕も腰もウンザリしかけた頃、ようやく川俣温泉へと到着した。林道出口の橋の上には何台かのクルマが止まり、皆川の方を見下ろしている。そういえばツーリングマップルにも書いてあったのだが、ここ川俣温泉は間欠泉が出る、という事で有名らしいのだ。

Ca391287 展望台より。赤矢印の部分から、間欠泉が上がるらしい。


せっかくだから、という事でトイレ休憩も兼ねて見学。足湯を備えた展望台があり、その横には「後何分で吹き出すか」が分かるように電光掲示板があるーーのだが、予算不足なのか、機能はしていなかった(笑)。代わりに貼り付けてあるのは、<間欠泉は約50分間隔で吹き出します>と書かれた一枚の紙。

ふーむ、待つべきか否か……。とりあえずrikaがトイレから戻ってきたのと入れ替わりに一旦展望台を離れてトイレに入りかけたその瞬間、

周囲から一斉に歓声が上がった!

尿意も忘れて駆け寄るものの、樹が邪魔して見えやしねぇ(汗)。展望台に戻るより橋に向かった方が早いと判断して移動したものの、時既に遅く……orz まぁ、rikaの機嫌が良くなっただけでもヨシとするか。

Ca391288 木々の間から、辛うじて撮った間欠泉。分かる?(汗)



目論見通り、交通量は殆ど無い道を進み、霧降高原の大笹牧場に到着したのは12時50分頃。駐車場はかなり混んでいたが、入り口渋滞までは起こっていなかった。やはりあの渋滞は、トコトン東照宮のものだったのか……。

Ca391294

大笹牧場外観。混んでまっせ(汗)。



建物の外にも中にもとにかく人が一杯だったのだが、お目当てのジンギスカンにはさほど苦労する事無くありつく事が出来た。券売機による食券方式で、かつ基本的にセルフサービスなのが早さのヒミツなのだ。

Ca391293

しかし味はイケる!

1,300円で肉と野菜、ライスとスープのセットに牧場らしく牛乳(笑)。これなら大満足である。漬け物は無料で取り放題だし(笑)。デザートにソフトクリームを食べて出発! ーーといきたかったのだが、ここで眠気のピークがやってきた(汗)。

コーヒーを飲みつつ周辺を散策して眠気を払い、再び日光方面に向けて出発である。基本的には予定していたスケジュールは全て完了したので、後は帰るだけ。しかし宇都宮方面は混んでいるだろうと判断し、国道122号を足尾方面に進み、とりあえず桐生まで行って後はそこで考えようや、という腹づもりであった。

が。

霧降高原道路から、国道119号へ合流するところでまた渋滞……。ここで判断を誤ったのが、国道よりも県道の方が空いてるのでは、という考えで進んでしまった事だ。東照宮の東側では、国道よりも県道の方が東照宮駐車場への入り口に繋がっている為に、またしても東照宮渋滞に巻き込まれる事に(涙)。たった1km進むのに、1時間以上もかかるってどうよ(滝汗)。

2時過ぎに大笹牧場を出発して、東照宮を通り過ぎた時刻は既に17時になろうとしていた。


しかし、東照宮さえ越えてしまえば道はスムーズそのもの! 渡良瀬川沿いを進む。ここに来たのも、小学校6年生の時以来。当時は山が随分禿げ山だった事を憶えている。

20数年振りに訪れた足尾の山々は、かなり緑が復活しているように見えた。禿げ山時代に作られたのだろう、鉄塔の部分だけがキレイに角刈りに刈り取られているのが何となくユーモラスにすら見える。もっとも、より鉱山に近いところでは未だに禿げ山の所もあるらしいのだが。それでも少しずつ、環境は良くなってきているのだろう。

桐生に着いたのは、暗くなりかけた18時過ぎ。ここで温泉につかりつつ、関越で帰るか東北道で帰るかを考える。携帯で渋滞状況を調べると、関越はやはり花園で渋滞中。対して、東北道は那須近辺での渋滞。

迷うことなく東北道!

関越と違い、下道におりることなく自宅近くまで行ける、というのも東北道の嬉しいトコロ。だってもう、起きてからほぼ15時間運転しっぱなしなんだもん。……まぁ、好きでやってるのだけど(笑)。

……というワケで、佐野藤岡ICから湾岸経由で、渋滞に巻き込まれる事無く、22時半頃帰宅した。20時過ぎまで桐生で夕ご飯を食べていた事を考えると、かなり早いペースだったのではなかろうか(笑)。

帰ったら即撃沈だったけど。

さて、この旅では僕自身初の、「ETC1,000円均一」を利用した旅なのであった。しかし割引除外区間が含まれる為、結局行きが1,400円引き、帰りが550円引きで、本来5,700円だったのが3,750円という、ETC割引的にはちょっとお得感の少ない旅行だったのでありました(笑)。


 

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2009年5月 8日 (金)

2009年GW、日光への旅。-その2-

これまでのあらすじ。-その1-

P1010879 明智平から見た男体山。何だか痛々しいッス。


華厳の滝エレベーターは午前7時半から、という情報を元に、7時25分に到着した我々。まさにドンピシャのタイミングのはずーーだったのだが、rikaがチケット販売窓口を見て言った。

「エレベーターは8時からって書いてあるよ」


00




そんな馬鹿な! ネットで調べてもなかなかヒットしなかった中で、ようやくこのページを見つけて時間を調べたというのに! しかし現実は現実。訊いてみてもやはり、8時からのスタートだという。仕方なく、無料の展望台から華厳の滝を眺める。

 

P1010882

まぁ上からでも、ね。



思えば、ここに来たのは小学校6年生の修学旅行の時以来だ。当時は水不足だったのか中禅寺湖の水門が閉じられており、水が殆ど流れていなかったのを憶えている。だとすれば、水が流れる華厳の滝を見るのは生まれて初めて、という事になるのか。正直、かつての記憶が曖昧で、さほど感慨というモノは感じなかった(爆)。

「……どうする? 8時まで待つかい?」

時刻は7時40分というところ。僕らは顔を見合わせた。その結果、

「もういいよね」

という事で意見の一致をみた(笑)。次の目的地、「竜頭の滝」へ向かう! 中禅寺湖畔を走る日本ロマンチック街道を進み、10分程で到着! 華厳の滝と違い、ここには8年程前に一人で来た事があるので、小6の時も来たはずなのだが、その記憶は殆ど無い。

まずはおみやげ屋の中から正面を眺め、それから滝を遡る遊歩道へと進む……のだが、生憎と工事中であまり、風情が無い(笑)。

P1010887

竜頭の滝・正面より。未だによくワカラン……(汗)。


しかし実際現在の遊歩道は階段の高さがマチマチで、普通に歩いていてもつんのめってしまいそうになる事がしばしば。これは早急な改善が必要なのも頷ける。

ーーさて。一通り満足して、時刻は8時過ぎというところ。僕の脳内計画では、ここから山王林道を通り、川俣温泉を経由して、裏から霧降高原を目指す、という事になっていた。(地図参照)

Photo 時計回りに進もう、という計画ですね。



大笹牧場で、ジンギスカンの昼食とソフトクリームのゴールデンコンビを食そうではないか! その後は、国道121号を足尾方面へ南下する。このコースならば、おそらく渋滞に巻き込まれる事はあるまいーーという判断もあった。即ち、最も混雑するであろう世界遺産日光東照宮は華麗にスルーするつもりであったのである。

が。

「さて! じゃあ次は東照宮だね」

とアッサリ言い放つお方が一人……orz。

「えぇ!? 東照宮行きたいの?」

「当たり前じゃない。ここまで来て東照宮に行かなかったらバカみたいでしょ」

うーむ。事前に計画をあまり細かく話し合っていなかった事が、ここに来てトラブルを引き起こしてしまった。最初から東照宮に行くと決めていたのなら、まず東照宮に行ってそれから滝関係を見る、というルートの方が効率的だったのだが……。

「何? 行かないの?」

いえ、行かせて頂きます……。

実は東照宮には過去にも因縁(?)がある。1月、静岡へ苺狩りに行った際、久能山東照宮の前を通りかかったのだ。その時に、

「あーー……」

と物欲しげな声を上げたのを知ってはいたのだが、あえてムシして通過したのである(爆)。基本的に一人で阿修羅展に行ったりと、何故かrikaは神社仏閣、仏像の類が好きなのである。最近はそういう女性も多いらしいが……。

まぁ、とりあえず僕も渋滞はキライだが、東照宮がキライなワケでは無いのも事実。この時間だったらまだ何とかなるだろう……。ルートも山王林道は諦めて、直接霧降高原道路へ向かえば、とりあえず昼食に大笹牧場、というのは達成出来る。

ーーというワケでいろは坂を下り、20数年振りの日光東照宮へ到着! 小学生だった頃はやたらと広く感じた境内も、今となってはさほどとは感じない。三猿を眺め、陽明門をくぐり、逆柱を確認し、眠り猫を見上げて、207段の階段を上って家康さんの墓に参り、叶杉に願って、鳴竜の音に耳をすますーーという一連の見学コースをこなす。ここらへんはざっくりと、という事で(笑)。

P1010903 見ざる、言わざる、聞かざる…。

P1010906

陽明門ッスね。

P1010910

一本だけある、逆柱。

P1010915

有名な、眠り猫ですね。


お土産等を購入してさて行こうか、となったのは10時頃。かなり早い昼食になってしまうかなーーと思ったら。


既に外は大渋滞。


全ての元凶は、東照宮にアリ。皆、ここを目指して来るのでとにかくクルマがぎっしり。動かない。とにかく動かない。これでもか、という位動かない。反対車線は、順調に流れているというのに……。

エイ! もうヤメた!

ということでUターン! 本来思い描いていたルート通りに行くのだ!大笹牧場まで、距離的にはかなりの遠回りになってしまうが、少なくとも渋滞は無いだろう。……とにかくこのままでは、一体何時になったら辿り着けるのか想像が付かない。

しかし、その為にはもう一度いろは坂を登る必要がある。東照宮のこの混み様を見るにつけ、いろは坂も混んでいるのではないか。その可能性は否定出来ない。しかし半分程になっていたガソリンを補給するついでに店員のおっちゃんに訊いてみると、

「いろはなら、大丈夫だよ。紅葉の時期以外は、混まないよ」

……へぇ、そういうものか。

実際、本日二回目のいろは坂は多少バイクや自転車といった、先程は見なかった種類の交通量は増えていたものの順調に進み、竜頭の滝から戦場ヶ原を越えて、山王林道へと進んだ。そこで僕らを待っていたのはーー。


Ca391286 だった。



続く……。(最終回へ


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2009年5月 7日 (木)

2009年GW、日光への旅。-その1-

お久しぶりでございます。

GW期間中(まだ真っ直中、という方もいるかもしれませんが)、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。ワタクシはといえば、ようやく取れた4連休を一応満喫しておりました。更新しなかったにも関わらず、見に来て頂いた方にはお礼申し上げます。

で。


昨年同様、自転車には全く跨らなかったワケで(滝汗)。

最後の楽しみ(?)として予定していた6日がまさか雨になるとは……orz

とりあえずGW明け恒例(?)、「行ってきたレポ」の開始なのであります。



5月3日(日)AM3時40分。

僕らはクルマのエンジンをかけ、ゆっくりと旅のスタートをきった。今回の目的地は日光。何故日光なのかというと……最初は那須方面に行かないか、と話していたのである。しかし、基本的に『気持ちのいい道を走りたい』という僕がドライバー目線で適当に言ったのであって、特に観光の目的地などは考えていなかった。

「アルパカ牧場でも行ってみようか?」

と流行りにのって(?)みたのだが、rikaの反応はヨロシクない。

「ちょっと遠いんじゃない?」

というのだ。……確かに。今回の旅行は<日帰り>が大前提。ハナシが出た時点で宿を調べてみたのだが、ネット上では殆ど空きが無い状態(4月上旬)。近くなったらキャンセルが出るだろう、という読みはあるのだが、確実とは言えない。そうこうしている内に面倒臭くなってしまい、「じゃあ、今年は日帰りでいいよね」という事になってしまったのでありますね(汗)。

加えて、いよいよスタートした高速道路のETC割引上限1,000円制度。調べてみると、東北道の渋滞予測は宇都宮の先、矢板PA等がメイン。那須はその先にあるワケで。

「コイツは渋滞覚悟だろ……常識的に考えて……」

というワケで、試しにrikaに持ちかけてみた。

「土曜の夜発で、出発するってのはどう?」

rikaは少し考えて、

「それって、クルマの中で寝るって事?」

「そう」

「ヤダ」


返事早っ!!

……というワケで、那須はアキラメ。もう一つの候補地として、「吹割の滝」に行ってみたいな……というのがあり滝経由で日光へ、という事も考えたのだが、

「日光で大渋滞にはまる可能性大」

という事で、とにかくまずは日光へ、という事になったのでありますね。なので、とりあえず有名ドコロを押さえとこう、という事は言ってあったものの、後は現地の混み具合によって決めようネ、という曖昧なプランのままで出掛けてしまったのだ。後々、これがトラブルを引き起こす事になる……。


午前3時台ともなれば、東北道へ向かうには東名経由の方が安く済む。しかし……渋滞してはいないが、とにかく交通量が多い! 実際ニュースで、5月2日の午前3時の時点でも渋滞が30キロとか50キロとか発生したという事を聞いていたのである程度予想はしていたのだが……。

とりあえず順調に進み、出発から1時間程で東北道へ突入。朝食代わりにどら焼き等をつまみながら、とにかくノンストップで北上を続ける。いつもならば佐野SAのラーメンで朝食を、という事になるのだが、この日は渋滞がコワかったので朝ご飯もコンビニおにぎりで済まし、とにかく現地へ急ぐのであった。実際、佐野SA付近に着いたのは午前6時半頃。電光掲示板では「空有」となっていたのだが、既に入り口付近では渋滞が始まっていた(汗)。

栃木都賀JCTを過ぎた、都賀西方PAで初めての休憩(爆)。SAではなくPAの方が空いているだろう……という目論見は外れてはいなかったが、それでも空きを見つけるのには苦労した。ここを休憩場所に選んだのには、理由がある。この先が運命の分かれ道なのである。


高速道路で日光に向かうには、宇都宮ICから日光宇都宮道路へと入る事になる。だがこの宇都宮ICが渋滞の名所。宇都宮自体は混んでいなくとも、その先の矢板IC付近を先頭に、渋滞が伸びるのだという。もし、宇都宮の渋滞をかわすのであれば、一つ手前の鹿沼ICで降りて下道で日光を目指す事になる。鹿沼を逃すと、宇都宮までの逃げ道は無い。

ここまでの情報では、渋滞は矢板付近より11〜13キロ。まだ宇都宮までは伸びてなさそうだった。

これなら高速で行けるか!?

と思ったのもつかの間。



『宇都宮ICまで渋滞30km』


の文字がっ……!


慌てて鹿沼ICで高速を降りる。しかしこの判断が大・正・解! 一般道は殆ど混雑が無く、信号ストップのみ! その信号もあまり無いので、『日本の道100選』である日光杉並木を含む、国道121号例幣使街道を快適ドライブ。

Ca391281 杉並木の中を行く!

国道119号日光街道に合流してからも、流れは順調。神橋の横を通過し、目指すはいろは坂を経由しての日光華厳の滝! ネットで調べたところエレベータの動くのが7時半からというのでまずそこから攻めようと思っていたのだ。


新緑に包まれたいろは坂は二車線で、交通量も殆ど無く快適そのもの。心配なのはクルマのパワーのみだったのだが、ワゴンRスティングレーTのターボエンジンはさほどストレスを感じさせる事無く坂を登り切った。まぁ助手席のrikaは左右にぐわんぐわん振られて、結構大変だったらしいが(爆)。

多少時間があったので、明智平でワンストップ。ロープウェイはまだ動いていないので、とりあえず男体山を眺めておく。華厳の滝の駐車場に着いたのは、7時25分というところ。



Navitime00 時間ピッタリ! 


いやぁ順調だねぇ、とニコニコ笑っていた僕らであったが、思わぬ現実を突きつけられる事になる。


続く……。(その2へ

P1010880

明智平より、いろは坂(下り)を望む。

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2009年3月26日 (木)

ヤロウ三匹、ドタバタスキー旅。-最終回-

これまでのあらすじ。-その1- -その2-

Ca391178 天気は相変わらず……。


昼食場所に選んだのは、レストラン「シュプール」。何やらかまいたちでも起こりそうな名前のレストランであるが、メニューは「カレーかスパゲティーのみ!」という、至って<普通>のスキー場にあるレストランであった(一応サイドメニューもある 笑)。

全員腹持ちを考えたーーのかどうか分からないが、カレーを選択。はりねずみ氏がカツカレー、僕とA-ZAWA氏がポークカレー。この他に『辛さ控えめのキノコカレー』というのもあったのだが、これはスルー。しかし食べてみると、どうにも辛さが物足りない。


Ca391180 ポークカレー大盛り。ちなみに缶コーラは150円で、紙コップ入りだと350円(!)。量はさほど変わらなかったり……。


そんな時はコレだ! ーーと取り出したのは、テーブルに置かれていたタバスコ。コイツを数滴カレールーに加えると、結構具合がヨロシクなるのである。入れすぎると、酸っぱ辛くなるのである意味キケンなのだが……。

実はこのネタ、僕が知ったのはマンガ、


10108026848↑包丁人味平


からなのですが(爆)。興味ある方は、お試しあれ。



さて、昨日のblogで引っ張ってしまった、A-ZAWA氏の靴底。何が起こったのかというと、



右足の靴底が取れた。


のである。ゴムの部分がパッカリと。足の裏が丸出しになる、という事にはならなかったのは幸いだった。訊いてみると、買ってから5、6年程経つボード用のブーツ。調べてみると、左足の裏も剥がれかけていたらしい(爆)。寿命といえば寿命なのだろうが、ヒドイ話しだ。


Ca391181

取れた靴底を手に苦笑するA-ZAWA氏(ちなみに2児のパパ 笑)。


左は基本的にボードに固定されているので良いのだが、問題はやはり右足。リフトに乗るときなどに、地面を漕ぐための軸となるからだ。

「一度下まで降りて、どこかでテープでも借りようかな?」

「……素直にレンタルしなさい、と言われそうだけどね」

しばらく頭をひねっていたA-ZAWA氏であるが、結局

靴紐で底ごと巻き付けて固定する。

という荒技に出た(笑)。何とかあと半日だけ保てばいい、という捨て身のワザである。


ところが。


午前中から激しい風に晒されていた、『かぐら第一高速リフト』。


ついに強風の為、ストップ!

さらに天候も急激に悪化し始めていた。気温が下がり、雨が雪に変わった。急激に混み始めた「シュプール」を出た我々は、一旦休憩小屋(そういうものがある)へと避難する事に。しかし、まぁ予想はしていたのだが、小屋の中も人でいっぱい……orz 仕方なく暖かい飲み物を買って、外で休憩する事に。


一番人気のリフトが止まってしまった影響で、他のリフトがかなり混み出していた。その混み具合を眺めていると次第に、

「……あと1、2本でいいんじゃね?」

的な、ナンジャク根性が出てきてしまう(笑)。

Ca391183 吹雪の中、リフト待ちの行列……。

とにかく座っていてもリフトには乗れない! という事で重い腰を上げ、行列に並ぶ。すると何やら、閉鎖されていた『かぐら第一高速リフト』へのコースを係員が開けようとしているではないか。係員はバリケードを完全に除けると、

「えー、リフト再開します!」

途端に、一斉に列から離れて駆け出すハイエナの群れ(爆)。やれ嬉しや、と改めて滑り始めたのだが……。

下がった気温はゲレンデの雪を硬め、その上から新雪が積もる。するとどうなるか。一見するとフラットな新雪の下には、ボコボコに削られた状態で固まった旧雪(?)が隠れているのだ。油断して突っ込んでいった僕は、



思いきりすっ転びました(爆)。


板二本、ストック一本が散らばる大惨事に(汗)。怪我が無かったのが幸いである。

リフトの運転は再開したものの、さして風が弱くなった、という感じはしない。雪が顔に当たって痛いし、時間的にもラスト一本だね、と打ち合わせてリフトに乗ると、

「この回で、リフトを止めますから!」

と係員のオッチャン。



なんというタイミング。


というワケで、強制終了! 温泉寄ってから、素直に帰るとしましょう。


ちなみに三連休の初日だったせいか、渋滞らしい渋滞は関越練馬出口くらい。帰りはワタクシが運転していたので、問答無用で環七へ(笑)。すると、


ガラガラ(笑)。

最近連続でK察の御世話になってしまったはりねずみ氏からは、

「一般道で5速●0kmなんか出すなァ!」

とオコラれ、A-ZAWA氏からは、

「あまり早く帰ると、子供を風呂にいれなきゃならないんだよ……」

と文句を言われつつ、無事に帰ってきましたとさ。



ちなみに。



翌朝は4時起き(泣)。


だったのだが、そのお話しはまた今度……。


お疲れ様でした!

Ca391184 フロ上がりに、呆ける二人(笑)。

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2009年3月25日 (水)

ヤロウ三匹、ドタバタスキー旅。-その2-

これまでのあらすじ。-その1-


僕が目覚めたきっかけは、はりねずみ氏のイビキだったのか、それともフロントガラスを叩く、大粒の雨音だったのか(汗)。

同時に、携帯のアラームが鳴り出した。時刻は午前7時半。土日・祝日のゴンドラは7時半から動き出す、とは知っていたのだが、それではいくらなんでも体力が保たない(汗)。出発時間を8時半と仮定して、7時半にアラームをセットしていたのだ。


だがこの大雨(涙)。

この日(20日)の新潟の天気が悪い、という事は事前に情報を得ていた。しかしここは標高が高いので雨ではなく雪になるはず。それならば願ったりかなったりだーーという目論見があったのだ。しかし、雨。

「……オレはまだ起きないぞ」

というはりねずみ氏の言葉に激しく同意し、二度寝を敢行。30分程経ってみると、



雨が上がった!


しかも、部分的には青空まで見えているではないか。というワケで、各自行動を開始。数年振りの車中泊だったが、思ったよりも快適に寝られた、と感じている自分がいる。二人にも訊いてみると、

「うーん、確かにすぐ寝ちゃったねぇ」

「二人だったら寒かったかもしれないね。三人だったから暖房ナシでも、結構暖かかったよ」

と好印象的な言葉。皆、思っていたよりも元気であった(笑)。


いち早く準備を終えたはりねずみ氏がまとめてリフト券を買いに行き、その間に我々も準備を進める。雨が降り止んだタイミングで皆が一斉に出てきたので、チケット売り場からトイレから、どこもかしこも混雑している。特にレンタル用品の受け付けにはあり得ない程の長蛇の列が出来ていた。

昔はレンタルといったら「何処で売ってるんだコレ?」というような聞いた事のないメーカーの粗悪品、というのが定番だったのだが、近頃はかなり質が向上し、新品に近いモノが借りられるらしい。

「レンタル品の方が手入れが行き届いていたりして……」

とはりねずみ氏が言っていたが、それもあながち冗談では無いかもしれない。

僕の使っている板も購入してから既に7、8年が経過し、昨年は買い換えるかどうか迷ったのだが、結局チューンナップするに留めた。板の価格が3、4万として、1シーズンに行けるのはせいぜい1、2回。レンタル代が4,000円だとしても、10回約5年分の金額に相当するワケだ。そう考えるとレンタルの方が得だ、という結論になってしまう。

「ウエアと靴だけは自前で揃えて、板だけレンタルってのが正しいよね」

とA-ZAWA氏。皆で頷きつつも我々は皆、マイ板を持参していた(笑)。やはり今回の並びっぷりを見るにつけ、「借りる手間、返す手間」を考えると、クルマという機動力があるのならば自分の板を持つべし! となってしまいますな。ちなみに今回、僕とはりねずみ氏はスキー、A-ZAWA氏はボードであった。



かぐらはまずいきなり、ゴンドラに乗らなければならない。それだけ標高が高い、という事なのだが……。


着いたら、雨(泣)。

下では降っていなかったのに、何でや!

しかし、ここまで来て負けてはいられない。とにかく一番標高の高いところを目指そう、という事で足慣らしを兼ねて移動を開始。ボーダーのA-ZAWA氏には少しキツイが、ここは頑張って頂くしかない。幾つかのリフトとゴンドラを乗り継ぎ、『かぐら第一高速リフト』に乗り込む。

Ca391176 ゴンドラ内より。天気はどんより……。


長野と違って、新潟のスキー場にはシェード付きリフトが多いのがヨロシイ。特にこの時のような雨模様の時には(汗)。しかし風が強く、シェードが抵抗になって揺れる事揺れる事……。かなりなスローペースで、何とか終点に到着した。本来ならばさらに一本上に行くリフトがあるらしいのだが、閉鎖されていた。


人が少ない間が勝負だ、という事で、この第一高速リフトを中心に何本かアタックをかける。……うーん。あまり斜度が無く、それでいて雪質が良くないものだからあまり気持ち良くない……。斜度のある上級コースもあるにはあるのだが、



非圧雪ゾーンという名の経費節減(爆)


により、行ってみたらヒドイ状況になっていた……orz。 僕程度のウデでは、全く太刀打ちできず。

西武系のスキー場といったら、どうしてもこの『非圧雪ゾーン』がついて回るのである。「自然のままのコース」といえば聞こえはいいのだが、あまりにも数が多いので、上記のようなイメージを持ってしまっているのである(笑)。

多少の不満はあるものの、7時台の大雨を考えれば良くここまで持ち直した、というべきだろう。風は相変わらずだが、雨はいつの間にか止んでいた。リフトも次第に混んできたものの、せいぜい2、3分待ちというところ。


実はリフト券を買う前に、

「こんな天気だから滑るのは午前中だけにして、午後はノンビリ温泉でもつかって早めに帰らないか……」

という非常にオトナな案が、誰からともなく出た瞬間があったのだ。皆、思わずその案に飛びつきそうになったものの、やはり生来のビンボー根性が勝ち(爆)、

「一日券で」

と満場一致をみたのである。そう、僕らがオトナなスキーをするなんて、相武紗季にシリアスな演技を要求する位にムリな事なのだ(笑)。

Ca391177 積雪量は、かなりありますね。


そうこうしている内に昼飯をどうしようか、という話しになった。田代ゲレンデまで移動する、という事も考えたが、面倒なので少し降りた場所にあるレストランを目指す事に。イザ移動、という事になると、ボーダーであるA-ZAWA氏は仕方のない事だが常にワンテンポ遅れてしまう。

スピード狂であるはりねずみ氏には先に行って席を確保してもらう事にして、僕はA-ZAWA氏の準備が終わるまで待っている事にした。リフトを降りたA-ZAWA氏が、左足に固定されたボードを引きずりつつ、ヨロヨロと歩いてくる。その姿を確認して、今度はねずみ氏の行方を確認しようと後ろを振り向いた瞬間、


事件は起こった。


「ああっ!」


A-ZAWA氏の叫びにビックリして振り返ると、そこには半ば呆然として、雪の上に座り込むA-ZAWA氏の姿が。その手に握られていたのは……



靴 底 だった。


続く……。(最終回へ


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2009年3月24日 (火)

ヤロウ三匹、ドタバタスキー旅。-その1-

どうやら無事に三連休が取れそうだし、今シーズン最後のスキーに行こうではないか、という事になった。面子はワタクシ、はりねずみ氏、そして超・久々に登場の(?)A-ZAWA氏である(勝手に命名 爆)。

この三人は高校時代の同級生にして、同じ部活のメンバー。そして現・飲み仲間(笑)。仲間の中でウインタースポーツをするのはこの三人なのだが、就職してから以降はそれぞれの生活もあり、三人が集ってスキーに行く、というのは難しくなっていた。特にA-ZAWA氏は早くに結婚し、既に二児のパパなのであるからコチラとしても誘うのに気を遣ってしまうのである。

そんな三人のスケジュールが久々に合い、


「行こうではないか!」

という事になったのだ。


土曜日はワタクシとA-ZAWA氏に用事が入っているので、金曜日に決行する事に。では何処に、というとコレが難しい。条件を挙げると、


1.標高が高く、雪が残っている所
2.さほど遠くない所
3.無料簡易宿泊所がある所


という事になる。「1.」についてはコンディション的に必須。「2.」についても土曜日の予定的に考えると絶対条件。問題は「3.」である。個人的には

「朝イチ出発でもいいんじゃね?」

と思わないでもないのだが……。はりねずみ氏の

「いや、朝は絶対に起きられないからダメ!」

の一言でこうなってしまう。僕らのスキー旅行は、基本的にねずみ氏がクルマを出してくれる事が前提になっている(爆)ので、オーナーの意見には逆らえないのでありますね(笑)。従って「スキーへ行く」という事になると、板やブーツといった定番装備の他に、黙って寝袋を持参する事が暗黙の了解になっているのである。

昔は無料簡易宿泊所がある場所、といったら限られていたのだが、検索してみると結構増えてきているようだ。但しその中で上記3つの条件を満たすモノ、というとかなり限られてしまうのであるが、今回は新潟県「かぐらスキー場」をチョイス。規模が大きいので混雑が心配であったが、それを行く前から心配しても仕方なかろう、という事にしてイザ出発!


木曜日の夜、ねずみ氏に遠回りをして貰い(笑)、ワタクシの自宅経由でA-ZAWA家へと移動。A-ZAWA家は第三京浜の近くにあるので、さほど時間はかからなかった。荷物を積み込みじゃあ行くか、となったのは23時頃。ここで、


「どうやって関越道まで行く?」

という事がモンダイとなった。候補は3つ。


1.環状七号経由
2.環状八号経由
3.首都高〜外環経由


「個人的には環七経由を薦めるけどな」

と僕。父の田舎が関越道花園IC付近にあり、行くときは毎回環七を使用しているのだ。以前は環八も使っていたのだが、ここ数年は一度も通っていない。

「環八も、最近はそんなに渋滞していないけどねぇ」

と言ったのはA-ZAWA氏。彼の奥さんの田舎も関越道沿いにあるので、行く時は基本環八だとの事。

「面倒だから、首都高で行こうぜ……」

と最もrichmanなねずみ氏は言う。本来ならばこの時ハンドルを握っていた彼の意見を優先的に採り入れるべきなのだろうが、僕とA-ZAWA氏は、

「この時間で首都高経由するメリットはないだろ……常識的に考えて……」

という事で意見は一致。「環七か環八か」の二つに一つに絞られた。

僕とねずみ氏の共通項としては、「過去、環八の酷い渋滞にハマった経験があり」、「最近環八は通っていない」という事。逆にその分、「今の環八の混み具合はどうなのよ?」という事に興味があったのも事実。


「ーー環八で行くか!」

はりねずみ氏の一言と共に、まずは第三京浜へ。


しかし、この選択が大いなるミスであった事に、すぐ気付かされる事になる。


……1時間後。


第三京浜玉川出口を出てR246を過ぎ、小田急小田原線をくぐった辺り(出口から7、8km?)。




大・渋・滞 orz



いや、『千歳台工事渋滞中2.5km』という表示が出ていた事は知っていたのである。それにしても……全然動かないとまでは、思わなかった(泣)。


「ダメだ! やっぱり環八はダメだ!」

とA-ZAWA氏がお手上げ、というように声を上げる。お前が言うな、という感じであるが、彼の言った、「いつもはここまでの渋滞は無い」というのも本当なのだろう。しかし、この時期は年度末。お役人が、予算を使い切ろうと必死になって道路をほじくり返させる時期なのだ。つまり、

「3月の夜の環八はダメ」

なのである。その事を僕らは、改めて再認識させられた。何せ、出発してから1時間でせいぜい10km程度しか進んでいないのである。現地に着くのは、一体何時になるのだろう?(汗)

このママではラチがあかん、と助手席のワタクシが地図とニラメッコした結果、何とか渋滞の起点と思われる千歳台交差点を迂回するルートを発見し、ねずみ氏の必死の車線変更により、そのルートに滑り込む。狭い道を何度か曲がり、再び環八に合流するとーー。


道はガラガラ。


工事のバカヤロー! と叫びながら(?)、アッという間に関越入り口へ到着。時刻は0時半を回っていた。

……この辺りから、僕の記憶は途切れている(爆)。気が付いた時は湯沢ICを降りて、最初のコンビニへ滑り込むところだった。

「もうビール飲んで寝る。それしかないネ」

と意気込むねずみ氏とA-ZAWA氏(ワタクシは下戸なんで飲まない 笑)。


が。


Fi2623140_1e 何故酒が置いていないんだ……。




仕方なく明日の朝食となる食料を買って、スキー場へと向かう。かぐらへ行くのは、実に4、5年振り。最後に行った時はまだ簡易宿泊所は無く、クルマの中で寝袋にくるまって寝たものだ。三十路を越えてさすがに車中泊はキツクなり、その為に簡易宿泊所があるスキー場限定になってしまったワケであるが、やはり車中泊とは疲れの取れ方が違う。

「かぐらも進化しているんだなぁ」

などと話しながら、簡易休憩所へと向かった午前1時半。


満員で寝られないんですが(滝汗)。


てか休憩所せまっ!!

どうやら昼間は単に更衣室な場所を「休憩所」と称しているだけらしく、20人も入れば満員状態。この時はそこまでは入っていなかったが、寝ている人に「ちょっと隙間を詰めて」と言うワケにもいかない。

「やっぱり環八でハマったからこんな事に……」

とA-ZAWA氏が嘆く。確かにもっと早く着いていればなぁ、とは思うものの、現実は非情である。とりあえず、休憩所前にあったビールの自販機で待望のビールを(僕は牛乳を 爆)購入。飲みながら相談する事に。

「一人ぐらいだったら寝られそうだけど、どうする?」

とねずみ氏。一人は休憩所、二人はクルマというワケだ。僕らは顔を見合わせた。

「……三人クルマっていうのは、ダメなの?」

「今のクルマでは、やった事がないんだよなぁ」

はりねずみ氏は、旧々型と旧型、2台のカルディナを乗り継いでいる。これまでメインで活躍していたのは旧々型の方。それでなら男3人で車中泊をした経験はあるのだが、今回乗り換えた旧型カルディナは、リアシートのリクライニングが出来ないのだという。我々三人は、皆身長175over(汗)。このメンツで車中泊をするのは、史上初めてなのだ。前席の二人はともかく、後席がかなりキビシイ状態になる事が予想される。


しかし、時刻は既に午前2時。ボヤボヤしているヒマはないのであった。僕らは黙ってクルマに戻り、それぞれ持ってきた寝袋を引っ張り出すと、来た時乗っていた場所に座った。後席はA-ZAWA氏だったのだが、彼は何も言わなかった。

上にスキージャケットを着込んで、寝袋に入る。エンジンはかけない。いつもの事なので、誰も文句は言わない。

「……やっぱり、このメンツって凄いよな」

暗闇の中、はりねずみ氏がポツリと呟いた。

「会社の連中と別のクルマで車中泊した事があったんだけど、寝袋持ってこなかった人がいて、一晩中エンジンかけっぱなしだったんだ。……このメンツだと、何も言わなくてもみんな寝袋持ってくるもんな」

「まぁね、もう15年以上付き合ってるんだから」

「とはいえ、30過ぎてからこのメンツで車中泊する事になるとは思わなかった……」

アルコールの力を借りているねずみ氏とA-ZAWA氏はともかく、ノンアルコールの僕は寝られるかどうか心配だったのだが、時々後ろからゴツン、ゴツンと響く振動を感じながらもいつの間にか眠りに落ちていた。


そしてーー夜が明けた。


土砂降りの雨と共に(滝汗)。


続く……。(その2へ


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2009年2月19日 (木)

二年ぶりのスキーへ。-後編-

これまでのあらすじ。-前編-


Ca391127001
滑りはじめは曇天……。



結論から言うと。



頂上も雨だった……orz。


しかし、嘆いていても始まらない。というワケで、下山スタート! 降り始めたばかりなのか、雪質はさほど悪くは無い。だが下りはじめていきなりゲレンデ中央に何やら丸く、青色に染まった部分が……。すわアイスバーンか! と思って避けたのだが、


よくよく見たら(ほぼ)水たまり(汗)。

また気温が下がったら、こういうのがアイスバーンになるのだろう……。今の状態でもそのゾーンに入ってしまうと、突然抵抗が強くなるので気を付けないと吹っ飛ばされてしまう(汗)。富士パノ名物(?)、3kmのロングコースは、初級、中級、上級という斜度がバラバラに組み合わさった、人によっては降りるのに20分以上かかる、非常に滑りがいのあるコース。


高度を下げるにつれて、天気は回復してきた。中腹辺りになると雪質も良く、なかなかのコンディション。ゆっくりと下ってくるrikaを待ちつつ、ノンビリと一本目をこなし、そのまま二本目へ。で、


Ca391128001
↑既に死んでるヒトが一名(爆)。


まぁムリも無いといえば、ムリも無いのである。標高が下がるにつれて当然気温が上がるので、ゲレンデのコンディションは悪くなっていく。水っぽくなった雪は重くなり、油断すると即、転倒。それもスピードが出ていたりすると、確実に板が外れる(汗)。

rikaの場合はほぼボーゲンでゆっくりと降りるので板が外れる心配は無いのだが、脚に力を入れ続けるのが、相当辛かったらしい(笑)。

まぁ何だかんだ言っても3kmだしな。

僕の方も結構脚にきていたのだが、雨は完全に上がり、晴れ間も広がってきた。このまま2本で午前中を終わらせるのは勿体ない! ーーという事で3本目に突入したのだが。


最後の最後で大転倒(爆)。


背負っていたCOR13の耐水性能は試す事が出来たが、体はちょっとした水たまりに突っ込んだような状態に……orz。結局午前中はゴンドラ3本で終了という事になった。富士見パノラマメインロッジの食堂はメニューが結構充実していて、一昨年は無料で野沢菜が食べ放題、というのが嬉しかったのだが今年は無くなってしまっていた。こんなトコロにも、不況を感じますな……。

Ca391129001 晴れたら晴れたで、今度は暑い(汗)。


昨年の記録を見ると、ゴンドラには午前3本、午後2本乗っている(一本往復約30〜45分)。それ以外にも普通のリフトに乗り、かなり満喫していたようなのであるが、今年は午後、2本ゴンドラをこなすとグッタリしてしまった(汗)。

明らかに運動不足だ……(爆)。

まぁ、とりあえず二年振りのスキーにしては上等! ……という事にして、富士パノ定番コース、温泉→カントリー
キッチン(富士見高原にあるレストラン)と巡る事に(笑)。


一昨年は大雪で、命からがら辿った「八ヶ岳ズームライン」にも全く雪は無く、温泉を出発してから15分程度で「カントリーキッチン」に到着! ステーキとハンバーグに舌鼓を打つ。


Ca391128002 オサレな食器で出てきたハンバーグ。右上は、既に食べ終えたサラダ(爆)。


Ca9

rikaが頼んだステーキ。一昨年のもの(写真右下)とは、ビミョウにマイチェン。


帰りの中央高速は全く順調で、思わずETC割引の100kmを越えてしまうトコロだった(汗)。一昨年とは違って、異常に暖かくはあったものの、特にトラブルフリーで終わった今年の初スキー。


ちょっと物足りない?(爆)


ーーまぁ、それは冗談として。今年は、もう少し雪が降らないと日程云々よりもコンディション的にもう一度行く事ができなさそうだ。一回では終わらせたくないが……どうかなぁ。


Ca391130001 オマケ:カントリーキッチンで食べたデザート。バレンタイン仕様?(笑)


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2009年2月18日 (水)

二年ぶりのスキーへ。-前編-

かつては、シーズンに5回もスキーに行っていた事もあった。だが年をとると共に周囲の友人達や、そして自分自身の生活環境も変わり、次第にスキーに行く回数も少なくなっていった。3回も行けば「多い」方で、2回や1回。そしてついに昨年は、一度もスキーに行かないままにシーズンが終わってしまった(泣)。


なので、今年は行くぞ!


ーーという事で、行って参りました。数日前からウエアや板を準備して。さらに実家グルマとワタクシのスティングレーを交換し(スティングレーはまだスタッドレスを持っていないので 汗)、と準備は抜かりなく。


が。


当日の天気予報は雨……orz。


まぁ、山に行けば雪になっているという可能性もある。負けるもんか! と気合いを入れ直してみたものの、

予想最高気温が14度ってどういう事ですか?(滝汗)

スキー場現地の予報である。横浜では、当日20度に近かったらしい(驚)。ちなみに今回のターゲットは、毎度おなじみ(?)、長野『富士見パノラマスキー場』。通称<フジパノ>である。07年の1月に、この時もrikaと一緒に行ったのだ。3kmのロングコースがあるので、お気に入りなのである。レポはコチラ

確か一昨年も雪不足と言われていたのだが、当日にドカ雪に降られて大変だった記憶がある。雪が降るならまだ良い。雨だったら……最悪だ。



2月14日。朝5時半出発。


Ca391129
雪道担当、アウトバッ君(笑)。


天気は雨。それにナマヌルイ風が吹いている(汗)。前日に春一番が吹いたらしい。全くタイミングの悪いことだ。

どこの入り口から中央高速に乗ろうか、と事前に色々考えていたのだが、時間と金額のバランスが最もとれている(と思われる)八王子ICから乗る事にする。

ETCの100km以内通勤割引を使いたいので、どこから乗るかというのは結構重要になるのでありますね。

八王子からだと、韮崎ICで一旦降りてUターンする必要がある。その前に、双葉SAで休憩&朝食。山梨の山岳区間に入ると雨&霧の連続であまりスピードが上がらず、この時点で時刻は7時半過ぎ。


Ca391130
双葉SAにて。雨が降る……。


食事を終えて、パンフレット等が置いてあるところを見ると、「富士見パノラマリフト券、4000円で販売中!」とあるではないか。現地で買うより、500円も安い!

普段ならば迷わず「買うだろコレは!」ーーとなるのであるが、今回はストップ。何故かというと、雨である。

横浜では降ったり止んだりを繰り返していたのであるが、先程書いたように高速に乗ってから雨脚は強くなる一方。双葉からフジパノ最寄りICの諏訪南まではさほど遠くはなく、現地も雨の可能性は十分。

「午前中は様子を見て、最悪午後からでも……」

という考えもあったのだ。天気予報では午後から晴れの予報だったので、こちらの方が現実味があったのである。


が。


韮崎でUターンの後走っていくと、雨がパッとあがったではありませんか。


ヨロコンでいいやら悲しんでいいやら、複雑な気持ちのまま諏訪南で高速をおり、とりあえず現地へ。フム、曇天ではあるがとりあえず、雨は降っていない。所々青空も見られる。まぁそれは良いとして、


Ca391110001
雪が無い!


ゲレンデは人工雪で何とか覆われているものの、その他の部分は殆ど雪が無い。当然、ここに来るまでの道も同様で、前を走っていて結局スキー場まで一緒だったチェイサー(FR)は、何とノーマルタイヤ(汗)。うーん、地球温暖化とは、こういう事か……。何しろ気温も既に12℃! 異常である。

とはいえ、とりあえず全面滑走可。早々に準備を済ませ、昨年同様、ゴンドラが動き出す8時45分までは通常のリフトを使って1、2本脚を慣らす。思っていたよりは体が感覚を覚えていた事に安堵して、いよいよゴンドラへ。

しかし雪が少ない為、ゴンドラ乗り場の手前で板を外さなくてはならない(汗)。

いつもなら、板を履いたままで乗り場ギリギリに行けるのだが……。板とストックを抱えてむき出しの舗装道路をテコテコ歩いていくのは結構ツライものがある。天気のせいもあるのだろうが、ゴンドラはガラガラで、いつもは自分で板をホルダーに突っ込んでいたのだが、係員が親切に入れてくれる(笑)。頂上までは、約15分。良い休憩時間ではあるのだが、この時の僕は全然落ち着いていられなかった。


雨が凄い勢いで、窓を叩いていたからだ(滝汗)。


果たして頂上の状況はどうなのか!?



続く……。(後編へ)



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2009年2月10日 (火)

丹沢湖から足柄峠へ、近場の旅。 -後編-

これまでのあらすじ。-前編-


Ca391093
水面穏やかな、丹沢湖。



さて、昨日のblogでも散々書いた通り、この丹沢湖で道はデッド・エンド(一般車は)。素直にR246へと戻る。ここからは足柄峠、さらにその先の「万葉うどん」へと通じる、県道78号線を目指す事になる。


が。


自分の腹の前に、まずクルマの腹を満たさねば(汗)。


自宅近くのスタンドが何故かやたらと混んでいてスルーした結果、燃料が残り一目盛り(爆)。南足柄に抜けるまでガマンしようか、と思ったが、これから峠越えともなると少し不安が残る。なので給油をーーと思うのだが、静岡に入るとR246は片側二車線となり、


下り側には全然GSが無い、という現実。


上り車線にはいくつかあるのだが……。



Uターンを考えもしたが、カードを持っていないGSだったのでスルーして進んでいくと、いつの間にか御殿場まで来てしまった(汗)。ここでR246を降りなければ、県道78号へは行けなくなってしまう。なのでR246を降りた、R138のGSで1,000円だけ給油(結局カードの無いGSしか無かった)。リッター103円であったので9リッターと少しの給油だったのだが、それでも針はハネ上がり、半分よりも上へ。ビバ、軽自動車(笑)。

県道78号は、入り口は狭かったがしばらく走ると工業団地内を抜ける、快適な道へ。JR足柄駅周辺で少し分かりづらくはあるが、何とか線路を越えて、足柄峠へ! って、

狭い……(汗)。

さらに道端に雨で流れて溜まったとおぼしき落ち葉が堆積し、狭さ感増幅。対向車に気を付けながら、グイグイと登っていく。ウーム、やはりターボ付きにして正解だったとココロから思う瞬間(笑)。途中でT字路のような、広がった場所に出た。登山者のものだろうか、何台かのクルマが止まっている。そして正面の藪の前にオッチャンが一人座っていたのだがーー。


猟銃持ってるよ、オイ(汗)。


別に撃たれるワケではないだろうが、何となく慌ててその場を後にする。しかしこの季節、一体何を撃つのだろう?


裏ヤビツを彷彿とさせる道を辿り、ようやく足柄峠へと到着。駐車場に何台かクルマと自転車が止まっている。看板を見ると、県道78号線は、「金太郎富士見ライン」と呼ばれているようだ。うーん、あまり走りやすくはなかったが。

峠にあったのは、城址であった。足柄城址である。小田原城での北条家と豊臣家との闘いの際に、廃城になったらしい。北条家は徹底的に小田原城に戦力を集中して籠城する作戦をとったというから、その時の影響を受けたという事なのだろう。

登山道の途中に位置しているらしく、ハイカーの方々も加わって、それなりに賑わっている。何があるというワケでもないのだが、


Ca391096この展望があれば十分!


富士スピードウェイから、その横の峠道までバッチリ見える。素晴らしいですな。


さて、ここからは基本的に下り基調なのであるが、何となく道に既視感を感じた。何故だろうーーと考えたら、思い出した。もう7、8年は前になるだろうか。富士スピードウェイにGT選手権(現・スーパーGT)を友人A沢と見に行った帰り、駐車場から出るまで2時間近くかかり、かつ東名高速が渋滞20ウンキロだ、という事を知って、A沢の案内で「裏道を行こう」と走ったのが、ここだったのだ。

当時僕は千葉に住んでいて、この界隈には全く詳しく無かったのだが(道志みちも知らなかった位 汗)、A沢はインテRの新車に乗っていたボンボンだったので(爆)、結構色んなトコロに走りに行っていたらしい。結局その時はR246も大渋滞で、素直に大井松田からの東名渋滞にハマったのであるが……。


細いヘアピンカーブが続く山道を下っていくと、ポン、と整備された道に出る。ここまで来れば、「万葉うどん」はすぐ。時刻は2時半近くだったのだが、結構お客の数は多い。ざるうどん(500円)を食べながら、フト南足柄に住んでいるという、会社の上司に連絡してみようかな、と思いついた。

以前この「万葉うどん」の話題で盛り上がり、その人が近くに住んでいる、という事が判明。てかそうなると、


南足柄から横浜まで毎日通っている


という事なのだが……スゲェな(汗)。

「近くまで来たら連絡寄越しなよ」

と言われてはいたものの、あまりに突発的なのでどうかなぁと思ったのだが、ここはイキオイである(笑)。さすがに驚いた様子だったが、まぁ顔見せ程度に、という事で市内まで降りて待ち合わせ。どうせ翌日も会社で会うんだし(笑)。

上司の家は、田んぼやら畑の真ん中にあった。道は狭く、ガードレールもない(汗)。だが、それはそれで良い味を出している。庭になっているというハッサクを頂き、30分程でおいとま。その後は大井松田から東名に乗り、厚木で降りる。ETC休日昼間、50%割引のおかげで軽自動車で380円! 500円でお釣りが来るなら、高速を使おうって気にもなりますな(笑)。R246は、伊勢原で混むってのが分かってるので。


帰りに買い物をして、マッタリと18時頃帰宅。近場でも、まだまだ良いところがあるものだ。「近く、深く」が今後のトレンドですかね(笑)。



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2009年2月 9日 (月)

丹沢湖から足柄峠へ、近場の旅。 -前編-

先週水曜日の夜に高熱を出し、そのまま木曜日会社を休んだワタクシ。金曜日は普通に出社したのであるが、午後から展示会に出かけてしまった(爆)。それでも幸い、ぶり返しはしなかったのであるが、咳は出るワ、ハナミズは止まらないワで、土曜の出勤は自転車で行こうかと考えていたのだが、あえなくキャンセル。日曜日はどうしようか……と考えていたのだが、大事をとってやはり見合わせる事にした。


とはいえ、家でただ安静にしている、というのも精神衛生上ヨロシクない。さりとて、朝早起きしてまで出かけるのもどうなのヨ、という気持ちがある。そうなると、答えは一つ。


「近場にクルマで出かける」

まぁそれもヨシ、である。クルマで出かけるとなると、ついつい宮ヶ瀬方面に目が向くのだが、どうせならあまり行った事がない場所に行きたいもの。という事で目を付けたのが、「丹沢湖」であった。『丹沢大山国定公園』の冠を名前に頂くそれなりに有名な湖であるにも関わらず、これまで何故か行った事が無かった。

位置的には手頃な場所にあるのに何故だろう? と考えてみると、問題はまさに湖がある位置と、そこへ至る為のルートにあるのだと思い当たる。僕が比較的良く行く宮ヶ瀬、山中湖、箱根、といった観光地は、皆メジャーな国道で繋がっている。丹沢湖は宮ヶ瀬から山中湖へ行くその中間点辺りに位置するのであるが、そこへ繋がるルートはR246の一本のみ。

R246を回避したいが為に、宮ヶ瀬〜山中湖という道志みちルートを行くのであるから、足が向かないのも当然といえば当然。一応林道によって道志みちと繋がっているらしいのだが、一般車両は通行止め。非常に残念だが、自然保護という意味では仕方ないのかも。また、繋が道が1本ということから分かるように、完全に独立した状態。「丹沢湖を経由して○○へ行こう」という事が出来ないのだ。これも、これまで縁がなかった原因と思われる。



今回、丹沢湖へはとりあえず「行ってみる」事が目的であり、「行って何かする」という事は全く考えていなかった(爆)。よって、丹沢湖以降のルートも考える必要があったのだが、これはさほど苦労する事無く決まった。「足柄峠を越えて、『万葉うどん』でうどんを食す!」
という事である(笑)。

『万葉うどん』にはこれまで何度か行った事があるが、全て箱根から矢倉沢峠を越えて行くというルートによるもので、何故がこれまで足柄峠を越えた事が無かったのである。峠を越えたらあとは南足柄から松田に出て、R246かはたまた東名で帰ればいいジャン、という自転車でも行けちゃいそうな(?)ルート選択であった。


そして、日曜日の朝。1時間寝坊して(爆)、9時に家を出る。時間が遅くなってしまったのでR246は伊勢原付近で渋滞。新善波隧道を越えるとようやくスムーズに流れるようになった。それにしても善波峠の坂は長い。ヤビツに行くにはこれを越える必要があるのだが、自転車ではキツいよ、これは……。

トンネルを過ぎると、R246は山間区間に入り、信号もぐっと少なくなる。大井松田まではアッという間。松田の付近では、「桜まつり」なんていうのぼりが多く立っていた。河津桜だろうか。伊豆に行かなくても見られるなら、それもいいかもしれない。R246から丹沢湖へ行くには、県道76号へと右折する必要がある。

青看にパッと表示が出てきたので曲がってみたのだが、何だか様子がおかしい。どうみても、方向的に逆走しているのである。クルマを止めて地図をよく見てみると、県道76号はR246の旧道的なもので、国道に沿う形で山肌を走っているのだ。所々で国道と合流している為、単純に「県道76号」という表示に従っていると間違えてしまう。1車線程度の幅しか無く、コミュニティバスも走っているようだが、R246に比べると交通量は格段に少ない。自転車だったら、こちらを走った方がいいかもしれない。

先程から「自転車だったら〜〜」という表記がやたらと目につくのであるが、何もムリして言っているのではない、決して(汗)。自転車にはサッパリ乗れていないワタクシではあるが、クルマで走っているとついつい、頭の中で「自転車だったら〜」と考えてしまうのだ(汗)。所謂「自転車脳」?(爆) 場所が近いだけに、尚更なのでありますね。御了承頂きたいのであります。



さて、丹沢湖方面への県道76号は、キッチリと「丹沢湖入り口」という表示が出ていたので間違いようがないのであった。僕が思っていたように、県道を辿ってきたとおぼしきローディーを何人か避けながら走っていくと、小さな道の駅がある。「道の駅山北」である。本当に、これを道の駅と言ってしまっても良いのだろうか、という位小さな道の駅なのであるが、地元の新鮮な野菜などがズラッと並んで売られている。

Ca391090_2 道の駅山北。小さいけど、頑張ってマス。

最近では、こういうのに目ざとくなってしまったワタクシ(爆)。ぎっしりと詰まった「山北みかん」(515円)をゲット。中玉程のサイズが、20個位入っている。非常にオトク。

Ca391092_2

道の駅から、丹沢湖へと向かう県道76号線。


丹沢湖までは、そこからすぐであった。無料駐車場には何台かクルマが止まっているものの、人気はあまり、無い。案内図を見ると湖を一周する道があり、途中に「展望台」があるらしい。この日は多少風が強かったが、天気は上々。富士山もキレイに見えている。

「だったら行くだろ!」

ーーという事で行こうと思ったのだが。



周遊道路は、反時計回りに一方通行になっているのだった。


それを知らずに時計回りから行こうとしたので、道を見失って行ったりきたり……(汗)。やっとこ展望台前の無料駐車場にクルマをとめた時は、ちょっとグッタリしてしまっていた(爆)。それでも何とか気持ちを奮い立たせ、展望台まで登る。所々、石段が崩れていたりするワイルドな道を辿っていくと、


Ca391095
おお、絶景!


丹沢湖畔を走っているローディーには出会わなかったのだが、レンタサイクルなどもあるらしい。クルマに自転車を積んできて、湖を一周するのも楽しそうだ。


それにしても、最近「どこかに出かける」というと、必ず富士山を写真におさめている気がする(笑)。ま、それはそれでいいのだが。


思いがけず長くなってしまったので、続きます……。

後編へ。


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2009年1月16日 (金)

静岡へ、ナラシの旅。-後編-

これまでのあらすじ。-前編-


Ca391054
入り口に建つ看板。


三保の松原への入り口は、随分と分かりづらかった。三保半島へと国道を左折した後、さらに左折する必要があるのだが、その場所がマッタク分からない。

結局半島先端の灯台まで行ってしまい、駐車場のオババに道を尋ねてようやく、辿り着く事ができた。案内表示が「三保の松原」だったり、「羽衣の松」だったりと統一されていないのもどうかと。

とまぁ、最初から文句タラタラでイマイチ印象がヨロシクなさそうな、カタカナだらけの印象をもたれるだろうが、


Ca391058
絶景かな!



素晴らしい景色。これで風さえなければ……orz。飛んでくる砂に背を向けながらの移動。しかしこの砂、触ってみるとかなり暖かいのだ。寝ころんだりしたら、かなり気持ちがいいだろうなぁ。


Ca391055

一応、「羽衣の松」もおさえておく(笑)。


時刻が12時半をまわったところで、由比に向けて出発。桜エビのお店としては、「美味しんぼ」に載ったというものから通向けの、あまりよく知られていないような店までかなりの数があるという。そんな中、僕らが選択したのはツーリングマップルに載っている、「ゆい桜えび館」の「桜えび茶屋」。ええ、安全第一ですが、何か(爆)。

国道150号から1号に入り、海沿いに進む。ツーリングマップルには「まるで高速道路のよう。スピード注意!」と書かれているこの区間。確かに高架になっている部分が多く、信号も無くて正に高速道路モドキ。クルマの交通量は多いが、流れはスムーズである。これだったら、沼津で降りてそのまま下道でも良かったかもしれん。

国道を降りると、反対車線をぽつぽつとローディーが走ってくる。

「何か、大会でもあるのかな?」

と、rikaが言って思い出した。確かこの日は、静岡でブルペが行われているのだ。殆どのヒトが着ている反射ベストからみても、間違いない。それと意識して、プルぺをしている人達を見るのは初めての経験だった。しかし海沿いは風がキツそうだ……。


程なく、「ゆい桜えび館」に到着。「桜えび茶屋」は結構混んでいたので、名前を書いて併設されている土産物屋を物色する。桜エビを使ったお菓子や漬け物などが並べられ、試食も出来る(笑)。


Ca391061
結構賑わう店内。



しかし色々見てみたのだが、どれもこれも、人工着色料が使われているんだよなぁ。桜エビのあの桜色を出すには、仕方が無いという事か……。「人工着色料不使用」なんてのが、パッケージにドンと書かれているものもある。逆じゃないの? と思わなくもないが。「使ってます」とドンと書いてくれ。

結局ここでは買わなかったのだが、外の駐車場の一角で地元農家の野菜が売られているのを見て、思わず目の色を変えてしまった。


レタス1個100円! 人参が5本で100円! キュウリも5本で200円!


うおお、安いぜ! 


ーーという事で、即買い(笑)。うーむ、かなり以前とは反応するモノが変わってきてしまったワタクシである。


Ca391062
茶屋では、オバチャン達が奮闘中。


20〜30分は待っただろうか。ようやく順番が回ってきた。迷わず注文したのは、


Ca391063
かき揚げ丼!(1,050円)


Ca391064
rikaはかき揚げ定食(1,150円)


サクサクでサイコーです。


rikaが一枚食べている間に、全て完食してしまった(爆)。


さて、あとは帰るのみーーなはずなのだが、地図上に『田子の浦』という文字を見つけたrika。

「ちょっと寄ってみない?」

という。

「何があるの?」

と僕。とりあえず、あの有名な和歌は知っている。



「田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける 」


特に、本文とマッタク関係ない位置に配された「ゆ」のインパクトは絶大で、誰が歌ったのかは憶えていなくとも、内容はアタマにこびりついているのだ(笑)。(「ゆ」は経由を表す古語らしいです。田子の浦から〜という事)

「知らないけど……とりあえず、景色はいいんじゃないの?」

まぁどうせ帰り道の途中だし、という事で寄ってみた。帰ってから調べてみたのだが、歌にある「田子の浦」と、現在の「田子の浦」は別の場所であるらしい。現在の田子の浦は工業地帯の真っ直中にあるものの、富士を見上げるその位置取りはなかなかヨロシイ。

Ca391067 田子の浦から見た、箱根の山々(だと思う 汗)。

満足して、とりあえず沼津まで1国でーーと思ったら、沼津直前で大渋滞! 慌てて三島方面に逃げたのだが、この日は街々で消防の出初め式が行われていたらしく、ここも渋滞……orz。何とか246に出て、裾野ICから東名へーーと思ったら、


事故で渋滞中……っ!(涙)


上り線、海老名SAを出たところで多重通突。怪我人も出ているとの事で、渋滞の数字が徐々に伸びていく。何とか厚木ICまで持ってくれ! との願いもムナシク、思いっきり渋滞に巻き込まれてしまった。高速代をケチらず、富士からのっていればこんな事にはならなかったのだが……。


とりあえず、本来の目的(?)であったナラシについては、この旅で1,100kmを突破! 十分、その目的を果たしたと言えるだろう。

久々の知らない場所へのツーリングであったが、それなりに満足した一日でありました。

<オマケ>
Ca391068 渋滞中に、でっかい月が昇ってきたので撮ってみた。

……分からんな、こりゃ(汗)。



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2009年1月15日 (木)

静岡へ、ナラシの旅。-前編-

時系列的には、昨日のblogの前日になるのだが、

「せっかくの三連休なんだし、どこかに行こう」

という事になった。だがrikaに、

「自転車で?」と訊くと、



「寒いからイヤ」


だという……orz。

こ……この、


1044

 













ーーといっても仕方ない。自転車は翌日に回すとして(ということで、昨日のblogにつながった)、クルマで行くか、という事になった。まぁ、それはそれで良かったのかも。というのは、昨年末に購入した新たな相棒、


Ca390965
WAGONR STINGRAY


ノーマルタイヤのままではあるが年末年始を挟んだ事もあって何だかんだと走り、走行距離は約800km。ナラシの目安、と勝手に決めた(爆)1,000kmまではあと少し。一ヶ月点検までには1,000km突破して、オイル交換をしたいなぁ、と思っていたのである。


では、どこに行くか。

ノーマルタイヤの二駆故、山に向かうのはちょっと躊躇する。遠出ーーといってもあまりに早朝では、凍結の可能性も否定できない。結局は冬の定番、

「房総か、伊豆か……」

とまぁ、海の方になるのだ。しかし伊豆へ行くなら、どうせなら箱根経由にしたい。箱根経由だと、凍結が心配。それに伊豆に何をしにいくのか、という目的が少々不明(知識不足)。房総は……うーん、個人的にちょっと、食傷気味の感も(汗)。「イチゴ」という目的が設定しやすくはあるのだが。いずれにしても、どちらも何度が行った事があって、どうせならこれまで行った事が無い場所に行きたい、という気持ちが強かった。

フト目が向いたのは、伊豆と同じ静岡県ではあるが、これまで何故か行った事が無い清水方面。

ーー確か、静岡もイチゴで有名だったハズ。

調べてみると、丁度目を付けた清水の近くには、海岸線に「いちごロード」という苺農家が軒を連ねた道があるという。近くには日本平、三保の松原と、観光にも事欠かない。さらに少し北上すれば、由比。由比といえば、桜エビ。シーズンは3月かららしいのだが、一応年中食べられるらしい。



良いではないか!


という事で、7時半に家を出た。東名高速にのり、一路「静岡IC」を目指す。ネットで調べると約1時間40分、という事だったので、とりあえず2時間半位か、と算段した。


Ca391041 毎度お馴染み、足柄SAで山菜そばの朝食(笑)。

ETC割引を活用する為、一旦沼津ICで降りる。高速の出入り口が僕の記憶からかなり変わっていて、ある意味Uターンしやすい構造になっていた(笑)。静岡ICまで一気に行ってしまうと2950円なのだが、沼津で降りるとそこまでで1150円。沼津〜静岡間が700円で、合計1850円。

なんと1,100円もオトク!

ビバ、ETC。多少メンドウではあるが(笑)。

Ca391045 沼津より先は、ガラ空きでした。

静岡ICを降りてからの道で少々間違えたりしたのだが(ナビは高かったので付けなかった 爆)、何とか「いちごロード」である、国道150号に出る。すると……。

「何、アレ?」

ウワサには聞いていたが、それぞれの苺農園の入り口に呼び子が立って、こちらに向かって手を振ったり、イチゴの形をしたバルーンをグルグル振り回したりしているのである。


その格好が面白い。被り物を被ったり、着ぐるみを着たり、マネキンと肩を組んでいたり、はたまた正統派(?)な農家スタイルだったり(笑)。この道路の名物になっているという。しかし、



見てる分には面白いけど、入るのには躊躇する。


というのが、個人的感想ですな(笑)。


僕らが目指していた「ストロベリーフィールド」は、幸いな事に呼び子はおらず、駐車場整理の為のオッサンが一人立っているだけだった(笑)。150号は途中からバイパスと旧道(?)に分かれており、その旧道沿いに建っているのもあって、これまでのお祭り騒ぎ的なものからは一歩引いた落ち着きが感じられる。

Ca391048 続々と、クルマが入ってきます。

それもそのはず、この「ストロベリーフィールド」は『石垣苺』の発祥地を謳い、さらにあのヘレン・ケラーが訪れた事もある、由緒正しい苺農家なのだ。よって、苺狩りのお値段も由緒正しく……、

2,000円!

まぁ、時間無制限というし、時期的なものもあるだろうが(汗)。とりあえず、併設された喫茶室に入って狩ろうか狩るまいか、考える事にした。時刻は10時半をまわったところで、おやつには丁度良い時間。メニューを見て、真っ先に視線が捉えたのは1日5個限定のスペシャル・イチゴパフェの文字。迷わず注文(笑)。飲み物はストロベリーティーと、正に苺づくしである。

そしてやって来たのがコレ。

Ca391049 ドン!


高さはさほどでも無いが、苺の数がかなり多い! 通常の2倍、使っているらしい。おやつ、という事で二人で一つにしたのだが、それで正解であった。食べ終わると結構な満腹感で、

「狩るのはいいか……」

という気持ちになってしまった(笑)。

Ca391052 ストロベリーティーには、イチゴの果実が入る。


ここで栽培しているイチゴは「章姫(あきひめ)」。ちょっと縦長で香りが強く、香りから想像できるように、かなり甘い。オススメであります。


次の目的地はとりあえず、三保の松原。桜エビを食べるために、腹をこなさねば(爆)。


続く……。(後編へ

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2008年12月 3日 (水)

Last touring -富士山周辺の旅 後編-

これまでのあらすじ。<前編
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Ca390902紅葉台展望台から、富士山を望む。天気はサイコー!!


我々が山中湖に行ったら何をするか。というか、何処に行くか。必ずといって良いほど行くのが、

Papermoontop
Cafe Paper Moonである(画像はHPより拝借しました)


10歳以下は入店禁止という、人によっては結構高飛車なイメージを与えるこのお店。しかしお店は外観、内装共にオシャレで、駐車場には必ず高級外車が止まっていたりして、かなりの賑わいをみせているのである。

10歳以下が入店禁止なのは「大人にとって「心地よい時間と空間」をご提供するため」らしいのだが、正直言って「別に子供がいたっていいじゃん」と思えるような柔らかい雰囲気。

しかしお値段的には、確かに「お子様お断り」を感じさせる。ケーキと紅茶がほぼ同じ値段で、平均各700円(汗)。殆どの人がケーキと飲み物を頼むだろうから、最低でも一人1,400円はかかる事になるのである。

ウーム、なんだかケチくさい話しになってしまった(汗)。ま、美味しい事は確かなのです。

Ca390909
苺のショートケーキ。美味しかった……(笑)。


このCafeに来るのは1年以上振りになるのだが、ここに来る度に思うのである。店の雰囲気に合った若いキレイドコロのおねーちゃん達が4、5人働いているのだが、

この人達はどこからここに来ているのだろう?

それも毎回、面子が違うように思うし……まぁ、たわいのないヒトリゴトなのですが(爆)。

お茶を終えて、僕らは一旦河口湖へと戻る事にした。それというのも、今日の最大の目的があったのである。

「河口湖オルゴールの森美術館に連れてけ(意訳)」

と、rikaがのたもうたのだ。どうやら雑誌に載っていたのを見たらしい。

「イルミネーションが綺麗なんだって」

うーむ、オルゴールだのテディベアだの、はたまた星の王子様だのといった、何故か観光地によくあるその土地と無関係な(?)ミュージアム関連には、一生縁が無いと思っていたのだが。

しかし、時刻は14時半をまわったばかりで、暗くなるには時間がある。とりあえず、河口湖畔にある「道の駅かつやま」で時間でも潰そうか……と思って向かったのだが、

何かおかしい。

反対車線が妙に混んでいる。中央高速の入り口には殆ど動かない位にクルマがひしめき合っている。河口湖に近づくにつれ、かなり異常な事態になっている事が分かった。

中央高速の入り口を先頭に、河口湖畔までずーーーーっと渋滞ができているのだ(汗)。

河口湖大橋の上は勿論、旧道にいたるまでヒドイ状態だ。殆どクルマが動いていない。後で知ったのだが、この日は河口湖周辺でマラソンのイベントが行われていたらしい。終了したのが13時半頃で、準備を終えた参加者達が一斉に帰宅を始めた結果、この大渋滞が引き起こされたというワケだ。……つくづく、反対車線で良かった。

そう思った瞬間、気が付いた。「道の駅かつやま」に行くには、一旦本来の目的地である「河口湖オルゴールの森美術館」を通り過ぎる必要がある。という事は、

戻る時に渋滞にハマるじゃん(汗)。

 

急遽、方針を変更! とりあえず「河口湖オルゴールの森美術館」に入ってしまう事にした。かなり広い駐車場で、案内係もちゃんといる。観光バスが何台も並んでいたりして、結構な観光スポットなのかもしれない。暗くなるまで時間が潰せるのか、と心配していたのだがーー心配無用だった。

Ca390911 入り口の看板。オシャレです。

広い敷地内には幾つかの建物があり、それぞれで時間毎にオルゴールの紹介や演奏、はたまた弦楽四重奏団の生演奏等のイベントがあり、しかも回毎に微妙な変化を加えて、客を飽きさせないようになっている。

Ca390915

一時間毎に行われる、カラクリ人形と噴水のセレモニー。

Ca390918

夜バージョン。

オルゴールだけではなく、「自動演奏楽器」というくくりで幅広い展示物があり、本来客船「タイタニック」に搭載されるはずだったが制作が納期に間に合わなかったが故に生き残った、「タイタニックモデル」の自動演奏楽器の歴史などを知る事もできる。

スマン! オレはオルゴールを侮っていた!

そう言いたくなる位、暗くなるまで思い切り楽しんでしまった(爆)。

Ca390921

夕闇が迫る富士。

Ca390922

コレが自慢の(?)、イルミネーション。

渋滞はいつまで続くのかーーと心配していたのだが、17時を過ぎるとほぼ解消されていた。後の問題はどういうルートで帰るのか、という事なのだが……。

ま、道志みちですな(笑)。

東名高速よりも、安全確実な下道を選ぶ。妙に速いレンタカーヴィッツに引っ張られるようにして、気持ち的にはアッという間に道志みちを駆け抜ける。

国道との合流を右へ。しばらく行くと、宮ヶ瀬湖方面への分岐があるのだがーー。

「行ってみない? 宮ヶ瀬」

と、rikaが言うのである。宮ヶ瀬には毎年12月にクリスマスツリーを見に行っているのだが、今年はいつからやっているのかそれが分かるかも、というのだ。

このまま国道を行くよりも、土山峠経由の方がクルマが少なくて、楽しいかもしれない。

そういう思惑もあり、宮ヶ瀬方面に向かう。道の脇に立て看があったのでストップして見てみるとーー。

『開催日 11月29日〜』

って、もうやっているのか(驚)。

ーーというワケで、


Ca390926

寄ってみた(笑)。


いやまぁ、せっかくですから。


それにしてもこの日は11月最後の週末の、日曜日の19時半。

Ca390925


人が少ない!


クリスマス近辺になると15時位から深夜まで、周辺の道路は地獄のような渋滞になるのだが、この日は渋滞など一切無く、rikaなどは

「もう少し人がいた方が雰囲気あるのになぁ」

などと、無い物ねだりを始める始末。

ちょっと驚いたのは、昨年に比べて格段にイルミネーションの数が増えている事。色も華やかになったような気がする。宮ヶ瀬も頑張っているんだなぁ。

Ca390928

今年は橋もライトアップ。キレイです。

毎度お馴染み、田口商店で豚ジャーキーとカルビをパク付き、ホットワインと甘酒で〆る。本当はホットワインだけでも良かったのだが、客があまりおらず売れていないからか、例年に比べてワインの味がかなり濃く、下戸にとってはキケンを感じた為、急遽甘酒を導入したのだ(爆)。

ちなみに、今までもそうだったのか分からないが、クルマで行った人は駐車券を見せると、メインブースでホットドリンクが1杯無料で貰える。しかし、メインブースにしかその案内は書かれていないので(爆)、これからクルマで行かれる方は、駐車券をしっかりと持っておく事をオススメする。

僕は財布の中を探しまくった(汗)。

200、300円が無料っていうのはデカイですよ(笑)。

これにて、朝から晩まで遊びまくったツーリングは終了! 渋滞にはまる事も、遅い車に悩まされる事も無く、快適なオープンドライブを楽しむ事が出来た。



……ところで、何故タイトルが「Last touring」なのか。薄々気付かれている方もいるかもしれないが、

カプチーノを手放す事にした。

それ故に、今回はカプチでなければならなかったのだ。手放す理由は色々あるのだが、イイワケがましくなってしまいそうな気もするので、ここには書かない。

僕が手に入れてから6年、その間の走行距離、約51,000km。今回の走行距離、約350km。

カプチーノよ、長い間、どうもありがとう。

Ca390908 peper moon駐車場にて。逆光でヘンになってしまった(汗)。


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2008年12月 2日 (火)

Last touring -富士山周辺の旅 前編-

先週末の土曜日は天気が良かったものの、所用をこなすだけで一日が終わってしまった。

引っ越し後のドタバタも終息し、余裕も出てきはじめたこの頃。


「(どこかに)行かねばなるまい」

と考えるのも無理無からぬところ(?)。手段は自転車ではなく(汗)、お馴染みカプチーノ。実は、カプチでなければならない理由があった。その理由は後に話すとして、日曜日。本当は6時に起きて7時出発したかったのだが、ベッドの中でもがいている内に6時半になってしまった(爆)。

慌てて準備をして、7時半に出発である。目的地は富士五湖の一つ、河口湖近くの「紅葉台」! 既に紅葉の時期は過ぎているだろうが、とりあえず行ってみんべぇ、という事なのだ。

Ca390892
久々の遠出となる、カプチーノ。


いつもなら迷わず道志みち経由……となるのだろうが、この日はゼータクに東名を使う。時間をカネで買うのだ(爆)。それも理由の一つだが、今回の目的地が河口湖だから、という事もある。

山中湖から河口湖への道は、かならず渋滞するのだ。だったら高速を「富士IC」まで行き、朝霧高原の気持ち良いルートを走って行こうではないか! ーーという事なのである。

日曜日という事もあるのか、クルマの数はそこそこ多いものの流れは順調。足柄SAで朝ご飯をかっ込み。富士ICから西富士道路へ。うーん贅沢だ。流れは順調、気分も上々。何より天気がサイコー! なのである。後で聞いた話だと、滅多にないような素晴らしい天気だったようだ。南アルプスの山々や、冠雪した富士山の、その雪がツルッツルに凍っているのまでクッキリと見える。


国道を避けて県道を進み、上九一色から鳴沢に出る。森の中は、既に葉が落ちた後。枯れ木も山の賑わい、という言葉がピッタリくる状態。密かにまだ紅葉が残っているのでは……などと期待していたのだが、さすがに遅すぎたようだ。

ここまであまりに順調に来過ぎてしまった為に紅葉台の場所を調べるヒマが無く(笑)、とりあえず記憶に残っていた「道の駅なるさわ」に入る。この時点で、午前10時半。食事休憩込みだと、まぁこんなモンだろう。

Ca390896
道の駅より富士山を仰ぐ。雪が凍ってテラッテラしてます(笑)。


ここで、紅葉台が反対方向である事を調べて(笑)、そちらへ向かう。県道への分岐を過ぎてすぐに、「紅葉台」という表示が目に付いた。とりあえずクルマで行けそうなので進んでいくとーー、



突然道がダートに!


緊急ストップである。そこには「紅葉台レストハウス」という売店があり、丁寧に「ハイキングご案内いたします」とあったのでコレ幸いとおばちゃんに訊いてみると、

「クルマで行けない事もないけどねェ」

丁度その時、オープンにした白いロードスターがゆっくりとダートに向かっていった。ロードスターが行けるならカプチーノだってーーと一瞬思ってしまったが、ここはrikaの希望もあり、歩いて紅葉台に向かう事にした。

「見所は三カ所あってだネ、最初のトコまでは15分、一番上の展望台までは、35分ってとこだネ」

うーむ、さすがに片道30分以上はどうなんだ……と思ったが、とりあえず行けるところまで行こう、と出発! スイスでハイキングもしたし、最近今更ながら漫画「岳」にハマっている事もあって、ヤル気であった(笑)。


「Climb on!」